現在海外在住のマルチリンガールりょうこです。このブログももう書き始めて4年目になります。約1年前に医薬/医療機器系の社内翻訳を辞め、在宅での翻訳の道を選んだ私は最近は北海道、関東、海外を転々とした生活になっています(;^_^A
今まで語学情報や海外の反応情報を中心にこのブログを書いてきましたが、その過程でさまざまな情報・知識を得てきたので、それらを集約した記事をここに書きたいと思いました。
対象は、私のように語学に興味のある方にとって有益であること。
つまり、この記事では現在の英語力をさらに高めることのできるサービスを紹介していきたいと思います。
何よりも4年もブログをやってきて読者に伝えたいことの一番は、語学力を手にすることで海外で活躍する余地を作ってほしいということでもあり、こういう記事を書くためなら、私はどんな時間でも犠牲にしますよ( ´艸`)
最近は自動翻訳があるから、英語の重要性は薄れてきているんじゃない?と多くの人が思い始めているかもしれませんが、私は全く逆のことを考えています。
社会全体を見渡したときにまっさきにそういう利権が絡んでいるトレンド的な言葉に騙されるのは、中間層、そして中間層以下の人たちです。→私は中間層以下ですがw
つまり、自動翻訳機などがでてきても、それらの製品を消費する人の多くが中間層であり、英語のみならずあらゆることを学ぶという普遍的な活動自体は今後、AIのようなロボットが発達しても変わらないと思うのですね。
言い換えれば、自動翻訳機があるから語学をやらなくてもいい!と信じてしまえば、それこそ語学をやらない人が増え、その人たちがそういう製品に頼らなければならないことになります。
AIのようなロボットがなぜ必要か?というのは、人間の補助的な役割をすることであって、人間も今まで以上に怠けるわけにはいかないのです。
これは有名な投資家や、大富豪をみてもわかることですが、彼らは怠けず勉強を続けていますよね。
そして何よりも、最近は旅行業などでも、瞬間オフライン音声翻訳機「ili」(イリー)のように、手のひらサイズで、しかも安くてビジネス英語・韓国語・中国語に活用できる翻訳機も現れましたが、人と人が本当にコミュニケーションをとり、信頼関係を作り出していくには、自分自身の声で相手の言語を話す必要があると私は考えます。
今後、世界全体の多くのものが自動化・機械化されていく中で、そういう人間らしい人格を高めたものが、生き残っていくって、私は思うんですよね。なぜなら人間は、最終的には世の中をロボット化することを目指しているわけでもなく、人間らしく生活したいだけなのですから。
なので、私は最近の煽り系宣伝はあまり好きではないのですよ(;^_^A
さて、前置きが長くなってしまいましたが、そんな忙しい現代人に、少しの時間でも英語が勉強できるサイトやアプリ、サービスなどを探してみました。
ここには私がこの記事を書くまで知らなかった情報も一部あり、驚いたものもあります。それは先に言っておきますね。5,950円 / 月で、24時間レッスン回数無制限のネイティブキャンプです。
この価格で通話レッスンが回数無制限って、何か罠があるんじゃないのか?と思うのですが、これ本当なのです。それは記事の中で書きますね(^_-)-☆
実際私が提供しているスマホ・メンターという個人家庭教師よりも安い価格なので、スマホ・メンターの方にも、私よりも安いサービスを紹介するときには、ネイティブキャンプをお勧めすることにしました。( ´艸`)→もちろん私のところも気に入れば、英語学習の対象に入れてくださいね…!
「TOEIC950スコアの「医薬翻訳者」による、スマホ英語、無制限サービス(通話授業つき)/ English Mentor (英語メンター)」
ということで、この記事では、より選択肢を広げるため、色々比較していきたいと思います!
