多言語話者として現在海外の拠点から英語と複数言語を教えさせていただいているMULTILINGIRLです。twitterなどに動画(日本語以外の6言語を話している)も載せていますので気軽に絡んでください('ω')ノ
twitter→@_multilingirl_
さて、現在、日本のテレビで活躍しているような人たちでも、海外を拠点として活動をしている人は結構多い。例えば、元XJAPANのYOSHIKIさんもその一人でロサンゼルスを拠点として何年も日本とLAを行ったり来たりしている。
①ガクトの韓国語
あまり何を言っているのか分からない。というよりも、発音がクリアではない。けれども、この映像を見る限り、会話の文法を把握しており、悪くないレベルだと思う。そして、私が聞いても彼が何を言っているのか分かり、特別何かをずっと見ているわけではないという部分も、韓国語をきちんと勉強したことがあるということがうかがえる。
途中で、何を言うのか忘れてしまったのか、思い出せないのか止まってしまった部分があるけれども、なんとか誤魔化し乗り越えているテクニックが、さすがという感じ。
外国語を話すときって必ず言葉に詰まるときがあるのでそこをどのように逃げるというか、繋げるのかということをガクトは知ってるのだろう。( ´艸`)
しかも、ガクトは日本でもともとのキャラが声低い系なので、それを韓国語を話すときにも保つというのは、かなりの技である。
新しい試みなので、この動画を見る限り、緊張もしているように見えるし、自分でも何を言っているのかわからない状態になっているような感じに陥っている気もする。
けれども、ガクトは韓国語が専門という立場でもなく、そのほかにも英語は中国語、フランス語も話せるということを考えれば、十分なレベルだろう。
少なくても、このような場面で、韓国人と一緒に韓国語を話しているくらい度胸がある。そして、恐れている感じもなく、さすがという感じである。
ちなみに韓国語を話す芸能人は、意外にも多く、以下リストを作った。
「韓国語ができる日本人の有名人(一部の韓国在住、在日朝鮮人・韓国人を含む)TOP20」
②ガクトの北京語(中国語)
台湾で放送された中国語のインタビュー。(台湾の国語は、中国大陸と同じ北京語方言をもとに整備した言葉なのでほぼ同じ)
このインタビュー動画は、カット場面などあり、おそらく何かを読んでいるような感じもする。発音自体は非常に綺麗なのだが、声調がちょっとぎこちない気もする。
ちなみに、この北京語は台湾の発音にも聞こえる。サングラスをかけながら話しているので、あまり緊張感が伝わってこないのも、また面白い。
そもそも日本人が台湾人に対して北京語方言で話すということ自体、凄いこと。しかも、かなり知名度のあるガクトがそれをやってしまったというね…。
ちなみに、中国語は少し慣れてしまえば、漢字が頭の中に浮かんでくるので、それを読んでいくだけの作業で大丈夫。英語と違って、そこまで全く別の言語を頭の中で構築する必要がないので、それほど難しいとは言えない。
中国語で難しい部分は、声調の一つ一つを暗記することがメインであり、また英語を覚えてしまった人にとっては、英語と全く違う語順(実は中国語は英語と日本語の語順をミックスさせた感じ)などが、課題になると思う。
それにしても、ガクトの中国語の発音はきれいだと思う。
韓国の大学で中国語のクラスをとったこともあったが、そのときのクラスメイトだった韓国語訛りの中国語よりはよっぽど洗練されているし…。
ちなみに、ガクトは、台湾語(ここでいう台湾語は台湾の北京語)を仕事を通じて勉強したと言っているが、先生もつけたのではないだろうか。またこういうセリフの部分だけ、前日に先生付きでコーチングしてもらったりとか…。
なぜなら、この台湾のファンに向けたメッセージ一つで、お金が動くくらいの影響力があると思うのでね…。
本人は、必死に、本などを読んでその時に必要な言葉などを習得したと言ってるけど…。
いずれにしても、音楽活動もやりながら、外国語もできるとは尊敬。おそらく、この方は、努力家なのだろう。
日ごろの活動からも、その努力は伝わってくるし、よく、外国語を完ぺきに話そう!と考えすぎて挫折する人が日本人には多いのだけど、そういう完璧さを感じなく、また自分の覚えたものを、即座に使える!というような、技がこの中国語から見て取れた。(*´ω`*)
ちなみに、最近台湾で中国語を話して自らをアピールする日本の芸能人が増えてきた印象がある。以下にまとめた。
「意外に中国語が話せていた有名人(挨拶レベル含む)や中華圏で活躍中の日本人 TOP30」
③ガクトの英語
※動画は削除されてしまったが、以下の動画を見たコメントは残しておく。
