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生活してみて分かった、日本人が知らない、インドネシアからみた世界と、不思議な部分 TOP10

2019年2月24日

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生活してみて分かった、日本人が知らない、インドネシアからみた世界と、不思議な部分 TOP10

2019年2月24日


この記事では、現在インドネシア在住の私が感じた日本にいたとき感じていたインドネシアと、実際に住んでみて感じたインドネシアの違いや、インドネシアからみえる世界などを紹介していきたいと思う。

そもそも私がインドネシアに興味を持ち始めたのは2016年頃だった。2015年、ソニーで社内翻訳をしていたころアラビア語を始めたわけだが、その後も他の言語に手を広げる形でインドネシア語の基本単語を横浜で勉強していたのを今でも覚えている。

けど、もっと振り返ってみると、2014年に私が韓国の大学に通っていたころ、冬休みに東京で新聞や雑誌などを電子図書としてスキャンする作業系のバイトをしていた頃、スキャンの対象になる新聞がインドネシアのもので、強い関心を示していたのを覚えている。(あの頃から他の文化に強い関心があった)

あの頃はインドネシアと聞いてもパッとしなかったし、優先して行きたいと思うような国でもなかった。けど、インドネシア語の基礎学習が一通り自分の中で終わったことや、今まで少しずつ理解を深めてきたイスラム教の知識、そして東南アジアに今まで行ったことなかったけれども、タイやマレーシアなどに行ったこともあってか、いまこそインドネシアだ!という感じで現在インドネシアに滞在している。

以前、こんな記事を書いたが、

「東南アジアに「オーストラリア人」が多い理由と、日本人が知らない「インドネシア」と「マレーシア」について TOP10」

こちらはオーストラリアと東南アジアの意外性をメインとしているわけだけれども、本記事では、インドネシアで生活してみたい。とか、インドネシアを少し理解してみたいという人向けの記事になっている。

おそらく、今後、インドネシア語圏に拠点を置こうとか考えている人には、参考になるに違いない。

①インドネシアから見た世界

インドネシアの若者を観察していると、10代などがスマホのスピーカーで日本の曲を聞いていたり、コンビニの製品に日本語が書かれてあったり、日本語のTシャツを着たりする人がいたり、道路は大部分が日本車で溢れていたり、韓国や中国にいたときよりも、日本を感じることができる。特にアニメや漫画などのサブカル、つまり日本のカワイイが目立つ。

JKT48などがあることからも、日本に強い親近感を覚えている人が多いと思った。日本人はインドネシアになんて関心は持っていないけど、インドネシア人は常に日本に向いている感じ。一方、化粧品、家電などは韓国勢が結構目立っている。

一部には以下のような嫌韓記事もあったが、全体としてインドネシア人は、日本人と韓国人の違いとかよりも、どちらからも、先進的な良いところを取り入れたいという感じに思える。特に若い人たちが北東アジアに憧れている感じがした。

「韓国が世界で嫌われはじめている5つの理由【インドネシアの主張】」

また、地理的な部分で言えば、マレーシアにいたときは、北にあるタイや、南にあるシンガポール、インドネシアが常に気になっていたが、インドネシアという巨大国家にやってきた途端、他の国がどうでもよく思える感覚に襲われる。(ここポイント

これは、中国に住んでいるときに、韓国が中国の省の一部に見えてしまっていたことや、日本が極東に浮かぶ単なる小島にしか感じないような感覚に少し似ていて、巨大な国に溶け込むと、周辺国の小国がどうでもよくなる。という、不思議な現象なのだ。

逆に韓国にいると、精神状態としては、中国という大国に抱きかかえられているような状態で、極東に日本列島が半島を邪魔しているような感覚である。→韓国人が日本に対して攻撃したくなる精神状態も理解できるようになった。

上の地図をみてもわかるように、インドネシアの部分(上は赤、下は白)がものすごく広くて、東南アジア南部の大部分を支配、そしてシンガポールやマレーシアを抱きかかえるように飲み込むような感じになっているのが分かる。

今後、インドネシアは今以上の存在感になるだろう。と強く思った。

 

②貧富の差が激しい=日本人より金持ちが目立ってしまう

https://asialink.unimelb.edu.au/

ジャカルタがこのように高層ビルが乱立する巨大な都市圏だということは知っていた。というのも、首都圏の人口が、3500万レベルで、ソウル首都圏(2500万)、ジャカルタ(3000万)くらいという知識はあったからだ。

