中韓を知り尽くしたマルチリンガールりょうこですm(__)m♪
中韓と日本を行き来していると、いろんなことに気づく。また中国語と韓国語のどっちの言語も勉強しているちょっと珍しい日本人として、必ず気づくことがある。
それは、韓国人に韓国語で話しかけると、あまり歓迎されないけれども、中国人に中国語を話すと超喜ばれる点だ。
なんだろう、これはビジネスの時にも感じた。たとえば、私は以前、
日本語
英語
中国語
韓国語
を使用する仕事を派遣でしていたことがあって、その会社は電化製品の認証などに携わる仕事だったので、韓国やら台湾やら中国大陸との会社とよく連絡を取っていました。
で、もちろん、それらの国の人たちが日本に出張でやってくることもあって、私と会うこともあったりしたのですが、
私が中国語で中国人に話しかけると、やはり喜ばれる。え?なんでわかるの?みたいな大袈裟なノリから始まり、フレンドリーに接してくれる。
けれど、韓国人に韓国語で話しかけると、なんだかそっけないというか、逆に日本語で返される。
ま、たまたまその韓国人男性が日本語専攻の人だったからかもしれませんが…?確かに考えてみると、私が韓国語を話して嫌がられた人って、日本語がペラペラな人や、英語を話したい人たちが多いかもしれない。
なぜなら、韓国では
・日本語を勉強する人
・英語を勉強する人
・中国語を勉強する人
と、日本人以上に言語習得に熱心であることはわかると思いますが、とにかく外国語を話したい!という気持がまず強いと思う。
またある程度、外の文化を知っていたり、外国語がわかる韓国人は、自分の国のことが嫌いだったりする人も多い。で、よく、韓国人に言われるのが、
なんか、韓国語勉強している日本人ってちょっとヘンな人多くない?
だった…。
「「韓国語を学んでる日本人って頭おかしい人、多くね?」って韓国人に言われて思ったことと、日本人はフランス語が好きで、韓国人はドイツ語が好きな理由」
つまり、外国語が分かる韓国人に、こちらから韓国語で話しかけた場合、
この日本人、韓流とか追いかけてるちょっとヘンな日本人+英語苦手なのかな?と思われる可能性すらある。(なので私はほとんど韓国では英語ばかりでした…)
けれども、韓国の田舎で、韓国語を話すと、逆に喜ばれるのがまた面白い。韓国語を話した途端、ある程度話せるとわかると、
韓国人たちの、あのノリ、つまりウリ(我々)は同胞だぜぃ!みたいなノリで接してくることが分かる。→結構、韓国には情がアツい人が多いので、こちらが誠意を示せば、あちら側も大切にしてくれます。(うまくやるには、歴史の話は避けること)
けど、こういうのって、日本語が上手な韓国人には通用しない。ましてや英語が上手な韓国人は西洋化している人が多いので、
その人がどの言語ができるか?によって、なんとなくその人の性格じゃないけど、傾向がわかってくるのかな?なんて感じる。
外国語ができない韓国人。→これが、いわゆる典型的な韓国人だと私は思ったりする。なので、韓国語を覚えることは、普通の韓国人と接する機会を得ることでもある。
多くの人は日本語が上手な韓国人と友達になったりすると思いますが、彼らはやはり少し sophisticated な感じ。(一般の韓国人に比べたら洗練されている)
で、なぜ中国語を話すと喜ばれるの?
中国人って意外と、自分たちの国を低く見ている人が多い。日本で暮らしていると、中国の経済成長はスゴイ!のような話を聞くけれども、中国人自身は、自分たちはまだまだだと思っている。
また、西洋の国々は日本や韓国にばかり目を向けていると思い込んでいるため、日本人が中国語を話すと、ビックリされると思う。
けれども、現代の中国人が典型的な日本人をイメージするとき、中国の女性目的で遊びに来る日本人男性を思い浮かべたりするので、
特に若い日本人が中国語をちょっとでも、片言でも彼らに話してあげるだけで、彼らはすぐに心を開くだろう。
実際、私は19歳の時、中国のスラム街などに迷い込んで、当時訳も分からなかった中国語をとにかく喋りまくった。
中国人には韓国人のようなウリ(我々朝鮮民族)という考え方はあまりありません。中国では90%近くもの民族が漢民族と言われていますが、人口から考えると、残り10%の民族は、1億人以上もいるということになる。
つまり、中国にはいろんな民族がいるわけで、必ずしも我々(漢民族)とはならない。
私はまだ広東省などの南方には行ったことがありませんが、もし広東省で広東語などを少しでも話してみたら、私が予想するに、かなり歓迎されると思う。
なぜなら、多くの人が世界レベルで中国の北京語に近い普通語を勉強している昨今、広東語に目を向けるめちゃくちゃ珍しい日本人として認識されるので、かなり友達もすぐできると思うし、また日本でできないような、大切な友達もできるだろう。って、私は、来月、ママとホングコング(香港)に行ってきます…。( ´艸`)
FBでお友達にシェアしたところ、以下のコメントをいただきました!
