日本と違い、海外にはマルチリンガルが非常に多い。なので、海外の人の中でマルチリンガルは当たり前でしょ?という人もいるのだけれども、実際英語が上手な人が多いと言われているドイツでさえも、地域によっては英語が話せない人が多い。ということから、やはりマルチリンガルであるということは、海外でも評価されている。
その中でも、日本人なら知っているのではないか?という有名人を厳選してこのランキングには載せていきたいと思う。
この記事が、狭い日本語圏を飛び越えて、多言語を学ぶきっかけになることを願っている!
現在、5位まで公開することとし、今後、以前作った記事をここに統合していきたいと思います♪
14位 レオナルド・ディカプリオ
父方がドイツ系、母方がイタリア系ということから、ドイツ語にもイタリア語にも精通していると言われている。けれども、どちらともドイツ人とイタリア人ではないことから、本人の努力によるものもあるのではないか?もしくは、アメリカに移住してきたヨーロッパの子孫であっても長らく、ドイツ語やイタリア語を話していた家系で生まれたのかもしれない。
いずれにしても、ローマ法王とイタリア語で話すくらいのレベルである。
DiCaprio Speaks Italian in Meet With Pope Francis
またドイツ語でも、短いけれどインタビューに答えている。
Leonardo Dicaprio speak German
13位 シリントーン王女(タイ王室)
タイの国王、前プミポン国王の三女。
・タイ語
・フランス語
・ドイツ語
・中国語
以下は、フランス語、ドイツ語、中国語それぞれで話している大変貴重な動画である。
► Princess Sirindhorn of Thailand Speaks in 3 Languages: French, German, Chinese
12位 ラウラ・パウジーニ(イタリア人歌手)
Laura Pausini Singing in 12 Languages
・イタリア語
・ドイツ語
・ラテン語
・英語
・フランス語
・ナポリ語
・ポルトガル語
・カタルーニャ語
・中国語
・スペイン語
・ロマンシュ語
・セルビア語
この記事を作っている途中で知ったけれども、彼女はイタリアの中でもものすごく有名な人でしかも、歌がうますぎる。特にラテン語の歌は印象にかなり残った。
これらの言語が話せるかは不明だけれども、歌は歌詞を見ずとも、歌えるようである。多言語というよりも、彼女の歌のハマってしまいそうな私。
11位 ベネッサ・ブランチ(イギリス人女優)
Vanessa Branch speaking French and Mandarin
上に動画のURL をリンクさせておいた。
ベネッサ ブランチは日本語のウィキペディアには載っていないけれども、イギリスで有名な女優である。上の動画からも分かる通り、ビジネス系のドラマで、中国語とフランス語を普通に操っている。それをみた部下?が驚いた顔で、見つめるようなシーンがまた面白い。
どうやら彼女は、イギリスとアメリカの二重国籍であるようだ。
10位 孫興慜(ソン・フンミン)
・韓国語
・ドイツ語
・英語
韓国でもドイツ語が流暢!と言われるほど、ドイツ語が上手なソン・フンミン。英語もできるトリリンガルである。
彼の名前は韓国系のサイトを見ていると、マルチリンガルとしてよく知られている。
英語の動画はこちらである。→ドイツ語のほうが流暢に聞こえ、顔の表情も自信満々…。
Post match interview: Son Heung-min
09位 ダニエル・ラドクリフ
・英語
・スペイン語
・中国語
・ポルトガル語
・フランス語
・日本語(0:51)
・韓国語
世界各地で活躍していることから、片言で多言語を習得されている模様。元気ありありで、パワーを感じる。( ´艸`)
