この記事では私が今までずっとやってみたいと思っていたけれども手を付けられていなかった遺伝子検査(ジーンライフ)について書いていきたいと思います。
というのも私のブログを読んでいる方はわかるかもしれませんが、私は3年以上にわたり、人種、遺伝子関係の記事を書いてきました。それだけ私は人間のルーツというものに凄い興味があるのです。
私自身、同じ日本人から中国人っぽいよね!とか東南アジア人っぽいよね!と言われてきたという過去もあり、気になっているというところもありますが…
けど、韓国ではなぜか日本人っぽいね!としか言われないという…。( ´艸`)
以前そんなこともあって、こんな記事を真剣に書きましたわ…w
「日本人は、東南アジア人?なぜ、顔が似ているの?100年後、韓国人も東南アジア人顔になってる?【韓国の反応】」
20代は特に、そういうことが結構多かったのですね。30歳になって分かるのですが、20代の頃って、人の外見に干渉する人って多い気がします。で、成長して、そういうことを思っていても言わなくなると思うのですよね…。→韓国人は年齢関係なくズバズバ言ってきますが!
っていうグチは置いといて、日本人のハプログループは10程度あると言われているので、日本人っぽい!という人は存在しないことになります。
「韓国人とは違う?日本人にある遺伝子、Y染色体(父系)とミトコンドリア(母系)「ハプログループ」を調査。あなたは、どれに当てはまりますか?」
現代日本人の平均的な顔に近いよね。という言い方はできても、日本人っぽいという言い方ができないということですね。
ハプログループが10種類もあるわけですから、その分、いろんな顔があって当たり前なのです。最近そういうものを検査できる遺伝子検査キットを調べていたので、以下、業界で定番の「ジーンライフ」→メンタリスト DaiGoがCMとか広告にでてる製品でも同じみのもを中心に紹介していきますね(^_-)-☆
①遺伝子キットで一番定番なのは、ジーンライフの「ジェネシス」
https://www.japantimes.co.jp/
現在、ハプログループを検査できる遺伝子検査の中で一番有名なのが、GeneLife のジェネシスです。マー君こと田中将大のCMでも有名なので、見たことがある人はご存知かもしれません。ま、特に意識をしたことがなければ、おそらくこのCM自体知らないでしょう…。
まず、こちらの記事でも以前説明したのですが、
「韓国人とは違う?日本人にある遺伝子、Y染色体(父系)とミトコンドリア(母系)「ハプログループ」を調査。あなたは、どれに当てはまりますか?」
ハプログループといっても、母系・父系でその調べ方が、異なるということを理解する必要があります。
というように、調べるものが少し違うのですね。この基本的知識がないと、以下の内容を読んでいても、こんがらがってしまうので、覚えておいてください。
また、父系の場合は、女性にはなく、男女どちらも持っているのが母系なので、一般的に、母系(ミトコンドリア)で遺伝子検査をすることが多いのです。
つまり自分の母→母方の祖母→というふうに、どんどん突き止めていくのが、ミトコンドリア(母系)の検査です。
ジーンライフのジェネシス製品の「Genesis2.0」という製品は、検査項目の中に、ミトコンドリアとY染色体どちらとも入ってます。つまり、どちらのルーツも調べられるのです。
つまり、男性が自分のDNA、つまり、母系も父系も調べたい場合、上の Genesis2.0 を選ぶべきです。
で、女性の場合は、ハプログループだけ調べたければ、ミトコンドリア(女系)のみを調べる「ミトコンドリアDNA」の製品で十分です。→女性の体では、Y染色体のDNAを調べることができないので…。
つまり、女性の体にはミトコンドリアDNAだけ、男性の体には、ミトコンドリアDNAに加え、Y染色体DNAも調べられるという、違いがあるのです。
なので、よく「天皇はY染色体をずっと受け継いできているから女系天皇はダメだ!」と主張する人もいますよね(;^_^A
で、話は戻って、これら遺伝子検査「Genesis2.0」の場合は、自分の祖先を発見するだけではなく、色々な検査項目があり、参考になるものが多いです。
■主な検査項目
・病気のかかりやすさ(疾患リスク)
・肥満タイプ(ダイエット)
・肌質(スキンケア)
祖先のルーツ(ミトコンドリアDNAとY染色体)
・お酒の強さ(アルコール分解能力、アセトアルデヒド分解能力)
・円形脱毛症リスク
・AGAリスク
・有酸素運動能力
・無酸素運動能力
というように、結構あるのですが、色々な方のレビューを見ていると、当たっている人もいれば、あまり当たっていなかったと不満を漏らす人もいました。また遺伝子検査と言えば一生に一度しかやらないと思うので、参考程度に見ていくとか、自分の母系、父系のルーツを知るために実践する人が多い感じがします。
②料金は結構高い
まずジーンライフが提供している遺伝子検査キットの中で、祖先のルーツ(ハプログループ)がわかる製品は、3つだけである。
・Premium→安いが、入会金が必要
・Genesis 2.0→母系、父系どちらのハプログループも調べられる(男性にお勧め)
・ミトコンドリアDNA→価格は安いが、父系(Y染色体)はわからない(DNA検査だけするなら女性にお勧め)
