※こちらの記事は、最近私のYouTubeでもアップしました。コメントもみれますので、動画の方もおすすめです。
西洋人(白人や黒人)にも一重瞼がいる理由と、日本人似ている民族
世界中の人たちの顔を観察していると、世の中にはいろんな顔の人たちがいるのだなと思ったりする。日本人でも目が小さい人もいれば、目がおっきい人もいる。ように。
という日本は遺伝子レベル語ると、他の国よりも雑種(ここでの意味は、ハーフやクウォーター)だということは日本人の間ではあまり意識されていないように思う。
日本でもたびたび話題になる弥生人(一重瞼)と縄文人(二重瞼)。これは以前もブログで紹介したけれども、
実際は、大きく分けて弥生人と縄文人というだけで、最近は弥生人には二種類いることが判明したことや、日本人のハプログループが多様化しており、韓国人みたいな顔つきの人もいれば、東南アジア、中東(インド含む白人寄りの顔)など、多種多様であることがわかってきている。
「韓国人とは違う?日本人にある遺伝子、Y染色体(父系)とミトコンドリア(母系)「ハプログループ」を調査。あなたは、どれに当てはまりますか?」
で、私が思うに朝鮮半島に住む韓国人や、中国大陸の90%を占める漢民族は人口の割には日本人ほど顔が多様ではない気がしている。
で、白人の住む欧米エリアは、人の行き来が激しく、混血が進んでいる。特にヨーロッパよりもアメリカ本土。アメリカ本土よりも中南米の国々などのほうが異人種間で結ばれることが多い。それはその国の人種構成率の数字に出ている。
そう、白人にもいろんな種類がいたりするということだ。けれども、この記事で話題にしようとしているのは混血による白人の一重瞼ではないということは先に言っておこう。
その前にまず、日本人や韓国人にも似ている民族を紹介していこう。
①韓国人のように一重瞼を一定の割合で持つ民族
おそらく日本人が思い浮かべる一重瞼の国籍または民族と言えば、日本・韓国・中華圏、一部の東南アジア人だと思ってはいないだろうか。
それ以外の国、たとえば欧米諸国のような白人国家や、アラブ諸国、アフリカ諸国はみな目が大きいと思っていると思う。
けれども実際はもっと深いのだ…。
Reference Site
https://en.wikipedia.org/wiki/Epicanthic_fold
ここではアジア地区の説明は割愛。驚くのはアフリカにも一重瞼の人たちが一定数暮らしているという部分である。
サン人、マダガスカル人、ナイル人、ベルベル人など。ちなみにベルベル人は日本人にも似ていると言わることがある。
そして日本人からすると白人はみな一緒に思えたりするものだけれども、白人の中にもいろいろな種類があるということは以前も書いた。
「白人には何種類ある?北欧系、南欧系、中東系、インド系、アフリカ系を比較」
このように北方に行けば行くほど目は小さくなり、彫が浅くなり、鼻も小さくなる傾向があるのは東アジアと似ているのかもしれない。
②スカンジナビア人に見られる一重まぶた
まず、この写真をみていただきたい。
この男性、スウェーデンのイェンス・ビッグマルクさんという、アルペンスキー選手なのだけれども、目がとても小さく、まるで韓国人の平均的な目くらい小さいのだ。
このジェンスさんは、サーミ人というスカンジナビア半島(フィンランドを除く北欧の中心部)に昔から住んでいる民族である。サーミ人には、このように生まれつき目が小さい(欧米人に比べてとても小さい)人たちの割合がものすごく高いと言われている。→日本人の平均的な目より小さいと思いませんか?
