多言語、外国語、マルチリンガル

2050年、世界で最も話されている言語と、最も影響を持つ言語ランキングTOP10

2017年7月8日

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2050年、世界で最も話されている言語と、最も影響を持つ言語ランキングTOP10

2017年7月8日


多言語話者として現在海外の拠点から英語と複数言語を教えさせていただいているMULTILINGIRLです。twitterなどに動画(日本語以外の6言語を話している)も載せていますので気軽に絡んでください('ω')ノ

twitter→@_multilingirl_

さて、フランス政府系のサイトでは、2050年にはフランス語が英語に次いで世界で最も話される言語だというふうに言われている。(アフリカにおけるフランス語圏の出生率が非常に高いため)

とはいっても、13億人の人口を持つ中国には中国語(北京語=マンダリン)という広範囲に使用されている言語がある。けれども、中国の人口100%の人が話せる言語というわけでもない。というのも、中国は、チベットやウイグルなどを代表とする多くの民族を一緒くたにしたくになので、すべての人がマンダリンを話せるという分けではないからだ。

けれども、現代の中国人の若者はほぼマンダリンが話せる状態となっている。

また、人口の多いインドのヒンディー語はどうだろう。インドも同様に皆がヒンドゥー語を話せるわけでもない。インドの場合、中国よりも複雑だ。

なので、将来の言語人口を国の人口から予測するのは非常に難しく、これは英語圏のサイトでもランキングはかなり異なっていた。

たとえば、スペイン語も今現在世界の多くで話されていて、尚且つ学習者も多い言語だけれども、話者人口が多いだけで、実際に2017年現在、スペインや南米などのGDPを合算しても、日本のGDPとあまり変わらない。(アメリカでスペイン語を話す人口は3000万を除いた場合)
なので、マーケティング的な視点で考えると、スペイン語は話者人口は多いものの、何か物を大量に売ったりする市場としては、断然中国語のほうが市場規模が広いことになる。

またスペイン語よりも、フランスのほうが外交や国際機関で優遇される言語であるがために、フランス語のほうが有利という声も聞かれる。

要は、どの言語を勉強したほうがいいのか?ということは、実際にその人次第なのだけどね…。
この記事では、2050年の話者人口が多い言語と、また影響力の言語を比較してみようと思う。
その前に、基本知識として、国際連合による調査に基づいて、2017年現在の世界の人口ランキングをここで紹介しよう。
20位 タイ(6900万人)
19位 トルコ(8000万人)
18位 イラン(8100万人)
17位 コンゴ(8100万人)
16位 ドイツ(8200万人)
15位 ベトナム(9500万人)
14位 エジプト(9700万人)
13位 フィリピン(1億400万人)
12位 エチオピア(1億400万人)
11位 日本(1億2700万人)
10位 メキシコ(1億2900万人)
09位 ロシア(1億4300万人)
08位 バングラデッシュ(1億6400万人)
07位 ナイジェリア(1億9000万人)
06位 パキスタン(1億9700万人)
05位 ブラジル(2億900万人)
04位 インドネシア(2億6300万人)
03位 アメリカ(3億2400万人)
02位 インド(13億300万人)
01位 中国(14億900万人)
Reference Site
 
これが、2050年には、このように変わると予測されている
20位 ケニア(9500万人)
19位 トルコ(9500万人)
18位 ウガンダ(1億100万人)
17位 日本(1億700万人)
16位 ベトナム(1億1200万人)
15位 ロシア(1億2800万人)
14位 タンザニア(1億3700万人)
13位 フィリピン(1億4800万人)
12位 エジプト(1億5100万人)
11位 メキシコ(1億6300万人)→日本と同等の人口だったメキシコは増え続け日本は緩やかに減る。
10位 エチオピア(1億8800万人)
09位 コンゴ(1億9500万人)
08位 バングラデッシュ(2億200万人)
07位 ブラジル(2億3800万人)
06位 インドネシア(2億8800万人)
05位 パキスタン(3億900万人)
04位 アメリカ(3億8800)
03位 ナイジェリア(3億9800万人)
02位 中国(13億4800万人)→中国の人口は5000万人ほど減ることになっているようだ。
01位 インド(17億500万人Reference Site
List of countries by future population (United Nations, medium fertility variant)

