イタリア語で色々ブログなどを見ていたら、日本に住まないほうがいい10の理由という面白い視点を書いているブログを発見。
日本に行くべき理由!というタイトルのモノは結構みるのですが、こういう、ネガティブ系?のものも珍しいと思い、興味を持って読んでみました。ネガティブなところを読むことで見えてくることが結構あると思います。
みなさんにもその内容の一部をシェアしたいと思います。
このブログでブロガーは、
日本に行くべき理由!住むべき理由!というようなブログはあちこちで見かけるけど、日本に住まないほうがいい理由は聞いたことはないよね?というところから始まっている。
確かに、ポジティブな部分だけでは本当の日本は見えてこないし、ネガティブな部分も知りたい!のはイタリア人も同じだと思います。
以下、イタリア人のブロガーが思う、日本に住まないほうがいいと思う理由10つを書いていきます。
①人種差別国家
日本はね、実は人種差別の多い国なのだよ。外国人を自分たちの日本社会にミックスしようとは考えていない。日本に住んでいて思ったのは、自分が日本人と一緒だと思われたことが一度もないことだ。つまり疎外感を感じた。つまり法律でも日本人と同じ権利は持っていないし、たとえば外国人であるだけで、優先的に悪者扱いされる。
面白いことに、日本人から外国人がいじめられた場合でも、警察が何も動かないので、このようなNGOもある。
http://share.or.jp/health/knowledge/health_of_migrant_in_japan/dv.html
これは、DVと在日外国人に関するNGOなんだけど、日本人はほとんど知らないと思う。
(ちなみにヨーロッパの言語では区別と差別は同じ単語を使うので、日本人がたとえ、差別じゃなくて区別だろう?と言ったところで、西洋人にとっては同じこと。と思われます。また原文はレイシストだったので、人種主義とも直訳することができると思います)
②正しい会社を選べればラッキーかもね?
日本では仕事ばかりの毎日。というのは誰でも知っていることだと思う。けれども、どういう会社を選ぶかにもよる。間違った会社を選べば、まとまった休日は一年間に10日間くらいしか取れない場合もある。
しかも、残業代が支払われない会社もあるんだ。つまり、正しい会社に就職できなかった人たちには過酷な国でもある。日本に来るイタリア人ってたとえ日本語が上手だったとしても、かなり仕事を探すのが難しいのが現状。
つまり日本で生活するということは、この物価の高い国で飢えていくという意味にもなる。
③日本は外国人を受け入れようとはしていない
日本というのは、日本人だけのためにある国です。たとえば、携帯電話やクレジットカードを手に入れることは外国人として難しい。日本人の保証人がいなければアパートも借りれない。たとえ保証人が不要なアパートがあったとしても、それは高い家賃を払わなければならないという意味です。
つまり、日本はそれを変えようともしない。また官僚主義的なところや、仕事のやり方、個人的な付き合いもかなり疲れるのが日本の特徴。
④真っ向勝負をしない日本人
日本人は直接対決をしたがらない傾向なる。イタリア人の場合、お互いに信用できる空気があった場合に、問題があればそれを互いに主張する。
日本人の場合、親密な関係であっても問題があった場合、受身的にそれを流してしまう。または、過激な行動に出て、自分を追い詰めて自殺をしてしまうものまでいる。
とにかく、イタリア人と違って、抱え込んでしまう傾向がある。
「なんて鬱陶しいの!オーストリア人の交換留学生が、日本の大っ嫌いな部分を紹介。マジギレしたその理由!【海外の反応】」
⑤自分を表現することが苦手
日本人には自分を表現することが苦手な人も多い。イタリア人はそういう曖昧なグレーゾーン的な関係を好まない傾向にある。
つまり、深く話すとか、そういうことが日本ではあまりないので、自分を表現することが難しくなるのだと思う。冷淡で、政治には無関心で、不可知論で…。というように、特に自分自身は何なのか?について考える人が少ないように思える。
ここが自己表現を苦手とするところに繋がっているんだと思うんだ。
⑥日本人の中には深く考えることのできない人もいる
たとえばデートとかしているとき、相手が一方的に何かを話していたりすることがよくあったり、こっちが真剣に話しているのに、あいまいな回答で、何も話を聞いてくれていないような人も結構いたりする。
⑦外見主義
日本では外見がすべてです。また女を買いに行く!ということは、日本人男性の中では自慢話になったりもする。つまり、お金があるんだよ。だから、カワイイ子を買えるんだぞ!って見栄を張りたいのさ。
また、日本人女性は、本当は飲みたくもないお酒を人付き合いでお飲んで、つまり、お酒を飲んだフリをして、トイレに行っては指を突っ込んで吐いたりもする。
こんなのはまずイタリア人女性ではありえない。
⑧日本人が思う家族、イタリア人が思う家族の違い
イタリア人が思っている家族と日本人が思っている家族はちょっと違うんだよ。日本の場合、家族を社会的な義務としてとらえている傾向があるように思う。
たとえば結婚する義務。とか、子供を持つ義務とかね。そのほかにも子供を育てる義務、誰かに従う義務。とか。
イタリア人にとって家族と言えば、考えよりも先に心が来る。つまり、社会的にどうとかというよりも、心から大切にしたいか?という思いが先に来るという意味です。
未だに日本ではお見合いみたいなものが行われている。例えばいい仕事に就けばいい奥さんがもらえるっていう考えなのだろう。あと、自分の母を家に呼ぼうとすると、なんで?と思う日本人妻も結構多いのに驚いている。
こういうのは義務感から発生したものと思われる。
⑨イタリア人の思うビーチと日本人の思うビーチの感覚が違う!
