多言語話者として現在海外の拠点から英語と複数言語を教えさせていただいているMULTILINGIRLです。twitterなどに動画(日本語以外の6言語を話している)も載せていますので気軽に絡んでください('ω')ノ
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※2016年のデータから、2018年のデータに更新( ゚Д゚)
さて、この記事では、日本人が1年間に受けた外国語の受験者数を書いていきたいと思う。というのも、日本でどの外国語が人気か?ということを調べようとすると、本当に勉強しているんだぞ!と証明できる、検定試験の受験者数をみるのが一番の基準になると思ったからだ。
もちろん中には趣味で外国語を勉強している人もたくさんいる。その典型的な例が韓国語であり、こういう意味では英語の次に人気な外国語は韓国語だとも言えるかもしれないが…。
けれども試験を受けない程度の学習なので、本気の学習と言えないものも多く、やはりこういう意味でも、これから紹介するような受験者数は参考になるのではないだろうか。
ということで以下の順位を見ることで、日本全体では、どの外国語が人気なのか?というのを把握することができるのではないか?と私は考えている。
ちなみに、以下のランキングの中には、一部ソースがはっきりしないものもあるので注意( *´艸`)
10位 アラビア語→500人以下?
日本では、なぞの言語扱いされているのがアラビア語。おそらく受験者数は、500人以下と思われる超がつくレア言語だ。
私が一番力を入れている外国語でもあり、日本ではアラビア語ができるだけでかなり希少価値として人の目に留まるのも、アラビア語を学ぶメリットの一つ。
私の友達でアラブ首長国連邦の金子さんも、アラビア語圏にインスタグラムのフォロワーを数万人抱えていて現地で有名な日本人となっているしね…。
「アラビア語ペラペラ!中東のサウジ、ドバイ(アラブ首長国連邦)で有名な日本人「金子家暢」「鷹鳥屋明」「Reo Ishikawa」の生き方がイケメンすぎる件」
で、日本では500人以下とされるこの謎の言語ではあるが、実は英語の発祥地でもあるイギリスでは、スペイン語に次いでイギリスの将来にとって有益な外国語の2位に選ばれている。つまり、国が変われば、需要のある言語も変わるということ。
「イギリスで将来、重要になる外国語 TOP10(ブリティッシュ・カウンシル発表)」
その理由は、2050年前後に世界の宗教人口におけるキリスト教の人口がイスラム教徒逆転する可能性があることや、北アフリカ・中東エリアの経済発展が活発化することなどが挙げられると思う。
また、アメリカでは常に政府関係職に就くのであればアラビア語が話せるというのは非常に有利と言われているほど、重宝される希少人材と認知されている。
Top 14 Reasons Why It Is Important To Learn Arabic
日本の場合も、警察庁警備局国際テロリズム対策課みたいな、カッコいい職につけるチャンスもある。(最近は募集しているのかな?)
アラビア語自体できる人が日本にいない中、世界でのアラビア語需要はかなり伸びている一方、需要はあるけれども、小池百合子先生レベルくらいまで、かなり上級レベルにならないと収入を得る手段としては、使い物にならないと思ったほうがいいかもしれない。
現在私はアラビア語を勉強中で、ユーチューブでアラビア語スピーチも公開している。(めちゃくちゃ下手だけどねぃw)→けれども、私は必ずこの言語をある程度響きの良い発音で話せるように頑張ってみせますわ…( *´艸`)/
※アラビア語は受験者数が少ないため、いまだに1級と2級の試験は行われたことがない模様。現在HPを見る限りでも、3級合格者が増えた段階で、アラビア語検定2級の試験などを行うようだ。
そんな中、公安調査庁はアラビア語に熟練した人を募集しようと、募集要項に、
ア 難易度の高い文章を理解し,翻訳できる能力を有する者(実用アラビア語検定1級の資格を有する者又はこれに相当する能力を有する者)
http://www.moj.go.jp/psia/2014senkou.html
などと書いてあったが、まだ実施されていないものを誰がとるのだろうか?ということで、多少インターネットでも話題になっていた。
http://www.arabic-exam.org/about.html