こうやって人口を見ていくと、なにやらインドの公用語でもあるヒンディー語が今後、大活躍するのではないか?と思うのが、一般人の考えだ。(実際、アメリカではヒンディー語の文字が広告動画に出てくることもある)

確かにヒンディー語の需要も今後、下がることはないけれども、インドでは現状、英語を強く推し進めているし、インドはヨーロッパ以上に民族構成が多様と言われており、各地域でヒンディー語がみな話せるわけではない。

また今後の政策によってはヒンディー語が広まるかもしれないが、必ずしもインドの総人口がヒンディー語をネイティブレベルで話せるようになるか?と言われれば疑問も残る。

まず、2017年現在の人口別、言語話者ランキングを見てみよう

それにしても海外のサイトには、色々な考え方に基づく計算方法があるので、私なりにちょっと整理してみた。

まず、ウィキペディアに掲載のこちらのデータ。ロシア語などを見てみると、周辺国のロシア語話者数をカウントしていなかったりしているので、こちらよりも、

List of languages by number of native speakers

以下のランキングは、ワシントン・ポストに記載のこちらを採用。


The future of language

12位 イタリア語=(6700万人)
11位 フランス語=(1億1800万人)

10位 日本語=(1億2300万人)
09位 ドイツ語=(1億3200万人)
08位 ポルトガル語=(1億9300万人)
07位 ロシア語=(2億5400万人)
06位 ベンガル語=(2億5000万人)
05位 スペイン語=(3億8900万人)
04位 アラビア語=(4億6700万人)
03位 英語=(5億2700万人)
02位 ヒンディー語(ウルドゥー語含む)=(5億8800万人)
01位 中国語=(13億9000万人)

フランス語の数字は、正直私にも理解しがたい部分があるが…。とりあえずよしとしよう。

ドイツ語
List of territorial entities where German is an official language

フランス語
List of territorial entities where French is an official language

この計算方法によると、フランス語が公用語の国を全部合計すると、4億人超えなので、フランス語がスペイン語の上に来てもいい気もするが…。けれども、なぜドイツ語と同じくらいの話者人口になっているのか?それ以外は、私の思った通り。なので納得。フランス語が1億人と、低く見積もられているのは、フランスが公用の国はいくつもあるけれども、実際に使える人がほんの一握りということもあるかもしれない。(アフリカでも、教育レベルの高い人は大学でしっかりフランス語を勉強している)

Geographical distribution of French speakers

また不思議なことに、2050年の言語話者数は英語圏のサイトではでてこなかった。


けれども、"2050年、世界の言語ランキング"などと英語で検索していると、アフリカの人口爆発が原因で、フランス語話者がスペイン語を凌ぎ、中国語の次に多く話される言語になると予測されている。のもまた興味深い。

Reference Site
The future of language
Want To Know The Language Of The Future? The Data Suggests It Could Be...French
The top language spoken globally in 2050 will be...
Le français, langue la plus parlée en 2050 ?







 

2050年の世界で影響力を持つ言語ランキング

以下のランキングは、Power Language Index ranking (2050) というランキングで、地理、経済、コミュニケーション、知識やメディア、外交的な要素をすべて総合してスコア別にしたランキングだそうだ。

語学マニアの私にとって、この英文を読んでいると、内容的に疑いたくなる部分もあったけれども、だいたい合っているのでは?と思いながら、私の意見も書いてみた。

 

10位 日本語

日本語は、経済の面で有利になると数字からは読み取れる。というのも、この2050年ころには今よりも多くの日本人が英語にもっと慣れているかもしれないが、日本語というのは英語からかけ離れた言語であり、非日本人が日本語を学ぶことによってビジネスで恩恵を受ける人は結構いる。

たとえば、西洋の人に日本語が堪能な人がいたとする。その会社で彼しか日本語ができないとしたら、日本とのビジネスに抜擢されるチャンスがかなりあると思うし、そういう点から、日本語はまだまだポテンシャルのある言語だというふうに思われているのかもしれない。

実際にドイツで日本語を学ぶ人は非常に少ないけれどもドイツ語版のニュースでは、日本企業がドイツに多いのも関わらず日本語ができる人材がドイツには少ないので、ドイツ人が日本語が堪能であった場合、収入が上がるというふうに書かれていたのを見たことがある。