以下の記事にはジャカルタは入れていないが、入っていれば、東京、上海、ジャカルタはこの中で一番大きい都市である。

「東京、大阪、上海、香港。ソウル、北京、シンガポール。どれが東アジアで1番の大都市圏?」

つまり、ジャカルタって、シンガポールの人口500万台を一カ所に6つ凝縮させたイメージ。東京23区を中心とした首都圏と同じように、果てしなく市街地が広がっていて、果てがない。なので、シンガポールのマリーナベイサンズ周辺の繁華街がいくつもあるイメージなのである。

けど、東京とジャカルタの違いは、まだジャカルタは郊外と都心を結ぶ交通網が整備されていないことだ。上のように、高層ビル群だけをみれば、東京よりも大都会にみえるが、移動が非常に大変。渋滞は世界でもトップクラスで、ここが解消されるだけで、この都市の経済発展は急激に伸びるのではないか。とさえ思ってしまう。

というのも、渋滞中は何もすることがないので…。待っているしかないという負のサイクルなのだ。

また、私が一番驚いたのは、日本人のこのアタクシが、物価の安いジャカルタに行けば、リッチになれるぅ~!とか思いながら行ったら、それは全然違ったということ。

確かに交通費、ホテル代などは安い。けれども、日本人が行くショッピングモールには、中間層~富裕層しか基本的に集まらないので、まるで自分がその中でも一番所得が低い部類に入るような変な劣等感を少しだけ持ってしまった。

それくらいインドネシアでお金を持っている人は日本人の平均より更に持っていて、それは見た目でもわかるのだ。着ているもの、仕草、雰囲気はあきらかに街で見かける平均的なインドネシア人とは違う。それこそ、そこそこの高学歴のインドネシア人は英語も上品に話せる。

またお金持ちのお嬢さんみたいな人たちは、美女同士でショッピングモールに遊びに来ていたり、私がイメージしているインドネシア=貧困とは違ったものを見てしまった。

つまり、日本人が旅行でジャカルタに行っても、衛生的に無難なショッピングモールに行くことが絶対的(外は暑いし)ので、そういう豊かな部分だけを見ることが多くなるからである。

またスーパーマーケットで買い物をするとき、日本人が好むようなものを食べようとすれば輸入品で2,3倍の感覚なので、私の日本での一カ月の食費は3万円だったが、今は6万円に設定しているくらい。

 

③インドネシア人の英語レベルは、日本人よりも上

私が行く場所と言えば、空港に着いてから、ホテルまでを配車アプリGrabで行くとか、日本食材を買いに、現地では高級スーパーに分類されるようなスーパーで買い物するくらいである。また、日が沈んだころにバイクでショッピングセンターに行ったりするくらいだろうか。

で、私が驚いたのは、インドネシア人の英語力だ。ジャカルタの中心部で話しかけた人の多くが英語が話せていたのに驚いた。何が驚いたかって、英語を話すときに日本人が緊張するような感じにならず、慣れた感じで話している人が多かったことだ。

私が訪れる場所に高所得者(高学歴)が多いこともあると思うが、韓国にいるときよりも意外と英語が通じた印象を受ける。

けど、数字だけ見ると、インドネシア人の英語力は高いとは言われていない。これはおそらく、格差のある国なので日本人が訪れる場所に英語のできる人が集まりやすいということなのだろう。

にしても、下手したらマレーシアと変わらないんじゃない?と思うくらい英語できる人に遭遇する率が高かった。

「【2018年版】日本は何位?非ネイティブの国で、英語力が高い国ランキング TOP50」

④インドネシアでもある差別

※写真は、一部インドネシアの領土でもあるニューギニアに住む人たち(Tony RobbinsさんのFBから)

ここは私もまだ勉強不足な部分があるのだが、インドネシアは、いくつもの島を戦後、独立させた国。もともとはオランダの植民地だったのが、日本軍がそれを追い払った。

※実際は、インドネシアを日本が救ったというネット上の、つまり日本側の歴史観は正しい一面がありながらも、油田地帯を占領したり、インドネシアから強制的に「ロームシャ」(労務者)として日本の軍事作戦に徴用している。という事実もあるようだ。

そして、日本が降伏した後、インドネシアが独立した。その後も、残っていた日本軍と一緒に、また植民地化しようとやってきたオランダ人を倒したとも言われているが…。

そのことにより、天皇陛下がオランダ訪問したとき、結構色々なハプニングがあったのはあまり知られていない。

「日本の天皇は戦争犯罪者!とイギリス人が抗議。オランダでは日の丸を燃やされ、卵を投げつけられた理由【海外の反応】」

で話は戻って、つまり、いくつもの民族が同居する多民族国家ではあるが、マレーシアと違うのは、マレーシアでは、マレー系、中華系、インド系が、それぞれの言葉を維持しながら同居している点。そして、中華系とインド系は主にイギリスの植民地時代にやってきた人たちなので、土着民族のマレー系が優遇されている点。