9位 ロシア語→1000人ほど
日本でそれほど人気のない外国語がこのロシア語。私もロシア語を勉強しているのだけれども、ロシア語を勉強していると日本人に言うと、「え!?」と、ちょっと笑われる。なんか、ウケ狙いとか、人を笑わせる効果がロシア語にはあるようだ…(;^_^A
※意外と日本人ってロシアについて何も理解していない。私にとっては新天地なのだけどね…。
ちなみに、アラビア語やってますって言うと、ほぼ100%日本人の反応は、「え!?スゲー!」みたいに関心というか、尊敬の目で見てくるのに対して、ロシア語は、地味な言語勉強してるなぁ。みたいな目線…。
おそらく、ずいぶんマニアックな部類の言語に入るのだろうね…。また、ロシア語と言えば、白人姉ちゃんの大好きな一部の日本人男子が美女を追いかけに学ぶ言語というイメージもある。
そんなロシア語もソ連が崩壊する前までは、日本でもかなり人気があったそうだ。というのも、戦後、アメリカとソ連(現在ロシア)の二大国が、現在のアメリカと中国のような感じだったので。
上のマニアックなのとは裏腹に、国際宇宙ステーション (ISS)の共通言語のひとつはロシア語とされている。これは、宇宙産業でいまだにロシアの力が強いということを示している証拠だろう。
なので、収入を得るという意味でのメリットで言えば、イタリア語よりも、ビジネスとしての需要はあるのではないか?
そういう意味では、なぜロシア語がこれだけの人しか学んでいないのか?と疑問に思えたりもする。もしかしたら、日本人はロシアのいい部分に気づいていないのかもしれない。
ロシア語をもっと学んでいる人が多くてもいいように思えるのは、私だけか?ちょっと、あまりにも受験者数が少ない気がするね。
せめて、韓国人の若者のようにもっとロシアに足を運んで自分の目で見てきてちょ。とも言いたい。
「日本人も韓国人のようにロシア極東「ウラジオストク」と「ハバロフスク」に行くべき理由 TOP10」
Reference Site
http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/67.pdf
http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/68.pdf
8位 インドネシア語→3304人ほど
ここ最近ジワジワと伸びてきているのがインドネシア語。少なくてもロシア語やアラビア語などの国際言語よりも人気があるのは、日本企業のインドネシアに対する投資が活発していることや、アセアンの半数の人口がインドネシア語話者である点も考えられる。
また、何よりもインドネシア語はヨーロッパの言語のように格変化がなく、なおかつ発音が日本人にとっても容易(母音と子音の組み合わせがスペイン語に近く、海外でもアラビア語とスペイン語は同じように聞こえるという、スペイン人にとっては屈辱なスレッドも上がっていた…w)
Do you think Indonesian language sounds like Spanish?
それはさておき、なぜインドネシア語を学ぶ人がこれまでにもないくらい増えているのかと言えば、2050年、日本のGDPとインドネシアのGDPは同等、またはインドネシアのほうが少し高くなり、なおかつ、インドネシアのほうが若い人たちの人口が多いので、将来的な商機に向けて勉強をする人が多いのだと思う。
もちろん今もインドネシアの市場は広いので、インドネシアが好きであちら側に住むのであれば、非常に有用な言語である。
また、私もインドネシアに数ヶ月住んできたが、日本とは比べ物にならないほど国土が広く、民俗も多様性なためか、非常に楽しんで学べる言語である。
私はジャカルタではなく、第二の都市スラバヤで数ヶ月過ごしたが、私がイメージしていたのとは違い、かなり発展していた(富裕層も一定数いて、日本人の平均よりも都会的な格好をしている)
「ゴミが皆無?インドネシア第二の都市「スラバヤ」に一ヵ月住んでみた感想 TOP10」
もう一つ。インドネシアには1000万人ほどの中華系インドネシア人が住んでいて、彼らの容姿は一般の日本人の平均よりも肌が白い人が多かったのも非常に意外だった。(これはネットで探しても分かり得ない情報だった)
「ヒエラルキーの頂点?差別され、虐殺され、インドネシアで怯えながら暮らす華人・華僑「中華系インドネシア人」に関する疑問 TOP10」