沖縄県を除いて、日本列島には、おそらくイケてるビーチがない。それは世界でも最悪の部類に入ると思う。
気候などはイタリアにやや近い部分もあるけれど、日本人はイタリア人と違ってそんなにビーチにはいかない。なのでイタリア人が日本に言うと、ビーチや透明感のある海、リゾートなどが恋しくなる傾向がある。
しかも、日本で旅行しているとなんでも高いので、日本で働いていると、他の発展途上国で働くのと違って、休暇を取って楽しむってことはほとんどできないよ。
⑩マンガが描写する日本と現実の日本は違う
おそらく、日本に行きたい!って思っているイタリア人の多くが、漫画とかに出てくる夢のような日本のイメージで頭がイッパイのやつらだと思うけど、ここ日本での生活は現実とは違い、かなりがっかりすると思うよ?
マンガとか好きな人だったら、日本に実際に来るよりも、自分のウチでマンガを読んでいるほうがまだいいかも。
「日本文化やアニメは本当にイタリアで人気なのですか?【イタリアの反応】」
このブログを読んでの感想
ざっくり私の解釈で書いたこのブログの内容ですが、私が見えてこなかった視点もみえて、とても楽しかった。このイタリア人男性は、結構、日本をよく観察しているなと思いました。なんだか、日本の一歩先を行っている感がありますね…。(笑)
そんな私も、一時期、東京港区の虎ノ門あたりでルームシェアしているときに、イタリア人が同じ家に住んでいたのですが、彼は日本の生活にかなり疲れていると言っていました。彼の場合、英語ネイティブではないので英語教師として働いているわけではなく、日本の伝統を学ぶため?に、お寿司屋さんで働いている方のようでした。
日本の現実を語っていたのですが、この内容とかなり似ていたので、この記事に書いてあることは、外国人の生の声だなと思っています。
外国人によっても、国籍や境遇によってまた日本という国が住みやすいのか、住みづらいのかは変わってくるとは思いますが、このように考えている人もいるということ。をこの記事では発信したかったのです。
また、このイタリア人のブロガーは、つまり日本に旅行で来るのと住んでみるのとでは違うという意見なのだと思います。
日本で生活するという現実と、アニメとかマンガでみた日本のイメージのギャップを語りたかったのでしょう。
Reference Site
https://www.italiansinfuga.com/2010/07/03/10-motivi-per-non-vivere-in-giappone/
フェイスブックでシェアしたところ、以下のコメントがありました。
浅野目さん
日本に来たイタリア人は漫画やアニメの世界と現実のギャップにさぞや驚くでしょうね。人種差別は言葉が分からないことに起因しているのでしょう。英語もろくに話せない日本人にとってはそうせざるを得ないのかも知れません。それにしても日本凄いですね系の番組は国策と思えるような内容ですね。
奏松さん
既存マスコミは、霞ヶ関資本主義の宣伝部です。
だからマイナスはほぼ報道しない。しかし現実は真逆です。最近TVでさも好感する海外ピープルを盛んに登場させるが、明らかに作為的です。
加藤さん
あんまりこういうネガテイブな事ばかり紹介されてもな
井原さん
あまりポジティブな事ばかり紹介されてもな。と私は思いますが笑笑バランスがいいんじゃないですか?嫌いな所、嫌なところを知って初めて本当に好きになるんですよ。嫌いなところを知ったら嫌いになるなんて俄か単に自分の理想を押し付けているだけ。日本が好きとかではなく、自分の理想が好きなだけで、理想と違ったらバイバイ嫌いサヨウナラなんて、迷惑でしょう٩( 'ω' )و
斎藤さん
とても参考になりました。ありがとうございます♬。遊びに関する考え方が違うことが分かりました。
Hosoyaさん
このブログの「日本」を「英国」「ロシア」に置き換えても、普通に成り立つ。別に日本だけのことではない。それに人種差別などしていない。日本人か外人かで分けているだけである。要するに、一たび大地震が起きたらさっさと母国に逃げ帰る輩か、それとも我々と運命を共にする仲間か、で分けているだけである。
Toshiyukiさん
日本を貶めたいヤツらの意見です…英国人から見た、日本…ってのが有って、英国人は海外何処へ行っても英国人で居られる…ただし、日本だけは別…日本人でない事を思い知らされると…ソレのどこが悪いのかサッパリ分からんね…
その流れの中で日本は世界経済の頂点に立ったこともある…躓き出したのはいつから?