「裏の北欧人「サーミ人」や日本の「アイヌ民族」は、白人と東アジア人のハーフ?が話題になっていた件【海外の反応】」
そう、このサーミ人のほとんどの人たちが、内眼角贅皮(単に一重瞼の意味)なのだ。これは蒙古ひだ、蒙古襞(もうこひだ)ともいわれるもので、日本人にも結構多い。
もっと簡単に言うと、上眼瞼(上まぶた)が内眼角(目頭、めがしら)を覆う部分にある皮膚のひだ。のことで、さらにわかりやすく言うと、一般の白人のように瞼の上の彫が深くなっている感じではないのだ。
なので、こういうサーミ系の白人は、東アジアなどのモンゴロイド系の人たちにも、人気なのかもしれない。と私は思う。少なくても彫の深い白人よりは、親近感を覚えるのは間違いない。
ちなみに、サーミ人って、北欧の中でも一番北のほうに昔から住んでいる民族で、もしかしたらグリーンランドとの関連性があるのかもしれない?と私は思ったりもする。
けど、このイェンスさんの場合は、明らかに白人顔だ。何がそう思わせるのか?と言われると、顔の骨格ではないだろうか?けど、目元は東アジア人と同じモンゴロイドという感じでまさにハイブリッド。
それにしても、とてもエキゾチックである。ちなみに、グリーンランドと北欧の北部は地球儀で見ると、非常に近いということも覚えておこう。
「なぜ、グリーンランドの【イヌイット】は日本人に似ているのか?」
②アフリカに見られる一重まぶた
今度はアフリカの黒人。黒人と言っても大きく二つに分けられるけれども、アフリカの場合、ネグロイドの黒人が多いのが特徴。一方、インド南部~東南アジア南部~太平洋諸島(ハワイに至るまで)は、オーストラロイド人種の黒人が多い。
「黒人には10種類ある?ネグロイドと、オーストラロイドの違いと、世界に散らばる黒人」
知ろうとしないだけで黒人もかなり種類が多様化している。で、上の写真は、サン人(コイサン人とも呼ばれる)なのだけれども、アフリカの黒人というよりは、フィリピンなどの東南アジアにもいそうな気がする顔なのだ。
サン人は、我々多くの人たちが想像するネグロイド系の黒人の顔とはちょっと違う気がしないだろうか?
そう。目が一重。実際、多くの黒人はビヨンセなんかを見ても分かると思うのだけれど、目がまん丸い二重なのだ。
けれども、
南部アフリカに住むサン人の間では、内眼角贅皮はありふれたものであるそうだ。ちなみに、写真はアフリカのナミビアで撮影されたサン人の少女。
③一重まぶただと若く、幼く見えるわけ
面白いことに、この内眼角贅皮がある人ほど、若く見えるようだ。つまり子どもっぽい幼い顔に見えるとうことである。
この理由ははっきりしていて、もともと欧米人も、胎内では内眼角贅皮が発達している。というのがポイントで、この特徴が成長する過程でどんどん消えていくからだ。
つまり欧米人の赤ちゃんでも、一重瞼というより、成長したときよりも目の彫が深くない。なので一重まぶたは、赤ちゃんを連想させるのである。
ということもあってか、最近は欧米でも一重まぶたにする化粧がトレンドの一部になっている。その代表例が、アメリカでレディガガと並ぶくらい有名な、ニッキー・ミナージュではないだろうか。
レディガガが真ん丸い目なのに対して、ニッキーの目はまるでキツネのように吊っている。黒人でありながらこういう目を持つこと自体、かなりエキゾチックであり、セクシーアピールのひとつになっているのだと私は思う。
ちなみに彼女の狐のような一重瞼の目元+口元がデカく清潔な女性は、最近のアメリカ人女性の憧れ的なスタイルかもしれない。(日本は逆で目元にお金をかけ、口にはお金をかけない。特に口の中…)
④世界における一重瞼のイメージが変わった理由
こちらの記事でも書いたのだけれども、今まで東アジアのような顔は、あまり美の対象とはなってこなかった。
「西洋人VS東洋人。個性、身体的魅力、スタイルを比較した動画が面白い【海外の反応】」
けれども、アジアにおける経済の向上により、現在は欧米とも対等になれるくらい富がアジアに流入している。ということもあってか、このエリアにおける人種に対しての評価が以前に比べて世界レベルで高くなっているのではないか?と私は思っている。
その一つとして、中東などのアラブ地域などでも韓流ドラマが流行ったことである。また中南米にも意外にも韓流ファンは多い。
考えてみれば世界の人口は白人よりもアジア人が多いのだから、その中でモテはやされている人種、国家に目が行くことは自然とも言える。
特に東アジアは、IQ(知能指数)や、HDI(人間開発指数)なども欧米と同等。IQに関しては上。であったりすることは、あまり日本人の間では知られていない。
「人種、国家間における知能指数「IQ」格差と、「IQ」「EQ」の違い」
先端を行っている人種と交わりたいと思うのが、普通の考え方だと思うので、もしエジプトやモロッコ、コートジボワールのような国が現在世界レベルの超先進国で、白人国家が発展途上国だとしたら、おそらくエジプトなどアフリカ人がある意味、美のスタンダードになっている可能性が高いと思うのだ。
つまり外見というよりは、美とは内面からくる部分も、こういう意味ではあり得るのかもしれないと思う。
とはいうものの、現在でもアメリカでは黄色人種に対する差別があるのも確かである。差別用語として、黄疸(jaundice)→顔の色が黄色くなる病気。というものがあり、やはりこういう言葉はいまだに使われているようだ。
⑤一重まぶたの日本人は、白人からはダウン症に見えるは本当?