また2050年においても、一応日本の人口は、1億人をキープしているので、そういう面からみても、このランキングは妥当な数字かも知れない。

 

9位 ヒンディー語

上に書いてある通り、ヒンディー語は2050年には約5億人の人たちに話されている言語となっている。今現在2017年は、4億人ちょっとというふうになっている。

List of languages by total number of speakers

パキスタンの公用語はウルドゥー語だけれども、この言語は文字はアラビア語と同じアラビア語文字で表記されているけれども、話し言葉ではヒンディー語とほとんど同じであり、ヒンディー語とウルドゥー語は一緒くたにされることが多い。

そもそもパキスタンという国は戦後インドから分離してできた国なのでね…。

インド人みながヒンディー語を話すというわけではないので、5億人ほどの数字となっているけれども、2050年には、アメリカとインドのGDPが同等になっていると予測されているので、ヒンディー語の影響力がこれほどあってもやはりおかしくはない。

けれどもインドはそれ以上に、世界の英語にとって大きなプレゼンスを示す可能性がある。つまり、今まで英語と言えばアメリカだったけれども、2050年頃のアメリカでは、スペイン語話者の比率も増えているし、インドはアメリカと同等のGDPを誇る国になっているので、

英語=アメリカの言語 → 英語=アメリカ・インド

みたいな時代が、2050年ころにやってきている可能性がある。大英帝国の影響が大きかった時代、また戦前は、英語=イギリスというのも多かったかもしれないが、それが現代では英語=アメリカになった。

そして、将来は、英語=アメリカというよりもむしろ、英語=グローバル英語。というようになっていくのだろうと思う。

無論、インド経済圏で影響力を持ちたい人は、ヒンディー語を挨拶程度軽く勉強することによって、インド人のコネクションを作るのが望ましいだろう。現地の言葉が少しでも話せる人には、いろんな人が寄ってきたり、チャンスも多くやってくるのは言うまでもない。

「ヒンディー語、ウルドゥー語を勉強するメリット、需要、重要性」

8位 ポルトガル語


2050年、ブラジル・日本・ドイツのGDPはほぼ同等になっていると予測されている。そういう点からも、ブラジルがポルトガル語の影響力を押し上げている要因になっている。

けれどもブラジルが成長を続けられるのか。というのには懐疑的な声が大きいため、ポルトガル語話者の人口が増えても日本人にとってメリットのある言語なのかどうかというのは、その人の進む道によって変わってくるでしょう。

「ポルトガル語を勉強するメリット、需要、重要性」

けれどもインターネットの広告業など独自のビジネスを展開したい日本人にとって、ポルトガル語は美味しい言語なのは間違いないと思う。

というのも日本ではスペイン語すら勉強している人が少ない中、ポルトガル語を勉強しているのは本当に一握りだからだ。つまり差別化を図りこの言語をうまく使うことができれば、意味のある言語になるのではないか。

 

7位 ドイツ語

2050年には、上にも書いた通り、ブラジル・日本・ドイツのGDPはほぼ同等になっていると予測されているが、ドイツはその中でも欧州の中心にあり、また現在と同様にテクノロジーや投資が集中している可能性もある。

また現在のドイツは他の先進国の中でも多くの国からモデルとされているだけあり、このように築き上げてきた地位は数十年で変わるとは思えない。

またドイツの場合、日本と違い、日本よりも人口が少ないにもかかわらず、日本と同じGDPだという点、そして西洋からドイツに優秀な人材が集まりやすい点なども考えると、ドイツとその周辺の小国でしか話されないドイツ語だけれども、日本語やポルトガル語よりも影響力が高いというのは当然の話にも思える。

「ドイツ語を勉強するメリット、需要、重要性」

最近日本ではドイツ語の学習者が減り、それがスペイン語やビジネス中国語などに多角化している印象を受けるが、ドイツが本当に好きな人はドイツ語をしっかり勉強したほうが良い。と思うのが私の意見である。