私がやっている以下のサービスも申込者が結構多いので参考にしてみてね(^^♪
「格安!インドネシア語3ヶ月限定。一名だけ!1ヶ月たったの5000円!で「頻出100フレーズを完全に覚えていただきます」→言えるまで無制限サービス」
Reference Site
https://www.i-kentei.com/peserta/data/index.html
7位 イタリア語→3600人ほど
イタリア語ってロシア語より人気なのが不思議。日本人って、あんまりよく知らないイタリアのことを無条件で好き!っていう傾向があるかもしれない。イタリアでは日本人は少し小バカにされることもあるのに…。(;^_^A
「お前ら、夢の国だって勘違いしてない?日本に住まないほうがいい10の理由【イタリアの反応】」
それはいいとして、イタリア語の発音はとっつきやすく、またイタリアはヨーロッパでもローマ法王のいるバチカンがあったり、日本人の舌に合うイタリア料理、ヨーロッパの中でも家庭を大切にする暖かさのある国なので、学んでいて損はしない言語だ。
特にイタリア料理やイタリアブランド系のアパレルなどに携わる人であれば、イタリア語を勉強して間違いないと思う。
また日本では、フランス語やイタリア語は、話せるとかっこいいイメージのある外国語ランキングで上位なので、かっこつけるためにイタリア語を学ぶのも、一つの手。
イタリア人と話すためでなく、イタリア語を少しかじって、自分のブランド力を上げてみるとかね( ´艸`)
6位 スペイン語→8000人ほど
残念ながらスペイン語の受験者数に関しては、日本スペイン協会主催のスペイン語技能検定でも、DELEスペイン語検定のHPでも非公開になっている。
けれども、スペイン語教室で有名な「サイタ」の記事によると、およそ8000人ほどと書いてあり、イタリア語よりは多く、そしてドイツ語よりは少ないと想定していたので、私の予想とだいたい一致している。
スペイン語は南米を始め、アメリカに住む3000万人以上のスペイン語ネイティブにも話される言語なので、今後出生率が高いこともあり、スペイン語はますます伸びていくだろう。
上の記事にも書いたが、アメリカを中心にエンターテインメント産業、製造業などでこの言語の力がもっと増すと思う。
また、スペイン語を話される国にはアルゼンチンやチリなど、比較的ヨーロッパの水準に近い国々もあるので、日本脱出したい人は、日本の真裏にあるアルゼンチンなどに現実逃避に行く楽しみもできるので、スペイン語は楽しく学べるだろう。
あと、スペイン語話すときって皆明るい顔してるしね。(日本人にとっては健康増進の言語になるかも)
5位 ドイツ語→1.1万人ほど
私がこの記事を始めて作成した2016年12月の調査では、ドイツ語学習者は年間、1.3万人ほどだった。けれども、2019年6月に編集を入れている時点で、かなり減っていた。
2018年時点では、11219人。と、1500人ほど減っている。
ちなみに、2009年は、13859人だった。やはり緩やかに減っているね。その理由に、スペイン語の台頭があるのかもしれない。
けれども面白いのは、ドイツでは日本語学習者がフランスよりも割合的に少なく、日本語とドイツ語を両方操れる人材が、結構希少だったりする点である。
「日本語は何位?アメリカ、フランス、ドイツ、ロシア、インドにおける人気外国語 TOP5」
こういう意味でドイツ語はヨーロッパに話者数が多いだけでなく、使える人材としても活躍できる可能性がある。
特にドイツには大企業が多く、他のヨーロッパの国々に比べ会社が多いので、雇用されたいと考えている人はドイツ語と英語をきっちり勉強することでチャンスが広がる可能性も十分にある。
http://www.dokken.or.jp/about/data.html
「ドイツ語を勉強するメリット、需要、重要性」
4位 フランス語→2.4万ほど
この記事を書いた2016年は、2.6万人だったが、2018年には2.4万人に少しだけ減っていた。とはいっても、10年くらいのデータを見ていると、数百人くらいの上がり下がりはあるものの、フランス語は何年も安定してこの数字を保っている。
フランス語といえば、世界の機関を集まっているフランス・ベルギー・スイスなどで使えるほか、国連の言語としても英語に次いで優先される言語である。