一方、白人からすると、白人の一重瞼や、彫が深くない顔は、差別とまではいかないが、見下しの対象になる気がする。
特に英語圏では、一重瞼のモンゴロイド(日本人、韓国人、中国人)がダウン症にみえるらしく、以下のように、
ダウン症とモンゴロイドの違いは何ですか?という無知な質問をする者もいる。
What is the difference between down syndrome and mongoloid?
というのも、肌の色レベルで言えば、日本・韓国・中国には白人よりも白い人って結構多く、白人からしても、白く見える。けれども、骨レベルで言えばやはり骨格が違うため、肌は白くても白人には見えない。
そこで、何に見えるか?というと、白人のダウン症にみえるのだというのだ。確かにダウン症は顔の彫が深くないように見えるので、日本人で白人のように肌が白い人は、ダウン症か、子供のまま成長が止まってしまった病気のように見えるのかもしれない。
※ダウン症は、顔の中心部のみが成長しなく、周りは成長するので目が吊って見えたり、鼻が低いままであったりするそうだ。
で、白人の場合、たいてい鼻が高く、目がまん丸い系の二重瞼で、顎がシュっとしているのに対して、日本人などのモンゴロイドは全く正反対なので、そのようにみえるのかもしれない。
けれども、グローバル化は進んでいて、イラン人のように鼻を低くする整形をする白人もいれば、韓国人のような韓流男性に憧れて一重瞼にしてしまう白人男性もいて、いろんな人がいるものだなと思ってしまう。
一方、韓国ではせっかく西洋人から評価されているシッカリした顎を削ってしまうケースも後を絶たない。(私はしっかりと下あごが好きだ)
「韓国人の整形前と整形後の写真が話題に。エイリアンみたいという声も。韓国では顎ラインを細く、西洋ではシッカリが人気の基準?【海外の反応】」
⑥白人とアジア人の中間が、ロシア人?
最後にロシア人について書こう。ロシア人は白人の世界でもかなり微妙なポジションにある。プーチン大統領を見ても分かるのだけれども、顔の彫がそれほど深くないこともあり、白人扱いされないことがある。
無論、ここは経済力とか思想などの面で、西側のヨーロッパとは全く違う人たちと考えられているという部分もあるけれども…。
また一番面白いのは、白人の世界で一番人気のある女性が、ロシアやウクライナなどの、顔が薄いエリアだということかもしれない。
それにもかかわらず、このエリアの女性は、日焼けをするスタイルを好むというのも面白い。理由は簡単で、北欧やロシアなどでは年間を通して太陽に当たれる時間が少ないので、日焼けすることで、地中海などのリゾートに行くだけの経済力があるとみなされるからだろう。
女性の場合、異性を惹きつけようとするのと同時に、同性の中で美を競い合う習性があることも忘れずに…。
⑦今以上にモンゴロイドが活躍する時代の予感
最近はモンゴルや韓国などの一重まぶたの人たちがヨーロッパやアメリカのモデルに登場するというようなことが増えている。日本人が欧米で活躍する場合も、日本ではあまりかわいい!とされないような顎がしっかりして目がシュっとしている女性であることが多い。
男性であればモンゴル人や韓国人、
女性であれば、中国人などのモデルが最近は正解で活躍しているのではないだろか。その中でも、私個人的にはツングース系の女性は欧米受けが良いと思う。
「なぜ日本人にソックリ?「ツングース系民族」の顔が西洋でモテる理由」
両者ともかなり骨が欧米人以上にしっかりしていてゴツイ。( ´艸`)こういう骨のシッカリした女性は、生理的にも惹かれる人が多いのかもしれない。
なので私はカルシウム摂取量が先進国の中でも不足している日本人には、よりバランスのあり、カルシウム豊富なものに意識を持って行ってほしい。
というのも、モンゴロイドの女性は特に骨密度が世界の人種よりも少なく、老後骨粗しょう症になるリスクが高いということが分かっているからである。
なのでアンチエイジングで肌(外側)を若く見せるよりも骨を優先させることのほうが重要だと私は思うのである。
⑧白人が「内眼角贅皮」になる理由
白人で、内眼角贅皮を持つのはごく少数派。上に挙げたように、特にサーミ人(北欧の先住民族でモンゴロイドと関係している)や、東欧のインド・ヨーロッパ語族に属さない言語系統を話すフィンランドやハンガリーである。またソ連時代に人種が多様化したロシア。
北方に住む白人に内眼角贅皮が多い。
これは後天的なものというよりは、DNA、つまり先天的なものが大きいと思われる。
ちなみに以下は日本人に似ていると言われている民族や国籍リスト。
「意外に知られていない、日本人に顔が似ている民族・国家 TOP10」
今後もこの研究は進んでいきそうだ( ´艸`)
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