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6位 ロシア語

ロシア語というのは、アラビア語の次に影響力のある言語だと思っていたけれども、アラビア語ほどは重要ではないようだ。

ここでは、政治的なロシアのプレゼンスが崩れていないのが前提だと数字から見て取れる。またロシア語が公用語の国は、まだ結構あるので、国の数も政治的なプレゼンスを高める要因になっている可能性がある。

もう一つはロシアの国土という地理的な要因。ロシアの周りにはさまざまな国があるので、政治の転換によって他の国と組める可能性がたくさんある。ということなのかもしれない。

「ロシア語を勉強するメリット、需要、重要性」

いずれにしても地球温暖化の影響なのか、北極海航路というのが注目されており、今まで日本の船などはシーンレーンを通ってシンガポールを経由しながらヨーロッパ諸国に貨物を運んでいたけれども、これがロシアの真上を通って行けるようになるとも言われている。

またロシアには資源が多くあり、シベリアの開発といった日本人にとっては商機とも言える案件は非常に多いことからも、ロシア語は日本人の学習者が少ないこともあるけれども、チャンスととらえていい言語なのではないか?と思っている。

それにロシアの場合、アメリカによる政策によって経済が左右されるので、アメリカがロシアと手を組むということになれば、日本でも今以上にロシア語熱は高まると個人的には思う。

いずれにしても宇宙産業などロシアが得意とする部分もあるので、このような業界では引き続きロシア語需要はあると思うし、ロシア人には英語ができない人が多いため、やりがいのある言語であるとも思う。

 

5位 アラビア語

アラビア語は、世界でも最も古い言語であり、それがアラブの国々の共通語として、フスハーといわれる北京語のようなものが使われている。いわゆる、古典アラビア語だ。

イスラム系の人口は2050年あたりに世界最大の宗教人口となるので、世界におけるアラビア語のプレゼンスは日々増えているのが日本に住んでいると実感できないかもしれない。

特に、アラビア語が公用語ではないインドネシアや南アジアであるパキスタン、バングラデッシュなどでも影響力の強い言語だ。

またインドはヒンズー教の国だけれども、数パーセントはイスラム教徒のため、彼らの聖なる神の言語であるアラビア語は、世界中で影響力を持つようになるというのが私の思うところである。

私がどんな言語よりも一番美しいと思う言語もこのアラビア語であり、以前ユーチューブ動画でも公開した。( ´艸`)

また、アラビア語と言えば、イギリスで将来重要となる言語第2位に選ばれていたり、

「イギリスで将来、重要になる外国語 TOP10(ブリティッシュ・カウンシル発表)」

アメリカの政府機関で働きたいのであれば、アラビア語が堪能であることは大変重宝される。と言われているくらい英語圏では需要の高い言語でもある。けれども、アラビア語ができる人が少ない、またやりたい人が少ないため、人材は不足しているのではないかと思う。

日本人の若者中にも以下のように、アラブ諸国で活躍するイケメンもいたりして、実際日本人が知らないところで一部の熱狂なアラビア語好きの日本人によって学ばれている言語でもあるのが特徴的。


「アラビア語ペラペラ!中東のサウジ、ドバイ(アラブ首長国連邦)で有名な日本人「金子家暢」「鷹鳥屋明」「Reo Ishikawa」の生き方がイケメンすぎる件」

「アラビア語を勉強するメリット、需要、重要性」

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4位 フランス語

フランス語は実質的に話者人口においてはスペイン語を上回ると言われている。けれども、特にヨーロッパではフランス語話者が今後伸びることはなく、西アフリカの政治が安定すれば、このエリアは出生率がかなり高いので、爆発的にフランス語話者人口が伸びると予想している。

なので、今フランス語といえば、フランスというイメージが強いけれども、2050年ころにはアフリカの言語というふうに思われているかもしれない。

つまりフランス語=黒人の言語。というイメージだ。

これは韓国語という言語が発展途上国の言語だったというイメージから韓流の(オシャレな)言語と最近イメージされるように、人々がその言語に対するイメージはすぐに変わってしまうものだということからもわかるように、日本でも今後、少しフランス語がテレビの画面に出てきたら、これからアフリカ人が出てくるのかな?って瞬時に思うようになるに違いない。