ということもあってか、フランス語の人気は20年以上、受験者数が増えたりも減ったりもしていないという不思議さ。
20年以上→これが日本ではフランス語が1番人気だという証拠になる。(中国語や韓国語派最近上がっただけ)
日本人ってなんでこうもフランスが大好きなのだろうね…。
また、英語は義務的に勉強する感じがあるけれども、フランス語は自ら進んで勉強している人が多いと思う。
とはいっても、実際フランス語は日本人にとって発音しやすい言語である。英語のように上がり下がりのイントネーション激しくなく、中国語のように声調があるわけでもなく、フランス人は日本人のように話すときの声も小さいので、英語や中国語のようにうるさく話したくない人にはお勧め。
http://apefdapf.org/dapf/presentation/statistiques/tendance
3位 韓国語→3万人ほど
TOPIK(韓国語能力試験)のHPから読み取れた情報では、2008年のものしかなかったが、TOPIKの年間受験者数は、6427人で、
https://www.kref.or.jp/img/pdf/count.pdf
春季/秋季と年間二回行われるハングル能力検定では、2019年の春季が、9662人だったので、これを二倍にすると、19324人となり、それにTOPIKの年間受験者数(今はもっと増えてるかも)を合計して、2万5751人。(多く見積もって3万人くらいと予想)
http://www.hangul.or.jp/siken/
韓国語は本当に人気である。それは書店で語学関連を見れば明らかだ。経済規模で何倍もの大きさとなる中国語関連の本に引けを取らない本が出版され、売れている。
また韓国語に関して楽しく書いているブログなどもかなり多い。これはドイツ語やフランス語よりも多い。
日本では中国語はビジネスで使用できても韓国語はほとんど使えない(韓国企業の力が弱いため)のに、韓国語がこれほど人気なのは、韓国ドラマやKPOPなどで、おばちゃん層が学んでいるに加え、最近は特に若い世代に学ばれ始めてきている。という部分もあるかもしれない。
私は2005年くらいに韓国語の勉強を始めたが、当時は、変人扱いされた。今は若い人たちの間では、韓国語=ハングル=オシャレ。というイメージになっているみたいだけどね…。
にしても、現在(2019年6月)韓国に住んでいる私だけれども、こっちに来ている日本人女子はほぼほぼ韓国人男子目当てだね…。と思える場面に何度も遭遇する。(旅行じゃなくて住んでる人ねw)
私が韓国ソウルの語学堂(高麗大学校)で勉強していた時も、そこに通っていた日本人女子のほとんどは、仕事をやめてまで韓国の男子を探しに語学留学にしてきた女子でいっぱいだったからね…(;^ω^)
中には35歳で仕事を辞め、かなりの覚悟で韓国語を学びに来ていたお姉さんも結構いた。
韓国人男性と付き合ってしまうと、日本人男性が物足りなくなるのはわからなくもないけどね…( ´艸`)
「付き合ってみて分かった、日本人、韓国人、中国人彼氏の違い」
2位 中国語→2万人ほど6.3万人
中国語検定のHPによると、2018年に行われた3回分の試験の受験者数を合計すると、2万9935人であった。
またHSK(中国政府公認の漢語レベル試験)の公式ページ(http://www.hskj.jp/)によると、2018年にHSKを受けた人数は、3万4018人となっている。この記事を最初に書いた2016年の2万5904人から、1万人ほど増えていることが判明した。(上の図はHSKの公式サイトによるもの)
中国のGDPは現在(2019年時点)、日本の3倍あり、2050年にはこれが8倍になるとも予想されているので、今後は2030年くらいにかけて、10万人くらい増えていくのではないかと予想される。
「日本、中国、韓国を比較。2016年→2030年→2050年のGDP(国内総生産)ランキング TOP20」
とはいっても、中国語の発音が好きではない日本人も多く、学校教育で中国語をやらされている、または英語同様に就職のためにやっている感の強い言語でもある。
という意味では、韓国語のほうが本当の意味では人気が高いのでは。とも思えたりする。
また、ここ最近、中国へ留学する人が増えている。以下、2015年の資料ではあるが、独立行政法人日本学生支援機構の調査によると、
10位 フィリピン(2692)
