最近は外国人と結婚したい。外国人と結婚すれば幸せになれると思っている人は多いのではないでしょうか?これは最近に限ったことではないと思いますが…。
特に、英語が学べるからアメリカ人やイギリス人がいい!とか、
背が高いドイツ人がイイ!とか、
オシャレだからフランス人やイタリア人がいい!とか、勝手に幻想を抱いてしまっている人は、やはりいると思う。
特に日本ではそのように考える人の割合が女性に多いと個人的には思います。その理由として、日本人女性の中にはどうしても結婚したら、仕事をしなくてもいい。とか、また外国で暮らすことができる。という幻想を少なからず抱いていると思うからです。
特に、外国人が日本を見たときに、日本人女性の多くが、私の夢は家庭を持つこと。と言ったことに対して、驚いたというエピソードもあります。
そういう点をみても、やはり私には、日本人女性が、外国人男性と結婚したら、無条件に幸せになれる。と幻想を抱いているところがあるのではないか?と思ったりもするのです。
もちろん、日本人女性。と言っても、すべての人が!ではなく、特に若くて、社会進出をまだしていない層の女性の一部。と言ったほうがいいかもしれません。
また、これは日本の社会進出が遅れているから。という理由でもあると思う。
やはり、未だに日本は先進国の中で女性の社会進出が最下位ですし、また日本人女性事態も声をあげて、女性の社会進出を求めているような活動も表に出てこない。
こういう部分を見ると明らかに、日本人女性や日本と状況が似ている韓国人女性が、外国人男性(特に白人)と知り合いたい!付き合ってみたい!というのには、何かやましいものを感じてしまったりする。→そういうパターンは必ず失敗する。
実際に、日本人の国際結婚の離婚率が高いと言われていますしね。
今回は、そんな国際結婚を考えている人に、ちょっと待った!または、少し考えるための人になるものをご紹介したいと思います。
今回ご紹介する記事は、マルチリンガル・リンビング。という私と同じような名前?を名乗った外国人のサイトを発見。このブログのライターは、ドイツ人男性と結婚し、その彼とアメリカに住んでいるアメリカ人女性。
このブログでは自身の結婚生活を通じて、外国人と結婚しないほうがいい10の理由をあげている。
それだけ、国際結婚は甘くないのだよ!と警告しているのでしょう。
その理由が10つほど書いてあったので、私なりの解釈で紹介してみたいと思います。また、私の感想もいくつか書いていきたいと思います。
以下、当たり前のこともたくさん書いているかもしれませんが、何かの気づきにはなるはずでしょう( *´艸`)
Photo: www.japan-photo.de/e-kekkon05.htm
①家族と離れ離れになる
韓国。くらいなら近いので、沖縄人と結婚した間隔かもしれません。(地理的な距離でいえば)なので、たとえばヨーロッパなど、飛行機で何時間もかかるような場所の国籍の人と結婚した場合、何かあったときに、この飛行機で10時間以上かかる距離を行き来しなければならないことになる。
②伝統的な休日を失うことになる
旦那はドイツ人なので、クリスマス頃になると、アメリカとドイツではクリスマスの過ごし方が違うので、ドイツのクリスマスマーケット(ドイツやオーストリアの都市の広場でアドベントに行われるイベント。)などが恋しくなるという。
これは日本人の場合でも、中国には旧正月があるけど、日本にはない。など、いろんな違いがあったりもする。
③文化の違い
これは、とても地理的な距離よりも、もっと重要なのではないか?たとえば、日本人と韓国人が結婚するパターンはやはりまだ多いのですが、離婚率も多い。そもそもは、お互いの文化についてあまり関心がないか、ノリで結婚してしまったパターン。話が合う、とか、身体の相性が合うとか、外見が好きだ。とか、プロポーズに断り切れなかった。など、結婚に至るまでにはいろいろな理由があるかもしれない。
けれども、長期的にこの結婚を長続きさせるためには、お互いがお互いの文化を好きでいる必要があると思います。特に、日本人+フランス人とかの場合、やはり歴史が長い国同士なので、お互いがお互いの国の文化を好きであるとよりうまくいくのではないか?と思います。
④離婚したらどうなる?という焦りが常に付きまとう
同じ国同士で結婚するのとは違い、たとえばもしドイツ人の旦那がアメリカの生活や私に飽きてしまってドイツに帰ってしまったらどうしよう?という不安が付きまというという。国際結婚の場合、離婚してしまったら、子どもはどっちの国に残す?など、面倒くさいことが多く、またそれらが人生に一生付きまとってくるのだと警告しています。
⑤相手の言語を学ぶ必要がある
これは、上のお互いの文化。の部分に似ていますが、ちょっと違うところは、文化以前に、お互いの言葉が通じないと意味がないということですよね。たとえば、お互い英語話者でもないのに、お互いの共通言語を英語にしよう!となった場合、最初は大丈夫かもしれませんが、時間が経つにつれて、お互い言いたいことが通じなくなる時があると思います。せめて、相手の国の言語を日常会話程度理解しようとすることは必要でしょう。
またお互いがお互いの言語を学ばなくても、どちらかがかなり精通していた場合、やはり続く可能性も高くなると思います。
⑥思っているよりもかなり厳しい
以前はドイツで彼と暮らしていたというこのブロガーさんは、ドイツにいたときは、ドイツの文句をたくさん言っていたけれども、今度は、アメリカにドイツの夫が来てからは、ドイツ人の旦那がアメリカについて文句を言いまくっている状態に。
このように、文化の違いによる小さな出来事は日常に溢れているという。
⑦完全に100%家にいる感覚にはなれない
このアメリカ人女性は、旦那さんが外国人なので、ときどき夫が、気がかりだという。確かに、夫はとても居心地よくアメリカで暮らしているのですが、彼自身もアメリカが故郷ではないので、自国のほうが、居心地が良いに決まっている。と思っているようです。
⑧国際結婚は本当の意味で言えば、休暇の終わり
これは国際結婚に限らないと思いますが、結婚するということは、たとえば男性の場合、自分の母親を捨てる気持ちでしなさい。というユダヤの教えがあるように、そんなに簡単に決断できるものでもない。
⑨飛行機代がバカにならない
これは、10と似ているところがあるかもしれないし、私も上ですでに述べているのですが、結婚相手が遠い国に住んでいる国籍の場合、結局何かあったときに、あっちに行ったりこっちに行ったりと、忙しくなる。つまり、普通に日本人同士で結婚した場合よりも、かなりお金は減っていくことになるのですよ…。
⑩少なくても、どちらかの両親とは常に離れていなければならない
これはある意味一番重要なことかもしれない。もし、どちらかが、どちらかの国にずっと住んでいた場合、どちらかの両親が、常に離れ離れになる。
すると、どちら側からの両親からするとずるい!!ってなるので、そこで二人だけの問題だけではなくなり、家族を巻き込み、結婚生活がうまくいかなくなる可能性もある。
マルチリンガールのコメント
国際間の結婚は、グローバル化した現代でも、同じ国同士での結婚よりも考えることが多そうですね。それでも、外国人男性と結婚や同性している友達も私には何人かいますが…。
やはり、みな続く人は、日本人離れしながらも、割と日本人としての自分を守り続けているんですよね…。
そんな私も、過去にアメリカ人と結婚しようとしていたことがあるのですよ…。以下にリンクがありますが・・・( *´艸`)
Reference Site
multilingualliving.com/2013/07/29/10-reasons-not-marry-foreigner-like-i-did/