それはね、グローバルスタンダードを唱え出してからなんだよ…資源も、才能もない者が人よりも裕福になる為にはどうするか?簡単ですよ…他人の倍働けば良い…算数もできないアホのたわ言…毎日が楽しいハッピーな伊は、何か抜きん出たことがあるのかい?米の国では青色?アングラ?何故だか分かるかな?
それはね、七面鳥を見たのがヨーロッパ1遅かったからなんだよ…嫌だったら、もっと日本の悪口を世界に宣伝してください…害人が来ない日本は平和で良いから…ジャパ行きはお断りしますね
🎶
中村さん
とても勉強になりました!親戚がイタリアへ嫁いでいるので今度会った時に逆を聞いてみたいと思います。😊いつも有難うございます!
Sugiharaさん
良いですね!ナマの話は★ありがとうございました!
Kentaroさん
⑧が身にツマサレます〜
晶土さん
とっても共感しまーす!ありがとうございます😊
蔵迫さん
日本の周りの国がろくな国家じゃ無いから国家としても身構えますよ。⑦の外見が全てについては、ちょっとちがうとおもう。本音と建て前、場の雰囲気を尊重する面もある。
山本さん
1 7 は違う気がする
武内さん
かなり、偏見と間違いの有る内容。例えば、イタリアは本妻以外に内縁の妻を持ったり、人種差別はかなり有る。(例えば、バングラデシュの人達は日伊ともいるが、イタリアのバングラデシュ人の扱いは酷いし、日本の女性はイタリアでセクハラに会う。もてているだけでは無い)◇私、個人的にはイタリア人にとても親切にして貰ったが。☆この文を書いたイタリア人が日本でうまくいかなかった事と無知な事が起因しているかも。
榊原さん
分母が圧倒的に少ないですが、私の周りや友人知人のイタリア人だとそのままこれがブーメランでかえっちゃうと思いました。 オイオイ、です。
土屋さん
紹介するだけで、自分がどう思うかは書かないのですね。イタリア人って、相当内弁慶な人たちですよ。食事だってマンマの作った料理しか認めないし。まあこれ自体ステレオタイプのイタリア人なのでしょうけど、全く文化も何もかも違う国に来て、住んで。それで、ここまでnegativeに成り下がっているんでしょう。正直、だからなんだよ!よそ様の国に来てダメ出しするならとっとと帰れ!と言いたい。
弓削さん
スウェーデン人の、オーサ・イェークストロムという女性はセーラームーンに感化されて来日して日本に住んでいるようですが、今は「北欧女子 オーサが見つけた日本の不思議」という4コマ漫画でデビューしています。文化や風習の違いをその人がどんな捉え方や考え方をするかで、住みやすくなったり住みにくくなったりするのはどこの国でも同じくなのでは…と、海外在住経験も無いのに思ってしまいました(^_^;)
Taroさん
よく解る部分があります。『政治的な話をすると友達を失うから、 ホンネの話をするとうっとうしい奴だと思われるから、・・・』なので、差しさわりの無い話だけを選んで適当に相槌をうちながら話をするということがほとんどです。
でも、これって中国の社交術だと聞く内容と一緒です。なので、フェイスブックやツイッターで本音の話ができるのは、精神の解放の時間です。
Makikoさん
当たっていますね。しかしながらイタリア人には日本、日本人の良さは解り難いでしょう。だから国も破産寸前ですよ。地中海クラブの国々の人間は働かないですもの。
タクヤさん
概ね正しい主張な様な(^^;;
中山さん
言えてますね。逆に日本人がストレートなシンガポール人と一緒に働いていると(特に昇給賞与のタイミングでは)本当に疲れます (^^;
篠原さん
paese che vai, usanza che trovi イタリア語にも、郷に入っては郷に従えという言葉があります。
石井さん
今うちにいるドイツ人は、日本は、ライフラインが高い!といってます。確かにガス電気通信水高い!