09位 ドイツ(2822)
08位 タイ(3183)
07位 台湾(3487)
06位 韓国(4657)
05位 中国(5072)
04位 イギリス(6281)
03位 オーストラリア(8080)
02位 カナダ(8189)
01位 アメリカ合衆国(18676)
となっていた。で何がいいたいかというと、このデータは、いわゆる JASSO(日本学生支援機構) のデータなのだけど、ユネスコも、同じような統計を取っていて、以下のようになっていた。つまり、中国を目指す人は、確実に増えているということなのだ。
(2)OECD等による統計
OECD、ユネスコ、米国国際教育研究所(IIE)等の2014年統計による日本人の海外留学者数を集計したところ、53,197人(対前年度比2,153人減)であり、留学者数の多い国・地域は、アメリカ合衆国19,064人、中国15,057人、台湾5,816人でした。
1位 英語→322万人
これは、もう言うまでもない結果である。日本人のみならず世界の人たちにとっても一番重要な外国語であり、日本では英語、英語ってうるさいしね…。
他の外国語を全部合わせても英語のほうが学習者が多いのは当たり前。とはいっても一つ意識しなければならないのは、英語学習が多い一方、英語を仕事で使えるレベルまで操つることができる人はまだまだ少ないという点である。
例えば100人英語を勉強している人がいれば、5人くらいしかそのレベルまでには達しない。それは義務教育で、学ぶのではなく、学ばされている意識があるからであろう。
一方、そういう英語嫌いの人が韓国語なんかを真剣にやると、1年とか2年くらいで流暢に操れるようになったりする。
私も英語が昔大嫌いで、語学は韓国語から始めた派だ。
また、英検1級の所持者は意外と、東大合格者よりも少ない。日本でも最難関の国立大学である東大。その合格者数は年間3000人と言われている。一方、英検1級のほうは、2013年のデータで、2738名ほど。
https://www.cel-eigo.com/exam/eiken_goukakuten.html
たとえば、英検1級→2014年の1回目の英検1級の受験者数は、8590人に対して、834人が合格。と、東大に比べれば英検1級を受ける人は少ないかもしれないが、数字としては、東大生よりも少ない。というトリビア…( ´艸`)
ちなみに英検1級はTOEICと違い、筆記、面接などがあり、ロジカルに英語を組み立てることが立証されるため、翻訳者として生活していくことが可能である。
http://www.eiken.or.jp/eiken/merit/situation/
一級の取得者数でわかる、それぞれの言語の目的
ちなみにドイツ語の1年間の1級取得者数=245人中40人となっている。
http://www.dokken.or.jp/summary/gaiyou14.pdf
中国語検定の1級受験者数298人のうち、15人。→かなり難関に作られた試験なのか、あまりにも少なすぎる。
http://www.chuken.gr.jp/tcp/data/results.html
フランス語検定の1年間の1級受験者数の723人のうち、77人となっており、ドイツ語がフランス語などに比べ、受験者数が目立つように低い一方、その分野でTOPを目指す割合は、一番高い。こともポイント。
http://apefdapf.org/dapf/presentation/statistiques/tendance
つまり、ドイツ語をやろうと決めた人は、TOPを目指す人が多いとも言えるかもしれない。
マルチンの結論
私が思うに、日本で一番人気のある外国語は、韓国語とフランス語でしょう。この二つはオシャレなイメージが伴っていることや、英語や中国語のように強く発音しなければならないところが少ない点は、やはり日本語を母語としている我々からも、聞き心地が良いと思うのですね。
そういうトレンドやイメージから、この二つの言語が人気なのだと思います。けれども、韓国語とフランス語の違うところは、韓国語は若い人や、低所得者に多く学ばれる傾向があるのに対して、フランス語はそれと対照的な点ではないでしょうか。
あくまでも私の周りの言語学習者の傾向を見ての感想ですが…。(;^_^A
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