①スタディサプリENGLISH
スタディサプリは、学習型アプリなのですが、
発音チェック(長押ししたまま録音)
日常英会話のレベルチェック
ドラマ式レッスンでのシチュエーション別表現が学べるプログラム
などが楽しめる大変便利なアプリとなっています。
TOEIC® L&R TEST対策コースベーシックプラン→月額2,980円(税抜)と高いのですが、日常会話コースだと価格がグーンと下がり、日常英会話コースは月額980円(税抜)で、アプリの機能を使い放題となっています。
驚いたのは、スマホを使って音声を録音する形で発音チェックができる点です。また自分の会話レベルがどのくらいなのか?もアプリを通して、レベル1~7まで判別されるという賢いアプリです。
収入アップのために英語を勉強しているわけではない
外国人と日常フレーズで会話ができるようになりたい
というような人には向いているアプリです。
私のようにTOEIC700点以上のメンティ(生徒さん)を中心に、英会話を教えつつ、医薬翻訳も受託している身になってしまうと、過去に自分がどれだけ英語のできなかった人間だったのか。ということをつい忘れてしまうのですが、この記事を書くにあたり、私も20歳~25歳の間、英語にものすごく躓いて、投げ出そうと思ったことを思い出してしまいました…。
と、私がもし今の英語レベルではなく、TOEIC700以下であれば、このアプリを使います。理由は上のスクリーンショットからもわかるように、自分の英語力をデータ化して管理してくれるので、客観的に自分の英語力の向上がわかるからです。
いずれにしても、0円で全機能使い放題という7日間無料体験というのをやっているようなので、私も申し込みました。→次回ブログでレビューして詳しく解説していきますね(^_-)-☆
「リクルートの英会話アプリ!スタディサプリ ENGLISH【7日間無料体験】 」
②株式会社ネイティブキャンプ
カランメソッドで英語力向上! とうたい文句にしているネイティブキャンプ。長州小力、シャランQなど、テレビを観ない私でも知っているような芸能人まで使って宣伝しているこのオンライン英会話サービスは、この記事の上のほうでも書きましたけど、月額5,950円で、~25分までのレッスンがし放題という信じられない低価格サービスを提供しています。
で、どのように会話するのか?ということは、上の写真のイメージそのままです。カメラで講師の顔を見ながら、カメラの下にはテキストも表示されています。
これだけ安いので、人件費の観点からみても、その多くの講師がフィリピン人で、若い人が多いように思います。
ネイティブキャンプは、
1500単語程度のグローバルイングリッシュを先に学びます。
というふうに掲げていて、フィリピン人のような英語のネイティブスピーカーであるけれども、グローバルイングリッシュ(アメリカやイギリス英語ではなく、非英語圏同士で話す英語のような簡単な組み合わせで話す方法)が得意な講師を揃えているのが特徴です。
これは私がずっと提唱している OXFORD3000単語 とも重なるところがあり、この英会話法は私からしても賛成できます。
で、価格的にもお得!ということはあるのですが、自分にはこのサービスが必要なのか?ということはまずしっかり考えるべきです。
というのも、どれだけ制限なしで会話ができたとしても、自分から率先して話題作りをしたり、また自分で今日はどんな単語やフレーズを先生と共有したり、アウトプットしたりしようかな?という、目的をノートに書きこんでそれを実行するつもりではないと、ただ講師と無制限に話しただけでは、英語力は伸びないからです。
なので、
・Electrical appliances=電化製品
・I hate the way he talks=彼の話し方が嫌い
・I can't go into details now; it would take too long.=いまは詳細を語ることはできないの、っていうのもかなり時間かかると思うから
のように、普段口からでてこないようなフレーズをノートの書き留めて実際の通話の際に活用すると、非常に効果的です。
TOEIC600点~700点を狙いたい人は、単語のレベル的にいっても、アウトプットの場としてネイティブキャンプをうまく利用できれば、TOEICの勉強もしながら相乗効果を発揮するでしょう。
ま、色々と熱くなってしまいましたが、トライアルくらいはやってみる価値があると思います!
③Udemy(ユーデミー)
ユーデミーはオンライン学習プラットフォームです。ここでは色々な英語の講座が視聴できます。ユーチューブとは違い、講座なので料金がかかりますが、内容に納得がいかない場合、30日間返金保証というアメリカらしい発想でサービスを行っており、もう一つ良いところが、講座を修了した後に、修了証明書が発行される点です。→ダウンロード、印刷が可能。
ユーデミーは今後も伸びていく会社なので、この修了証というのは、転職の面で強い武器になる可能性があります。
また意識が高い系の人が使うプラットフォームなので、ユーチューブのように関係のない動画に誘惑されずにも済みますし、英語以外に、プログラミングや、IT、ビジネス・経営、受験・資格などの講義が販売されているので、登録はしておいてもいいと思います。
ちなみに私は既に登録済。登録すると、なぜかユーチューブの宣伝にこのユーデミーがたくさん出てくるようになりましたが(;^_^A
また、名前とメールアドレスだけで気軽に無料登録できる点も、メリットかもしれません。今後、ますます日本の産業割合も、プログラミングなどITのほうの割合が増えていくので、こういう講座を利用してプログラミングや、ワードプレスなどの基礎を学び実践して、稼ぐというような使い道もありますね。
ワードプレスなどを理解できれば、ブログで自分を発信する強力なツールになりますし、また女性であればエクセルにものすごく強くなることで事務の仕事もすぐにゲットできます。
英語+ITスキルというのはいま最も必要とされているスキルではないでしょうか。
Webデザイン→(私はこちらを購入しました。41.5 時間の動画が、期間限定で1,400円になっていたので、これでサイトのコーディングをやるつもりです( ゚Д゚))