Tetsuoさん
逆のケースもあると思います。日本人がイタリアで嫌な思いをするもあると思います。一番の問題は、言葉の壁ではないかと思います。
Hiroさん
私はイタリア在住、10数年になります。イタリア人と共に暮らしているので彼等の生の声をお伝えできると思います。
この記事の10の事について、どれもこれもイタリア人の一方的な尺度で語られています。
イタリアに住んでいる日本人として、両国は文化的にもメンタリティの面からも両極端であると感じます。それに漫画やアニメと現実とのギャップの事がありますが、これはイタリア人が一方的に日本と日本人への理想や願望を創り上げた結果だと思います。
はっきり言ってしまえば、イタリアに住んでいる私たち外国人だって常日頃イタリア人の物の考え方、仕事の効率の悪さ、社会の矛盾、視野の狭さ、人種差別や偏見といったものに曝され日々ストレスを感じています。
しかし其れ等を理解しようと思い郷に入れば郷に従えの精神で日々送っています。日本では海外からの意見に対して寛容的過ぎる傾向があると思います。確かに其れも大事ですが、時にはわがままを言う外国人に凛とした姿勢で対応することも必要だと思います。
西村さん
イタリア人男性から見た視点としては中々いいとこついてると思うけどね。だから、なんなん?仕方ないよ。ここは日本だもの。イタリアと同じって訳にはいかない。逆に、日本人がイタリアで生活しても不満が出るんじゃないか?お互い、生まれた国が違えば、文化も環境も考え方も違うのだから
細野さん
確かに当たってると思うよ。だけど、住まない方が良いとは言い切れまい。例えば、じゃあ、伊太利亜の治安はどうなの?
西川さん
物価が高いと言うけど、ロンドン、パリ、あるいはニューヨークの家賃の高さもかなりですよ。特にニューヨークはビックリするくらいの家賃になっていますから。
保科さん
言葉も分からない、生活習慣も違う。そんな人をいきなり信用出来ますか?日本人ならば、差別では無く区別してるだけ。外国人に対して痰あや唾を吐き掛けた食事なども出しません。仕事に対してはモラルを持って致します。相手に信用される行動を考えて行えばよいのでは?他国人に対して劣って居ると言うのは違うと思うけど。
長内さん
半分は文化的な違いに文句言ってるだけというのが感想かな?日本人が海外に行った時の住みにくさと大して変わらないのでは?他の国に差別がないかというととんでもなくて、あからさまにアジア人差別を受ける事ってあるんですよ。白人は他国でそういう事がほぼ無いのかもしれませんけど?イタリアの常識を他国に当てはめてネガティブキャンペーンはちょっと文章全体としていただけないかな。納得する箇所もあるけども。
小笠原さん
黄色人種を差別してるでしょ。欧米人だって。
Yasushiさん
私も海外ではいい思いをすることもありますが、その逆もあります。しかしそれはこの世が人間社会である以上当然のことです。いろいろあるから面白いんです。それが海外旅行の醍醐味。
植村さん
だいたい合ってるなぁ。人権が全てに優先するという考え方のフィルター通せばこう映るのですよ。
Shuichiさん
日本人も海外に行ったら感じている想いとそんなに変わらないのでは無いでしょうか。単なるどこの国に行ってもこれぐらいのことは普通に感じる事だと思います。日本は近々まで鎖国国家であった事を考えれば適応能力が高いと思います。
藤井さん
日本人だって、その通りと思う話が多いですね。しかも、特に4以下は、日本人自身にとってもマイナス面。 こうした指摘に対しては、改善のための素材、として前向きに捉えることが大切ですね。 長所も短所も、他者の観点を介在することで鮮明になる点が多いのは、個人でも会社や国などの集団でも同じ。
山崎さん
にゃは、散々言ってるwwwでも、このblogを書いた人は自国の暗部を知ってるのかな?と思ったり。つまりは、そう言うことだ。
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