ちなみに、彼はハリーポッターである…。年取ると分からなくなるもんだね…。
08位 メラニア・トランプ(米国大統領夫人)
・スロベニア語
・英語
・イタリア語
・フランス語
・ドイツ語
メラニアといえば、NBC のインタビューで、I speak a few languages.(複数言語が話せるわ)と発言したことから、上のような動画まで作られてしまった。
メラニアさんは元モデルで、ユーゴスラビアのノヴォ・メスト出身。また、ドナルド・トランプの3人目にして現在の妻である。
ユーゴスラビアって簡単に言うと、イタリアの右側にある東ヨーロッパのエリア。現在クロアチアがある場所の複数の国が、ユーゴスラビアという国だった。
当時このユーゴスラビアは、ヨーロッパの中でも比較的大きな国だったので知らない人はいないはず。
メラニアさんは、そんなユーゴスラビアで、1970年に国営自動車企業で働く父と、子供服メーカーで働く母の家に生まれたそうで、リュブリャナ大学を卒業後モデルとして活動していたのでもともとアメリカ人でもなく、メラニアの英語力はアメリカでもよく批判されることがある。
つまり、母国語はスロベニア語であり、英語は確かに流暢である。そのほかの言語は、英語圏の情報をみても、彼女が流暢に話している映像が見つからない点から、疑われてはいるけれども、日常会話程度的なものは問題ないのではないか?と私は思う。
そもそも上の動画はメラニアを批判している動画だけれども、メラニアは複数言語が話せるといっただけで、その言語すべてが流暢だとは一言も言っていない。
いずれにしても、これは彼女の努力だ。
07位 ナタリー・ポートマン(アメリカ人)
ユダヤ系アメリカ人で、二重国籍でもある彼女は、
・ヘブライ語
・英語
・スペイン語
・フランス語
・ドイツ語
・アラビア語(挨拶程度?)
・日本語(挨拶言葉だけ)
ヘブライ語の動画は以下、
https://www.youtube.com/watch?v=-Apwv89WXTE
アラビア語の動画は以下
Natalie Portman speak Arabic
スペイン語、フランス語、ドイツ語の動画はいまだに探せていないので、本人はちょっと話せるだけなのに、大袈裟に広まっている可能性もあり。
本人がちょっとしか話せないのに、周りの人が大げさに騒ぐのはいつものことなので…。(^^;)
日本語で挨拶してるような動画は検索すれば見つかる。
06位 セリーヌ・ディオン(カナダ人)
・フランス語
・英語
・中国語
・日本語
この動画は、私がフランス語のリスニングにいつも聞いているものだ…。
セリーヌ・ディオンと言えば、タイタニックのイメージが強いのではないだろうか?カナダ人である彼女は英語のネイティブであり、My heart will go on も英語で歌っている。けれども、彼女はカナダの中でも、ケベック州シャルルマーニュ(モントリオール郊外)のフランス系カナダ人の大家族に生まれたので、ネイティブ言語はフランス語であると言える。
ケベック州の中には英語の話せない人もいるくらいで、完全にフランス語圏である。で、彼女はカナダの公用語でもあるフランス語・英語以外にも、
歌を歌えるレベルで、中国語と日本語もできる。歌詞も何もみずに言えるところが凄いと思った。
こちらは中国語の曲を何も見ずに一曲歌っているところ
Celine Dion sings in flawless Chinese
こちらは日本語で歌っているところ
Céline Dion singing a japanese song (very adorable for Celinish fans)
セリーヌディオンの凄いところは、年齢を増すにつれてその魅力があがっていくところではないだろうか?