あいかさん
今広州に出張に来ています。サンショウウオや、ワニ、蛇と言った广东菜もぜひお楽しみください、、、♡広州で食べれるおすすめは乳鴿や客家豆腐です。
辻谷さん(マルチリンガル翻訳家)
私は漢字文化圏人。日本語も韓国語も中国語も話せるのが当たり前。そう言える日が来ることを、ではなく、自らの手で引き寄せます。つまり、ヨーロッパだと、ドイツ、フランス、ベルギー、イタリアで、お互いの言葉が話せても何ら不思議はない。ここアジアでも同じ漢字文化圏、日本人が韓国語と中国語を話せて当たり前の世の中にしたいと思っています。
北原さん
りょうこさんは、親孝行ですね!!いつも感心します。記事ナルホドと思います。朝鮮の方々は、最近とみにそうですが、自分が良ければ他は構わない、他との関係性など眼中にないのでしょう。北も南もそうですね。ウリのみの世界。中国は華僑の昔から、常に世界と関わっていると思う。
西地さん
確かに、中国の人に中国語で話しかけると、滅茶苦茶喜びますね。笑。北京語はできるけど、広東語はわからんよ〜って話すと、私たちもわからんよ〜って大笑い。中国人でも中国語は難しいと教えてもらいました。
今月末、釜山へ行くけど韓国語は出来ないので、ロシア語で行こうかと…両方出来ないんですけどね
安藤さん(上海在住)
私の印象では中国語を習う人の目的がビジネス。朝鮮語は仲良くなりたいとか買い物、観光。そんな感じがしています。確かに中国人に一生懸命に中国語を使うと喜んでもらえますね。中国人のほうが有利な状況を作ってやるとうれしくなるみたいですね。
香港は島の西側のほうにある漁村かわなかなか良かったけど平日は船の便が少ないことと、バスが混んでることが玉に傷ですね。南の赤柱海岸は地下鉄終点からミニバスで行きましたが、山が結構けわしいんだなと思いました。イギリス人が結構いますねえ。お母さん孝行、さすがです。
金さん(中国人)
北京方言、上海方言、広東ホ方言できたら、東中国大陸旅行したら問題なくて、もし西中国に行きたい場合から、ウイグル語とチベット語などが必要ですね
星野さん
韓国の方と韓国語でしゃべるより英語でしゃべる方がBIZではスムーズな気がしました。なんでかなぁと気になっていましたがたぶん英語をしゃべりたかったんでしょうね。そういう英語をしゃべれる自分をアピールしたかった、洗練されたすこしアッパーなんだよということも認めてほしかったのかもしれませんね。今日の気づきその1…(笑)
前田さん
美味い広東料理を楽しんで来てくださいませ!ちなみな私は広東の海鮮料理が好きです!特にホタテの春雨蒸しやバイ貝の辛味酒蒸し等はとても大好きです!美味い広東料理を楽しんで来てくださいませ!ちなみな私は広東の海鮮料理が好きです!特にホタテの春雨蒸しやバイ貝の辛味酒蒸し等はとても大好きです!
Yukiさん
私は現在、韓国語中国語、英語の勉強中です。私も経験しました→日本在住の中国人に挨拶程度の中国語を使うと凄く喜んでくれる。これでもう友達(笑)
でも、韓国人に韓国語で話しかけると韓国語以外の言葉で返される(ソウルなどの都市部)日本在住の韓国人の場合は日本語で返される確率が多い!でも、韓国の地方だと喜ばれて凄い勢いで話し始める。確かにそういう傾向はありますね!とても興味深い投稿でした!!!