英語はちょっと怪しい…?っていうと、よくいる誰かの英語をバカにするようなコメントにも見えるが、明らかに、上の韓国語や中国語に比べて緊張しているというか、疲れきっているという感じがする。
この気持ちは、多くの芸能人が感じるものと同じだ。なぜなら英語は、上がり下がりのあるストレス・タイミング言語なので、
「プロソディ / 発音 / アクセント / イントネーション (抑揚) / ピッチ。これらの意味の違いと役割」
中国語や韓国語のようなシラブル・タイミング言語のように、一つ一つを発音しない。つまり、日本人にとっては、英語を読むことは簡単でも、流暢に話しているように見せかけるのは、結構大変なのだ。
そのためか、上にある韓国語や中国語のように、あの独特の低い声を出す余裕すらないように思える。でも、発音はとってもきれい。
で、もう一つ動画を発見w
こちらは動画では、英語を話している部分が、一番最後の部分にある。→5:15あたりから、日本語で、ネスカフェの香味焙煎をアピールするコメントをいつもの低い声でやってのけた後、
5:50 →「続いては何語でアピールしていただけるのでしょうか」という、質問の後に、「英語で…」とガクトが言う。
しかも、削除された動画の時に比べ、イントネーションが格段に向上していて、よりえいごらしい英語になっているのが、まさしくYOSHIKIと同様に、英語の改善に動いた証拠であり、努力がであることが伝わる。
動画を見る限り、英語の部分も含めリハーサルはしたという感じだが、彼が英語を話すうんぬんというよりも、今もなお、努力している部分などがガクトに対する好感に繋がっているのではないかと思う。
それにしても、あの独特な日本語の低い声を英語でもしている姿、、、一体、あの低い声を維持しているのかと気になるね…。
イントネーションも国際音声記号も理解しているような話し方だったので、今後もガクトの英語力は伸びていきそうな予感がする。
④ガクトのフランス語
こちらのCMではちょっとしたフランス語を話してる。でも、そんなにたくさん聞けるわけではないのだけどね。そんな風に、思っていたところ、フェイスブックの友達が以下の動画を教えてくれた。
YouTubeではないため、ブログに埋め込み方が分からない…。よって、以下のURLからご覧ください。
http://www.dailymotion.com/video/xnj9kb_tv-gackt-speak-french-in-saturday-night-chubaw-2009_fun
これでスッキリ。ちなみにこの動画でガクトは下ネタを話している…。(笑)ユーモアがあって、笑いを誘ってくれるので、いいね!
英語やフランス語を話した途端、日本人ってシーンとする傾向があるので、話した後に、そうやってユーモアのあることを言って、まわりの日本人を安心させるというのがスゴ技w
やはり、売れている芸能人は、お金があるので?英語やフランス語を指導してくれる人も存在するのかもしれない。
お金を払えば、矯正してくれる人がいる。そういう環境は羨ましい。というのが私の感想。けれども、もちろんガクトさんの場合、好奇心や努力、そういうものがとても感じられるので、凄いと思っている。
ちなみに、ガクトや中谷美紀さんだけでなく、皇室の方や、芸能界の人にも、結構フランス語が話せる人がいてびっくりした。
以下にまとめてみたよん(^_-)-☆
フェイスブックの反応
田中さん
でた!私Gacktのそういうところが大好きです。ほんとに、超越した努力家ですよね。りょうこさんも。
龍一さん
え!そうなのですか?全く知らなかったですわ!!
市橋さん
確かにGACKTさんの発音は、綺麗ですが、低い声なので、ちょっと聞き取りにくい気がします。でも、彼からは、大好きな音楽に対する強い情熱を感じました。
レッドローズさん
that's great
阪木さん
一つの言語(日本語以外)を習得すると、後はそう難しくないんですかねー。
John
Haha, GACKT. He has some interesting songs, but as a person, to describe him as "a man with a few loose screws" is an understatement...
Tatsuya
ガクトはMALICE MIZER時代にフランスに良くいってたし、過去2度の結婚も金髪美人。語学力高いだろうけどテレビでみえない性格がねぇ〜
武藤さん
youtubeはほんとにびっくりしましたw ローラの英語の発音もいいですよね。
Kobayashi さん
GACKT さんは、数カ国語を操る上杉謙信だったんですね。 尊敬します。
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