05位 ティモシー・フェリス
・英語
・日本語
・中国語
・ドイツ語
・スペイン語
彼はスーパーポリグロットと言っているけれども、自身のブログでもその中でもこれら5つの言語にフォーカスしていると書いている。
以下で彼の言語レベルを観ることができる。
ちなみに、彼は日本でも売れている、「週4時間」だけ働く。という本の著者だ。
https://tim.blog/tim-ferriss-languages/
04位 シャキーラ(コロンビア人)
・スペイン語
・フランス語
・英語
・ポルトガル語
・イタリア語
・アラビア語
シャキーラは歌手でありながら、アメリカではマルチリンガルの努力家としてかなり有名だ。彼女は、米国で長らく有名な歌手であり、その努力の姿勢が認められていると私は思う。
彼女の話す言語のほとんどは、インド・ヨーロッパ語族に属するもので、特に、
スペイン語
フランス語
ポルトガル語
イタリア語
は似ているため、こんがらがってしまうと思うが、うまく使い分けてるのが凄いと思う。それに、話す言語によって人格が変わっているように見えるのも、彼女の魅力をより引き上げているのかもしれない。
以下の曲はスペイン語とフランス語を同時に学んでいる人であれば、宝物になるような曲。歌のタイトルは、死にたい…。となっているのだけれども、その歌詞の中もまた奥が深く、日本人好みのバラードで私はかなり好きだ。
Shakira - Je L'aime A Mourir (Live From Paris)
こちらは上の動画以外にもシャキーラが多言語で話している動画。
shakira Speaking 5 Languages
Shakira speaking different languages
03位 カルロスゴーン(フランス、レバノン、ブラジル人)
・英語
・フランス語
・アラビア語(レバノン方言)
・ポルトガル語
・スペイン語
・日本語(挨拶程度)
カルロスゴーン氏は、多言語を流ちょうに話す動画がいくつも残っているため、別の記事に書いたものをリンクさせておく。
「6ヵ国語話せる日産の会長「カルロス・ゴーン」が話せないのは日本語だけ?日英通訳者「森本由紀」との相性が凄まじすぎる件」
このように、欧米の経営者の中には、マルチリンガルは結構多いというところが面白い。
02位 ウラジミール・プーチン大統領(ロシア人)
・ロシア語
・英語
・ドイツ語
プーチン大統領はドイツ語が堪能だということで知られている。この動画ではドイツ人に質問されたことに対して即座にロシア語で返答しているところがみれる。また最後のほう(1:50)で、少しドイツ語で挨拶して、このシーンは終わりとなる。
つまり、プーチンはドイツ人と話すとき、通訳が要らないレベルということだろう。公の場だったからこそ、難しい話題に対してはドイツ語で話さなかったけれども、一般的なドイツ語会話は普通にできるということがこの動画を見ても分かる。
以下では、プーチンは絶対に話さないだろうと思われている英語も見ることができる。
Fareed: Putin speaks... in English?
プーチン大統領は、元KGB捜査官だったので外国語が堪能ともいわれるけれども、パパ・ブッシュが大統領になる前にCIA(中央情報局)長官だったことを考えると、必ずしもこういう情報局の人たちがマルチリンガルではないこともわかる。(ポジションによるけれども)
ちなみにプーチンの場合は、KGB時代に、1985年~1990年まで東ドイツに住んでいたので、ドイツが堪能ということだ。
01位 アンゲラ・メルケル首相(ドイツ人)
・ドイツ語
・英語
・ロシア語
世界において、女性の指導者で長らくTOPの座に君臨しているアンゲラ・メルケル(境天使→日本語に訳すとこうなる…)。
https://www.forbes.com/power-women/
日本ではあまり目立ちはしないのだけれども、彼女を知らない人はいないというくらい、世界において、この女性の知名度も地位も、ものすごく高い。
そんな彼女は、英語だけでなくロシア語も話せると言われているけれども、ロシア語を話した動画はまだ見つかっていないけれども、
At school, she learned to speak Russian fluently, and was awarded prizes for her proficiency in Russian and Mathematics.
ウィキペディアの英語版にも、彼女は学校でロシア語を学んだことがあり、流暢だと書かれている。
また、カメラからしか捉えられていないが、プーチン大統領とメルケル首相は公式の場では通訳を使って話すが、こういう私的な会話は、通訳一切なしで話してるのでお互いに英語以外の言語を使っている可能性も高い。
つまり、プーチンはロシア語で話し、メルケルはそれを理解しドイツ語で返答するというような感じだ。
Can someone read lips? What are Merkel and Putin talking about at G20?
残りのものは随時、追加していきます♪