と、上のスクリーンショットをみるとわかるのだけど、詳しい違いまではわからないのが現状ですが、つまり遺伝子検査の場合、「Genesis2.0」で問題ありません。
もちろん女性も Genesis2.0 をお勧めしますが、もし上のような、さまざまな項目(病気のかかりやすさなど)が知りたくなければ、ミトコンドリアDNA という製品だけ使えばいいと思います。
ちなみに、項目数は、360項目もあり、その中の代表的なものに以下が含まれています。
・筋肉の発達
・運動能力
・アルコール代謝
・アレルギー体質
・歯周病
・長寿
・耳垢タイプ
・ガン
・身長
・胸の大きさ
また付け加えて言うと、遺伝子検査キットで有名なものにもう一つ、「遺伝子検査キットMY CODE」というのがありますが、こちらは、Y染色体の遺伝子情報は調べられないので、日本では、男性のY染色体のハプログループを調べられるのは、の「Genesis2.0」のみ、ということになります。
③検査方法
動画は、メンタリストDAIGO が、自分の検査結果を長々と話しているもの。ジーンライフの製品は、マー君以外にも、メンタリストDAIGOも、イメージキャラクターに選ばれている。のが、また興味深い。ちなみに、「Genesis2.0」では、メンタリストDAIGOの特典もついてきます…。
→最近はイメージキャラクターが外国人系に変わったみたいで、上の動画は削除されていた( ゚Д゚)→2019年11月18日現在
送られてきたキットに唾を入れて、送り返すだけといったとてもシンプルな方法。以下の6つのステップになっています。
①キット到着→②申し込手続き→③唾液採取→④返送→⑤アンケート回答(WEB上)、⑥解析後、結果閲覧
2017年12月時点でジーンライフの独自調査によると、国内解析総数53万人以上、国内シェア70%となっており、私が知らなかっただけで、結構多くの人が、この遺伝子検査キットで、自分のハプログループを調べていることも判明しました。
④amazon の評価を調べてみた
2018年12月現在の評価では、5つ星(52%)が一番多いものの、それに近づく勢いで、1つ星(38%)も多い。amazon の評価としては決して良いとも言えなく、だからと言って悪いとも言えない。少なくとも5つ星で評価している人は、半分以上もいるということにもなります。
⑤ハプログループの種類はわかっても、サブグループまではわからない?
日本人のハプログループには10種類くらいありますが、その中でも、たとえばハプログループD には、
D*
アンダマン人 73%
グアム島 17%
D1a
チベット民族 49%
彝族 16%
苗族 9%
D1b
日本人 35%
大和民族 32%
琉球民族 56%
アイヌ民族 75%
というように、サブグループというものがあります。現在のジェネシスの製品ではここまではわからないという指摘もでています。(アマゾンのカスタマーレビューより)
が、実際は、Y染色体(男系)の場合、サブグループまではわからないのに対して、ミトコンドリア(女系)の場合は、サブグループまできちんと開示してくれます。
もっと詳しく言うと、ミトコンドリアハプログループは、「A」「B」「D」「F」「G」「M7」「M8」「M9」「N9」「L」「M」「N」「H」「R」の14種類で判定していて、
たとえば、ミトコンドリアハプログループが、「B」だった場合、「B5」のように表示されるということです。
※赤い部分がサブグループ
ちなみに、ハプログループDは、韓国や中国にはほとんどみられないもので、アイヌ民族にはかなり入っていいます。つまりハプログループDが強いと、濃い顔であったり、毛深かったり、天然パーマだったりするという確率も高くなると言われています。
「日本人は黒人?日本人と同じ【ハプログループ D】を持つ、チベット人と、アンダマン諸島のオンガン人(ジャラワ族、オンゲ族)」
「韓国人や中国人に比べて日本人に、「毛深い人」や、「天然パーマ」(癖毛)の人が多い理由」
⑥336問もの膨大なアンケートへの質問回答を提供しないと、ゲノム検査結果がみれない
2018年1月19日にコメントされたこの苦情が amazon 上で話題になっていました。「なぜ、検査結果を見る前に、336問もの莫大なアンケートに答えなければならないのか。」というもの。これらのアンケートが検査結果に反映されているのではないか?という、消費者からの懸念の声。このコメントはなんと、691人が参考になりました。というボタンを押していることからも分かるように、かなりインパクトのあるコメントでした。
その後、9ヶ月後に、この問題が少し解決に動き出しました。
ジェネシス担当者側から、以下のコメント返信が。
【追記:2018/9/25】検査結果前のアンケート回答を改修いたしました。検査結果閲覧前のアンケート数は最大24問に変更いたしました。
つまり、現在は336問ではなく、24問に変更になったということです。このアンケート収取は、今後の製品開発の材料にどうしても顧客のアンケート情報が欲しいがために、それらを入力しないと、ゲノム検査結果がみれない。というようにしたと思うのだけど、これが結構痛手になったのだろう。(顧客からは、このアンケートは任意で回答にしたほうがいいという意見もあったくらい)