日本ではこのフランス語話者が今後伸びるということはほとんど知られていなく、私のブログがかなり読まれているくらいなので、ただ単に話者人口でスペイン語を学ぼうとしている人は、フランス語の勉強も視野に入れてもいいかもしれない。


「フランス語を勉強するメリット、需要、重要性」

また、フランス語の場合、英語圏の人たちが今でもフランス語を勉強したりするくらいであり、日本の豊かな層にも人気が絶えない言語であるので、文化力という点からみても、フランス語の影響力が著しく消えることはないと思われる。

そしてアフリカの経済発展がなされれば、その経済発展がフランス語を守る形でこの地位を維持していくのではないだろうか。

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3位 スペイン語

西洋では最近フランス語よりもスペイン語を第二外国語として専攻する人が多くなっている。これは日本人が英語の次に中国語を学んでいる現象と非常によく似ている。

で、よく言われるスペイン語圏の人口の多さなのだけれども私はそれよりもアメリカ合衆国におけるスペイン語話者の割合がスペイン語の地位をあげるもっとも大きな要因だと思っている。

2050年には、アメリカでは1億3800万人がスペイン語話者となると予想されているくらいだからだ。
US now has more Spanish speakers than Spain – only Mexico has more

これはアメリカ全体の人口のうち、日本の人口以上の人たちがスペイン語を話しているというイメージである。そのころの日本の人口は1億人ちょっと。

また北米・中米・南米をすべて合わせたアメリカ大陸では、スペイン語話者人口のほうが比率的に高く、2050年には、アメリカ大陸=スペイン語になっていると予想される。

「アメリカ(米国含む)では英語より、スペイン語を話す人の方が多い?」

そういう点からも、スペイン語の影響力は今後ますます高まっていくと予想されている。




なので、単にスペイン語の話者人口が多いから、というのがスペイン語の影響力を押し上げているのではないというのが私の意見。

また、2050年あたりには、メキシコと日本のGDPが同じくらいになっていくと予想されていたり、中南米の一部では経済的にのし上がる国もある。

けれども政治的な観点からすると、多くの国が公用語としているスペイン語は、政治関係の仕事に就くにも有利な言語と言ってもいいかもしれない。例えば、大使館勤務など。

アメリカ(北米・中米・南米)で将来活躍したい、またそれらの国と関わったビジネスがしたい人は、スペイン語を選ぶべきだ。

「スペイン語を勉強するメリット、需要、重要性」

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2位 中国語

今の成長率を維持していくと、中国のGDPは、アメリカのそれを超える計算になっている。特に日本では中国崩壊論を叫ぶ人も多いが、それから数十年が経った現在も崩壊する気配はない。

近隣諸国にとってはなくてはならない存在となっている。このまま中国の経済が今のペースで続いていくと、その影響力は大きくなる。

けれども、今のところ中国語というのは、フランス語やスペイン語と違い、いろんな国を巻き込んだ国際言語とはなっていない。

そして今後も、国際言語とはならない。つまり、政治経済においてのプレゼンスが、この2位に押し上げている要因だと考える。

またどれだけ中国経済が大きくなっても、科学論文などを各言語としては中国語は向いていないので、それ以外の面で影響力を広げていくだろうと言われている。

けれども、中国が本気でアフリカのインフラを整え、政情を安定させ、一帯一路を完成させたら、周辺国から物の移動が容易になるし、人の流れが変わる。

中国とパキスタンの道路が今後もっと整備されると、サウジアラビアからなどの天然ガスなどもシンガポールのマラッカ海峡を通らなくて済むようになるなど、中国はいろんな国との取引において今後、影響力を伸ばしていく潜在力がある。

日本のメディアでは、崩壊論しか叫ばれていないが、西洋のメディアではそれほど崩壊論は叫ばれていない。けれども、中国にはリスクは多いし、挑戦しているけれどもいずれ内政の不安定化から、崩壊していく可能性は十分にある。

カギは東南アジアと、イラン~アフリカにかけての国々と今後、中国がうまくやっていけるかどうか。そして、国内の問題、特に個人の経済問題を少しでも解決し、国民の不安を和らげることができるか。に罹っていると思う。