こちらも人気のようです。
高卒ニートの僕が6ヶ月でTOEIC960点取った具体的な勉強法【実践編】
5時間のオンデマンドビデオ
11件の記事
52件のダウンロード可能なリソース
学習期間の制限なし
モバイルとPCからアクセス
修了証明書
これらすべての条件で、6000円→1400円となっていました。また、オンデマンドビデオの内容が、
TOEIC800点を3か月で取るための勉強法
TOEIC800点を取るための各パートのテクニックを網羅
TOEIC800点獲得に必須の教材・ツールの使い方
TOEIC新形式問題への対策
TOEICの勉強を継続するための方法・マインドなど
など、TOEICのマネジメントをどうやってすればいいのかわからない人に対して、この値段で解説してくれるのは、ちょっと安すぎるような気もします。(;^_^A
TOEICの点数が就職や転職に響く状況にある場合は、こういうプロフェッショナルから、先に学だほうがいいですね。
東西問わず昔からの諺ですが、1人であれこれ考えるより、まずプロフェッショナルがどうやってやったのかを知った後に、考えれ!って言いますからね。
Udemy(ユーデミー)公式ページ
④イングリッシュブートキャンプ
また出ましたキャンプ系!( ´艸`)/
けれども、こちらは②で紹介した「ネイティブキャンプ」と名前が似ていますが、更に本当のキャンプに近い内容となっています。
開催場所はイングリッシュブートキャンプ二子玉川ベースで、定員は、18名となっており、料金に関しては、2日間で98,000円です。
料金は少し高く感じますが、合計20時間のレッスンとなっており、食事に関しては、(1日目昼食・夕食/2日目昼食付き)となっています。→二日目の夕食くらいつけてくれたっていいのにね…。( ´艸`)
いずれにしても、いますぐにビジネスに英語が必要とされている人には高くない値段ですね。1コマ40分あたり、約3,300円というような感覚でもあり、特別高いレッスンというわけではないようです。
またイングリッシュブートキャンプという名前からも、ネイティブスピーカーと一緒にキャンプでもするのかな?と思う人がほとんどだと思いますが、キャンプのように宿泊はできない点も留意しておいてください。自宅から通われるか、近くの宿泊施設に自分で泊るようなので…。
また98,000円というのは消費税は別なので、もう少し高くなりますので、その辺は気を付けてくださいね(^^;
⑤ジャパンタイムズ紙
英字新聞ですね。これは、翻訳者や私のようなライターなどもやっている人向け。私も紙ベースの英字新聞を取って、わからない単語にハイライト(黄色のマーカー)をつけたりするのが好きですが、こういう作業は習慣化するとかなりの語彙蓄積に繋がります。
最近は電子書籍などもありますが、英字新聞は紙ベースの場合、印をつけられるのがメリットなのです。
実際に今何が起きているのかについて書かれている英字新聞をこまめにチェックする習慣化をつけると、英検単語集を読むよりも非常に頭に残りやすく、英語だけを毎日何時間も勉強しなくても、朝5分くらいだけ見出しを中心にわからない単語を発見するという習慣をつければ、単語は自動的に増えていきます。これは私がやっている単語増強法ですね。
私は医学ジャーナル紙のThe New England Journal of Medicine を読んでいますが、やはり、専門的な用語、言い方も多く出てくるので、マネしたいところは、黄色のマーカーで、ハイライトしたりして、そのハイライトを入れた部分に日付も書いています。
これってやり出すとハマるので、ストレスなく英単語を吸収できます( ´艸`)
また日付も書くことで、いつこの単語が眼に留まったのかもわかり、記憶の整理もしやすいのです。→ここはものすごく重要。
ジャパンタイムズはそれほど高くもなく、英語力を得るのと同時に日本人があまり読まないような英字新聞を読むことで、新しい情報を取り入れ、モノの見方も変わるのは言うまでもありませんね。
公式サイトの料金表をみても、かなりリーズナブルです。
けれども英字新聞を読むこと=会話が伸びる!とは違うので、これは将来翻訳を目指す人や、英語で将来ブログを書いたり発信者になりたい側が積極的にやっていくべき作業になると思います。
いずれにしてもやるからにはやる。とやり続ける人は、どんな分野でも伸びていきますね。
⑥翻訳者を目指すのであれば、アメリア
アメリアは私も会員になっています。医薬翻訳者として仕事を受注するツールとしても、また私が翻訳未経験だった頃も、ずいぶんお世話になっています。
以前も記事きましたけど(;^_^A
翻訳未経験者に対しても、クラウン会員というアメリア独自の翻訳者ステータス(トライアルテストに合格することで)を得ることで、アメリアに登録している翻訳会社などから、スカウトされることもできます。
また英会話学習というよりも、翻訳実務に関するコンテストや、トライアルなども受けられるので、翻訳者を目指すのであれば、間違いなくアメリアです。
まとめ。
いくつかお勧めの英語力向上サービスを紹介しましたけれども、いかがでしたか。人によって英語力を上げる目的も違うと思うので、自分なりに色々な方法で実践されることをお勧めします。
また、それでも英語はやりたくないんだ!!と思っている方は、瞬間オフライン音声翻訳機「ili」(イリー)などでもいいでしょう。
むしろ私は母にはこの音声翻訳機を勧めるつもりです。というのも、母は全く語学をやる気すらないにもかかわらず、私と毎年海外旅行に行くので、これを持たせておけば、便利だからです。( ´艸`)→オフラインですから、通信をする必要もなしで、しかも、英語だけでなく、中国語、韓国語も対応…。私が今までマルチリンガルになるために頑張ってきた、言語3つもカバーしています…。
けれども、やはり本当のコミュニケーションとは自分で話すことです。そして相手の話を自分の耳で理解できるようになること。これが今後の将来を生き抜く一つのスキルになることは間違いありません。
なぜならビジネスは、人と人との関係で成り立つからです。
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