この記事では、昭和天皇が1975年に国連にご訪問されたときと、今上天皇が1994年に国連をご訪問されたときの様子を少し観察してみようと思います。この比較をみることで、この時代、どんなことがあったのか?を振り返ったり、アメリカ人の天皇皇后両陛下に対する対応、反応なども観察していきたいと思います。
また近い将来、皇太子徳仁親王も雅子さまと国連を訪れるかもしれませんね。そうしたら、この記事に、徳仁天皇の動画も張り付けていきたいと思います。それぞれ様子が違っていて、面白いかもしれません。
昭和天皇(裕仁)→1975年
こちらは、1975年に国連本部をご訪問された昭和天皇と香淳皇后の国連訪問の様子。ジェラルド・R・フォード大統領とベティ・フォード夫人がお出迎え?
残念ながら、昔のアーカイブということもあって、音声がないのですが、なんだかメディアの注目度がかなり高いような気がするのは私だけでしょうか?
また王室関係者でもないフォード大統領が、香淳皇后の手の甲にキスをするようなシーンもあり、尊敬の意を表している様子がうかがえる。
1975年の昭和天皇のアメリカ訪問と言えば、昭和天皇が初めてアメリカに訪問したということもあり、しかも日本経済が好調な中、日本とアメリカが戦後の友好を演出する絶好の機会であったとも思える。
音声はないにしても、かなり注目度がある動画にも思える。しかも、当時の天皇は、今上天皇よりも存在感がある。なんといっても大日本帝国の天皇だった方ですから。
つまり、本当の意味で、皇帝(Emperor)だったわけなのですからね…。( *´艸`)そういうことを考えると、今後、日本の天皇の世界的な地位がますます低下していく可能性があるのではないか?ともたまに思ったりする。
「エリザベス女王が天皇陛下と握手する際に、自ら一歩踏み出す理由」
ちなみに、上の記事作ったら、ユーチューブでそのままコピペされて動画にされていました(;^_^A
で、話は戻って、今はこうやってエリザベス女王が一歩踏み出してくれるかもしれないけれども、平成が終わって時代が変わるとともに、ロイヤルファミリー同士のプロトコルもゆるくなっていくのではないかと、心配ですわ…。
ちなみに、このちょうど9年後の1984年、韓国の歴代大統領としては初めての全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領が、日本に来日しています。
やはり順番というものがあるのですね。アメリカが先で、韓国は後回し…。みたいな。いずれにしても、戦後、日韓のTOPが合うのが、遅すぎたのではないか?とも思ったりしますしね。
平成天皇(明仁)→1994年
この映像は、1994年に撮影されたもの。この年といえば、北米自由貿易協定(NAFTA)発効したり、ルワンダ虐殺があったり、松本サリン事件が発生したような年。また、北朝鮮の金日成主席が死去するということも起きていた年。
上の映像を見ていると、美智子さまが着物姿で、国連の前に登場。そして出迎える人たち。その着物姿はパーフェクトとしか言いようがない。
実は美智子さまは、特定の外国人からは人気がある。特にインドや台湾など、日本の皇室にファンが多い国からも、称賛されるけいこがある。
「世界中で愛されている日本の皇后 (Empress) 美智子さまの英語【海外の反応】」
上の映像をみていると、まだ美智子さまお若いですね。今のような権威的なイメージはこのころは感じられない。という率直な私の意見。
やはり年を重ねられてまた皇后である期間が長くなり、また髪の毛が白髪になってくると、言葉では表せないような空気というようなものを感じるようになってくるのかもしれない…。
美智子さまって優しそうな雰囲気に包まれているけれども、実際は、日本国の母であり、日本人女性の鏡とも言える、母親的な存在とも言える。
「明治維新以降、天皇や日本国民を支え続けている「日本の母、女王」皇后、皇太后 TOP5」
やはり、ただ天皇だから。とか、皇后だから。というよりは、天皇になってから何年経ったから。や、高齢であるか?ということのほうが、より権威的に見えるような気がする…。
ちなみに、言っておきますけど、ここは東京青山にある国連大学ではなく、
https://jp.unu.edu/news/news/their-majesties-the-emperor-and-empress-of-japan-visit-unu.html
ニューヨークの国連本部ですよ…?
というのも、天皇皇后両陛下は、2015年10月に東京青山の国連大学を訪れていますので‥‥。
もしかしたら、雅子さまも皇后になられたら、こうやって国連本部を訪れる可能性がありそうですね。その際は、雅子さまがあまり好まない着物姿をまた海外で見られるのかしら…?
ちなみに、天皇皇后両陛下が国連本部を訪れたのは、1994年、つまり、天皇皇后両陛下が天安門事件で世界から孤立していた中国を訪問した2年後のことだということも、ポイントとして覚えておくといいかもしれません。
「天安門事件後、世界で孤立した中国を天皇皇后両陛下の訪中が救った?」
また戦後、西洋では日本が悪とされてきたこともあるように、天皇皇后両陛下がどこの国へ行っても歓迎されてきたわけではないということも事実である。
以下の記事にも書いたけれども、
「日本の天皇は戦争犯罪者!とイギリス人が抗議。全く報道されなかった天皇陛下のイギリス訪問の裏側【海外の反応】」
明らかに抗議するイギリス人がいたりしたことも事実。とはいっても、昭和天皇はほとんど海外には行っていなく、その後、平成になってから今上天皇と皇后美智子さまが、多くの国に行かれたので、昭和天皇が直接抗議を受けるような場面はそれほど多くはなかった。ということもあるので、ここがちょっとややこしい。
天皇といっても、昭和天皇や平成天皇がいるのでね…。
いずれにしても今上天皇(平成天皇)は世界の主要国に回ったけれども、ロシアと韓国だけは未だに訪れていないということも覚えておいていいかもしれない。
「なぜ日王(日本の天皇)は韓国をご訪問されないのですか?【韓国の反応】」
これについては、日本人よりも韓国人のほうが関心があるようだと思う。
Reference Site
http://www.unic.or.jp/texts_audiovisual/audio_visual/photos/3663/
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