いずれにしても、中国語のプレゼンスは日本ではなくむしろ欧米諸国・アジアの国々で日々高まっている。

「中国語(北京語)を勉強するメリット、需要、重要性」

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1位 英語


英語の地位は今後変わることはないと予想されている。けれども、さすがに2100年ころの未来まで英語が覇権を握っているのか?というのは疑問かもしれない。

いずれにしても、AIなどの通訳が登場し外国語を話さなくてもいい時代がくる。と薄っぺらいことを言う人もいるけれど、人間が人とのコミュニケーションを今後やめるとは考えられない。

AIなどの登場によりそれに頼る人は外国語を学ばなくなるだけのことで、むしろそのようなAIが登場するからこそ、本当に外国語を話せる人にブランド的価値がつくのであり、そこに人としての価値の差が生まれてくるのだろうというのが私の考えだ。

便利なものが誕生しても勉強する人は勉強する。これは一生変わらないだろう。なぜなら勉強することは、機械に頼むよりも、脳の健康にも良いからだ。

またAIの時代が来ることによって、人間が本当のコミュニケーションを今以上に欲するようになると思うからだ。

Reference Site
These are the most powerful languages in the world(World Economic Forum)

ちなみに、英語の勉強をしたいのであれば、日常会話をまず話せることを目標にしたい人は、「スタディサプリENGLISH」をお勧めする。→今ものすごく人気のあるアプリで、月額1000円以下で、日常会話をマスターするコースがぎっしり詰まったアプリで遊ぶことができる。→嬉しいことに発音チェック機能までついている。以下私が実際に試してみた記事。

「「スタディサプリENGLISH」の発音矯正機能は、本当に使える?IPA(国際音声記号)マニアの私が調べてみた」

また、少し留学してたとか、仕事で英語を使ってるからもうちょっと話す機会を増やしたいという人は、ネイティブキャンプがお勧め。

ネイティブキャンプ公式サイト(英会話7日間無料トライアル) 

5,950円 / 月で、24時間レッスン回数無制限の「ネイティブキャンプ」は、その名の通り、1時間いくらとかではなく、1ヶ月この金額で、何回でも先生を変えて、フィリピン人などと会話ができる画期的なサービスだ。

今はこのように英語にお金をかけなくても自分で取りに行こうとさえすれば、環境はすぐに作れるので、ぜひ自分なりの英語勉強法を確立してほしい。

 

フェイスブックの反応

Kazushiさん
すごく興味深く読ませていただきました!もし、ナイジェリアがフランス語圏だったら、もっと影響力があったかもしれませんね。個人的には、2050年の日本語の重要度は残念ながらもっと落ちていると思います。今後加速度的な人口減少が避けられない中で、何もしなければGDPも激減ですし、移民政策に大きく舵を切れば、国民の2割くらいが日本語を話せない時代がやってくるかも知れません。

Totoさん
流石AIも発達してくるし、言語はひとつのスキルと考えない方がよろしいかと。

田中さん
人口で迫った分析なんですね。やはり筆頭は印中だろうと思ってしまいます。一方、言語の覇権は、国家の覇権とほぼ同義なので、人口だけで語れない所があるとも思います。国家として覇権を握る可能性のない、ヒスパニックや、国家としてのまとまりの悪いヒンディー語圏が、果たして今後影響力を持つかどうか注目ですね。
それにしても中国はほぼマストでしょうか。国家的にも英語に張り合う気満々で百科事典の大編纂とかやり始めてますから。欧州はどうでしょうか。ドイツやフランスが優勢になると他の国が嫌うので、結果的にデファクトスタンダードとして英語になってしまうのでは?とも言われています。スイスか最近この傾向なんだそうです。又聞きですけど。
私は英語だけで精一杯なので多言語の人は羨ましいです。学術誌などがもう英語公用語みたくなってしまったことと、コンピュータも英語が前提になっているので英語の立ち位置はまだしばらくあるのかな、と感じます。

ラテン語のように。



Tadashiさん
単語レベルなら、文化的影響力次第ですぐ国際語になる。
あとは文法と表記の問題。

小嶋さん
毎週日曜日に日経に 言語学者さんが コラムを寄稿されてます。前任者は「世界で最も 使われている言語」は(ブロウクン イングリッシュ)とお書きになってました。