いずれにしても顧客の声を聞き、改善していくのは評価したいところです。
⑦東南アジア系なのか、韓国系なのかがわかる
縄文系とか弥生系というより、もっとわかりやすく言えば、東南アジア系なのか、韓国系なのかですよね。
中には、中東系、ロシア系、稀に黒人系などもいますが…( ´艸`)
また、東南アジアっぽいと言われる人が実は北方系だったり、北方系(韓国)っぽいと思われている人が実は東南アジア系だったりということもたまにありますが、確実にハプログループを知ることができる。のがこの製品の最大のメリットであると私は思います。
ちなみに、蒼井優(あおいゆう)さんは、私は北方系かと思っていたのですが、高須クリニックの高須先生いわく、彼女はポリネシア人系なのだとか。つまり東南アジア系らしい。それは鼻でわかるのだとか…。
ちなみに、amazon のレビューに以下のようなコメントがあったのが印象的でした。
使ってみて、僕の顔がやけに濃い理由がわかりました。アフリカ人の遺伝子が入ってるからなんですね。これからはアフリカ人として生きていきます。ありがとうございます。
というように、私もそうなのですが、現代日本人の平均から離れている人には魅力的な検査と言えるかもしれません。
また、そのルーツを知ることで健康管理だけでなく、その国々に興味を持つきっかけにもなるかもしれません。
たとえば私は、2018年初めて東南アジアのマレーシアとタイに行きましたが、今まで全然興味なかったのに、気候などが自分に合うんじゃね?と思ったりもしましたからね(^^;
でもやっぱり、自分のハプログループを知ることで、自分らしさを前面に出したお化粧に変えたりすることもできるかもしれません。
たとえば、北方系なら北方系のらしいお化粧にするとか、南方系なら温かみのあるメイクに変えてみるとか、そういう自分自身を知ることで、良い部分を引き出しやすくし、周りからも魅力的に映る効果がでてくるかもしれません。
やはり自分自身のルーツをすることは、外見の手入れの面でも重要になることは間違いないと思います。
⑧遺伝子情報は変わらない、研究が進めばデータも変わる
遺伝子テストのメリットは、一旦自分のハプログループを知ることができれば、たとえばハプログループAには、こういう疾患の恐れがあるという科学的な実証がでてきたときに、遺伝子情報(インターネットに登録している自分のデータ)に反映されるということです。
それぞれが持っているハプログループなどは変わらないので、自分のハプログループを知ることで、今後研究が進んでいくと同時に、自分の体の傾向がより見えてくるという訳です。
⑨自分の為だけでなく、大切な人へのプレゼントとして
個人的には自分へのプレゼントというのものいいですが、こういうDNA情報キットは一生に一度しか使わないものだと思いますし、大切な人へプレゼントして、それが将来、彼らの気付きになればいいと思うのです。
私は父と母にそれぞれ購入しました。( *´艸`)
⑩必ずしも納得がいく回答を得られるとは限らない
色々なレビューを見ていると、満足した人もいれば、そうではない人もいます。自分の特徴と全く違うという人もいるようで、いかに遺伝子検査のすべてが正くはない。というのがわかるような感じもします。
けれども一つ言えるのは、完全にハプログループを知ることができ、自分の父、母がどこから来たのかは、グループとして知ることができる点です。
結局のところ、この製品の売りとなるのは、ハプログループが完全にわかるところ。そして、自分の特徴に当てはまっている部分など見ながら、どの生活習慣病に気を付けるべきなのかが分かる点ではないでしょうか。
また下手なものをプレゼントするよりも、こういう遺伝子検査キットをプレゼントしたほうが、家族や親しい友人へのプレゼントとしては最適かなとも思いました。
ちなみに、この会社は「CPIGI認定マーク」取得済みなので、その辺は安心してくださいね。
私は生物学的には男性なので、Y染色体のハプログループ(父系)と、ミトコンドリア・ハプログループの情報を知ることができました。思った通り、私は韓国・中華などの系統であるO(ハプログループO=Y染色体)と、日本に固有のアイヌ・沖縄などにもみられるハプログループM7=ミトコンドリア)のミックスであることがわかりました。
けれども意外だったのが、父が縄文系の顔なのに、Oだったことと、母が弥生系の顔なのに、M7だったことです。
というのも、父の父(私からすればお爺さん)などをずっとたどっていくと縄文系の顔ではないのかもしれないと思い始めてきました。
また母は弥生系の顔ですが、母の母(私からするとお祖母ちゃん)をずっと母系でたどっていくと濃い顔になっていくのかもしれない。
なんて想像していると楽しくなってきました( ´艸`)
最後に。中国・韓国にはほとんどなく、アジアで、日本人・チベット・アンダマン諸島の人にしか入っていなく、男系の天皇家も受け継いでいると言われている、ハプログループD(Y染色体)は私には入ってなかったのはちょっと残念。
以下、証拠のスクリーンショット
以下自分のハプログループが気になる方はどうぞ。公式ページをみれば、より詳しい説明が書いていますが、3万円と高く、amazon だと、半額以下の14450円ほどで購入できます。