ちなみに、私が他に感じたのは、韓国人が話す英語は聞き取り辛い(発音が日本と異なる)事がある為、韓国語で話してくれた方が良い場合もあります。
以下、類似記事があったので統合します。上の内容と、似ていますが、以下がわかると、西洋においても同じようなことが起きていると理解できるかもしれません。
英語とドイツ語を話すとウザがられるけど、スペイン語・フランス語・イタリア語・ロシア語・アラビア語を話すと喜ばれる理由
やっほぉー。マルチンりょうこです。現在北海道で執筆中( ´艸`)→また現在はかなりフランス語に専念しております。
私が勉強した外国の言語には以下がある。
・英語
・中国語
・アラビア語
・韓国語
・スペイン語
・フランス語
・ドイツ語
・ロシア語
・インドネシア語
以下、検討中の言語
・イタリア語
ま、このように世界にはいろんな言語がある。それこそ、日本では英語と中国語の重要性が叫ばれていますが、趣味として韓国語やフランス語を学ぶ人の数もかなり多い。
で、ちょっとした海外好きになると、スペイン語に手を付けるものもいる。で、かなりレアな領域になるとロシア語やアラビア語になったり…。
その中で私が感じたのが、勉強して喜ばれる言語とそうではない言語が存在するということだ。どの国の人達だって自分の国の言語を学んでくれたら嬉しいはず。と、普通なら思うかもしれない。けれども、以前はこのような記事を書きましたが、
必ずしも、一生懸命勉強しても喜ばれにくい言語と言うものも存在するのではないか?というのが私の考えです。
「韓国語を話すとウザがられるけど、中国語を話すと喜ばれる理由」
以前はこのように、東アジアにおける韓国語と中国語について書いてみましたが、今回は西洋の言語で語ってみたいと思います。
けど、私が今までこれらすべての言語を勉強する過程で感じたのは、
英語
ドイツ語
は勉強してもそれほど喜んでもらえない。ということだ。
なぜか?
①英語の場合
英語は国際言語なので誰もが学びたがる。どこの国の人達でも義務教育に組み込まれているし、英語を習得すること=昇進に繋がることもあるし、またそれによって収入を増やすことにもつながる。
英語を学んでいる人にとって一番難しいのはネイティブスピーカーの友達を作ることかもしれない。もし作ることができても、長続きしない人が多い。という場合がよくある。それはなぜか?そのネイティブスピーカーが内心では、自分は英語を話す相手として利用されているんじゃないか?と思ってしまうからです。
ネイティブスピーカーに近づく日本人にはいろいろなパターンがある。
①外国の友達と遊んでいるということを自慢したいから
②英語を上達したいから
③単に国際交流
④白人好き
など、人それぞれなのですが、④というのは結構少ないということは断言できると思います。これを英語のネイティブスピーカーはよく知っているんですね。なので、彼らが英語を教える必要がないくらい英語が上手な人は、喜ばれますが、中途半端な英語レベルだと、逆に俺らが英語教えてやんないといけねぇの?俺って英語で話す相手として利用されているのぉ?と警戒されることも。
②ドイツ語の場合
また、ドイツ語の場合、英語はドイツ人にとって簡単な言語(同じゲルマン語族でかなり近い)になるので、英語ができる人も多く、かなりドイツ語が上手ではない限り、ウザがられることもあります。
というのも、日本人がドイツが上手!という人よりも、ドイツ人が英語が上手!っていう人の割合が多いからだと思います。
ドイツ人にドイツ語で話しかけても、英語で返ってくる場合ってよくある!と言う声も結構聞きますしね。
つまり、中途半端なレベルでドイツ語を話すと、ドイツ人には相手にされない場合もある。ということです。相手が英語が全然わからない場合は別ですが…。
で、以下、喜ばれる言語について書いていきますね。それが、意外かもしれませんが、フランス語なのです。
③フランス語の場合
フランスに行ったときに、フランス人は英語をあまり話してくれないという声をよく聞きますが、これは単純にフランス人に英語ができない人が結構多いからともいわれています。よく考えてみてください。
東京にも英語ができない人がたくさんいますよね?特に、東京と言えば、地方から集まってきた人たちが住んでいることもあり、教育にも格差が存在します。パリも同じで大都市には、もともとその土地で生まれた人たちだけではなく、外から流入してきた人たちも多く、必ずしもみな英語の教育をきちんと受けた人たちとは言えないのです。
日本人がフランスに行く=パリという場合が多いので、単純にフランス人が感情的に英語を話したくないのではなく、話せない人も多い。ということをまず理解するべきだと思います。
一方で、そんな中、フランス語を一生懸命話したら、必ず好感を持ってもらえます。もちろんある程度発音は自力で頑張ることはもちろんですが。
フランス人はプライドが高いから、自分の国の言葉で話せ!と思っているのは確かです。けれども、彼らには英語が苦手な人がドイツ人よりも多い。これが私の見方です。