仲井さん
2050年に中国のGDPが日本の8倍…とは、誰のお考えですか??中国のGDPがかなり前から水増しが常態化していることもこれだけ知れ渡り、少なくとも数年前からは実際にはマイナス成長になっていると指摘され、これから日本型長期デフレになる可能性もあると分析されているのに、ですか?どれだけ贔屓目に見てもグローバリズムの恩恵を受けて成長してきた中国が、手放しで(つまり、「このまま何もしなければ」)今後も同じペースの成長を続けられることは、万に一つもないです。


市川さん
日本に住んでると実感しにくいですが、今でも世界的にはフランス語の影響力は根強く残ってますね。国際交流イベントで出身国の違うアフリカ人同士がフランス語で談笑してました。


Yutakaさん
経済予測は人間知では出来ないですよ〜このまま通りに行くわけがないですから〜


播磨さん
スラブ系のおねーさんと仲良くなりたい私はロシア語です(笑)。


安藤さん
競馬レースの展開予想を読んでいるような感じでした。
逃げ馬の英語が逃げ切り勝負で勝つか。
先頭集団の好位置につけているスペイン語、フランス語、ドイツ語。

パワーがあるアラビア語、中国語、ロシア語が追走。
この先はどういうレース展開になるか?

中国語は外来語も無理に漢字にするからいけないのです。
しかも漢字にあてる法則に統一性を欠いていますよね。日本に「すいません。カタカナを使わせていただきたいんです」と頭下げてくれば使わせてやるのに。便利店だの方便面だの(麺じゃなくて面だし)コカコーラはわかりやすいけどスプライトは教わるまで想像もできませんでした。
以前の職場にラオスの第二皇太子がいましたが(今は会社のハワイにある研修所で社員の語学研修のイジメ側にまわっている)、ラオスってフランス語なんですね。
出張先のホテルで新聞をとってくるときに私が間違えてフランスのル・モンドというのを〈英語に見えた)渡してしまったときに「わざわざ探してきてくださったんですか。ラオス人は感激しました」とお礼を言われたことがありました。ニューヨークってフランス新聞の印刷販売までしているとは知らなかったので新聞は全部が英語なのかと思っていました。
東京でも池袋が近いあたりは中国語新聞も売っているので気をつけないと「あれえ、漢字ばっかりでガキのころからバカな俺には読めないよ」という新聞を間違えて買ってしまう危険があります。


井原さん
安藤さん、外国人が音をカタカナで外来語を表記するのは、実はメチャクチャ難しいのです٩( 'ω' )。
私達と違って子音を聞き取りますから…

この点で言えばハングルは優秀です。
例えば、Communicationをカタカナで表すとき、
コミニケーション、
コミュニケーション、
コミュニュケーション、
コミュニケエション、
カミニケイション
等々
誰が統一して決めているのか笑
カタカナ使うくらいならCommunicationとアルファベット表記にすると思います笑笑



前田さん
最近、中南米に興味があり旅行等も行きたいと、スペイン語とポルトガル語に興味を持ってますが、ポルトガル語って、日本ではあまり人気がないんですね。


安藤さん
そうですね。
ブラジル人が多い群馬県の館林や大泉町あたりと、食肉の部分肉加工業者の一部ではポルトガル語がわからないと困りますけどね。(肉の部位解体がブラジル人はすごく変わっているから枝肉(関西では「半丸」と言いますが)から最初に切り目を入れる段階から違いますからね。あれはポルトガル語じゃないと)
あとは競馬業界ですかね。

昔、サンパウロの競馬場を日本の競馬式にしに行ったとき、ニョーヨークからの乗継のヴァリグブラジル航空に乗ったら、プロレスのアントニオ猪木選手のお姉さんも乗っていて、あの顔でポルトガル語を話していました。アントニオ猪木って北朝鮮の人かと思っていたんですが、ご家族はブラジルなんですってね。

小村さん
英語は国際語ですが、成長が止まった国です。これから50年先に経済が伸びる国ブラジル、ロシアインド中国と次のグループVISTA (ビスタ)ベトナム(Vietnam)、インドネシア(Indonesia)、南アフリカ(South Africa)、トルコ(Turkey)、アルゼンチン(Argentina)が語学習っても発展性がある国といえましょう。

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