というのも、フランス語と英語は、ドイツ語と英語よりも、遠い関係にあるから。また、私がフランス語学習をお勧めする最大の理由は、フランス人に日本人好きが多いということです。これは、フランス全体で言えば、もちろん日本に関心のある人ってかなり少ないのですが、一部の層、つまり日本のサブカルに夢を抱いている若者の一部の人たちが日本のことを熱狂的に好き。という人たちがいる。
そういう人たちと仲良くなることで、お互いの文化を学び合うチャンスがある。ということ。この一部の日本好きの層は、同じヨーロッパの大国ドイツよりも多いと感じています。
私の場合も、FACEBOOKでフランス語系のグループで友達募集してみると、性別不詳のオカマちゃんの私でも、東大に通っているイケメンくんのフランス人と、カフェでおしゃべりとかできちゃいます→フランスは特に若者は、LGBTに関して偏見のない人が多い。
またフランスは自分の国がスゴイ!と思っている人も多く、その人たちはフランス語を学んでくれる外国人には、めちゃくちゃ優しいという特徴もあります。これは中国人に似ているのかも。
ちなみに、その東大のフランス人クンも、中国とフランスは思想が似ている部分があると言っていました。
④スペイン語・イタリア語の場合
スペイン語はとにかく喜ばれる。というのも、スペイン語圏には英語ができる人が少ないからです。
中南米のメキシコをはじめ、南米のペルー、チリ、コロンビアなど、スペイン語を話す国のほとんどが、英語が学べるほど教育が普及していない場所でもある。そんな彼らにスペイン語で話しかけると、かなり喜ばれます。
で、イタリア語。これは結構、レアな領域。イタリアってスペインと違って海外にイタリア語を話す国を持たないのです。しかも、ドイツのように経済大国でもないので、イタリア語を学んでくれる外国人ってものすごく少ない。
なので、イタリア語で話しかけると、身振り手振りで嬉しそうに返事してくれる。俺らのイタリアへようこそ。という感じで。
⑤ロシア語とアラビア語の場合
写真はロシアのオシャレ都市、サンクトペテルブルク。
ロシア語やアラビア語。この二つの言語にまで行ってしまうと、かなりレアな領域すぎて、歓迎されまくります。
まず、ロシア語って西洋ではめちゃくちゃ人気がない言語です。むしろ、創価大学ロシアセンターというものができたようですが、日本でロシア語がなぜこんなに学ばれている?と、ロシアの報道機関でそのような記事を読んだことがあるくらい、逆にアジア圏の人たちのほうがロシア語を学んでいると言われている。
またロシアには、ロシア版のフェイスブックがありますが、
「ロシアのフェイスブック、【VK】は危険?セキュリティは大丈夫?」」
こういうところでロシア語で発言してみてくださいよ。(まずは翻訳機で作った文章でもいいので)
まずロシア語で発言する日本人はかなり少ないので、すぐにフォロアーがつきます。あの閉ざされた国ロシアにつながりがたくさんできますよ!!
ちなみに、VKは中国人もたくさん登録しているので、FBでは中国人と出会えなくてもVKだと出会えるということがある。
アラビア語はですね、もうびっくりするくらい歓迎されます。アラビア語の場合、無条件にみなウェルカム!です。
これは、私が2年アラビア語を勉強して感じたことですが…。また、アラブの人たちと連絡を取り合うことで自分自身の成長にもつながる。境遇の違う人たちと繋がっていくというのは、いろんな面で刺激になることが多いからです。
まとめ。
このように私がいろんな言語を学んでいるのは、その言語を使ってのコミュニケーションであったり、そのプロセスを楽しんでいたり、さまざま。
またドイツ語よりもフランス語を優先しているのは、フランス語を学んでいるとネットでフランス人の友達が増えるという楽しさもあったり、フランス語は将来使うことがないとわかっていても、フランスの歌をフランス語で歌えるようになりたい。なんていうちょっとした夢もあるから続くのでしょう。
なんといっても、ドイツ語よりも響きがいい。これは日本語と中国語が明らかに違う音であるように、フランスとドイツ語においても、好みが分かれる点だと思います。
そう、外国語=英語だけではない。
なので、外国語を学ぼうと思っている人には、就職や仕事探しのために言語を学んでいるわけではない!のであえれば、英語以外の外国語を初めてみるのもいいんじゃない?って言いたいですね。
って今現在私はフランス語に専念しているので、フランス語についてかなり熱が入ってしまいましたが( ´艸`)
こんな記事もオススメです。
「日本語、中国語、韓国語の3言語が話せるようになると見えてくる世界」
「英語、アラビア語、中国語、韓国語の中で、一番難しかったのが韓国語だった理由」
「韓国語(朝鮮語)を勉強するメリット・需要・重要性」
「中国語(北京語)を勉強するメリット、需要、重要性」
「スマホ英語、無制限サービス(通話授業つき)/ English Mentor (英語メンター)」
「多言語話者、マルチリンガルになるための勉強法とは?」