「日本人が知らない、マレーシアにおける中華系とマレー系の民族対立」

けど、インドネシアの場合は、左はスマトラ島、中心部のジャワ島、バリ島、北部のカリマンタン島、フィリピンに近いスラウェシ島、ニューギニア島など、東西の長さは、オーストラリア、中国、アメリカと同じくらいの長さであることからもわかるように、超巨大国家なのである。

「日本人とも関係がある?多民族国家「インドネシア」の民族 TOP20」

これだけの民族がバランスよく共存している不思議な国なのである。その中でやはり、インドネシアでも肌の色が明るいとか暗いとかで差別の対象になるのではないか。と、生活していて思い始めてきたのだ。

明らかに、底辺の仕事をしている人たちの肌の色が、黒いのである。これはインドのカーストに似たようなものなのか、これからもっと調べていかなければならないが、

「当然の知識(教養)として知っておきたい、インドのカースト制度【ヴァルナ】の序列 TOP5(不可触民、シュードラ、ヴァイシャ、クシャトリヤ、バラモン)と【ジャーディ】」

私がネット上で検索してわかったのは、ニューギニア島(西側半分がインドネシアのパプア州で、東側半分がパプアニューギニア→君主はエリザベス女王2世)からやってくる人たちが、差別の対象にあっているということだ。

もう一つ、中華系インドネシア人が、インドネシア全体の富の多くを独占しているという話だ。私はこの話をいろんなサイトで目にするが、その裏は取れてはいない。けれども明らかに、モノの価格が高い場所には、中華系インドネシア人しかいないので、ここは東アジアなのか?と思ってしまうのである。

実際に、この問題はインドネシアでは論争を巻き起こすトピックであり、以下のスレッドがかなり盛り上がっていることからも分かる。

Why do Chinese Indonesians or Chinese Indonesian descendants tend to be much wealthier than the rest of the population in Indonesia?

つまり、一般のインドネシア人からみれば、中華系インドネシア人は羨望の対象となり、それが憎悪に繋がるのである。

実際に、リッチであるかにかかわらず、インドネシアでは華人虐殺が、数十年おきに起きている。

ここで学ぶことは、いかに中国人に見られないように、振舞うかである。日本人が普通に歩いていれば、中華系インドネシア人に見られる可能性もなくはないのだから。

「なぜインドネシアは日本に占領されたのに、中国人が嫌いで日本人のことは好きなのですか?【海外の反応】」

 

⑤見て見ぬフリをするインドネシア人

街を歩いていると、東アジア系の人が非常に少ない。インドネシアは東南アジアの中でも、マレーシア(中華系が25%)や、シンガポール(中華系が多数)など違い、その多くが浅黒い肌のオーストラロイド人種。

「黒人には10種類ある?ネグロイドと、オーストラロイドの違いと、世界に散らばる黒人」

そうなると、当然東アジア人の日本人は目立ってくる。顔が黒い日本人や顔が濃い日本人でも、どことなく骨の形が違うので、インドネシア人の平均顔と違うとみなされ、すぐに日本人などとバレる場合が多い気がする。

人は普段見てきている顔の平均から外れた人を見ると、秒よりももっと小さい単位で一瞬見るのだろう。私はこれを韓国や、マレーシアでも経験したが、インドネシアではより感じる。けど、彼らは露骨にみてくるのではなく、一瞬こちらをみて(私が気づいていないレベルで)、すぐにみていないふりをするのである。

これは私が、日本で白人を見たときと同じ感覚で、日本人が大勢いる中で一人だけ目立ってしまう白人を、別に見たくもないけど、目に留まってしまうものと似ていると思う。

なので、私がモテてるというわけでなく、人間はそういう性質があるのだろう。

けど、中国の山東省を歩いていた時のほうが、中国人がジっとみていた気がする。その土地の平均顔ではない人が、その土地に行くと、やはり視界に入られやすくなるということなのだろう。

 

イスラム教徒なのに、手を合わせるインドネシア人

インドはヒンズー教の国なので、手を合わせるということをするが、インドネシアはイスラム教の国なので、手を合わせることはしない。おそらく、インドネシア在住の人でもこのように思っているだろう。

けど、私はフライトアテンダント、空港でのスタッフ、高級スーパーでの店員、皆、別れ際にタイ人のように、仏像に拝むように、手を合わせて、「トゥリマカシ」と言ってくるのだ。

インドネシアといえば、ヒジャブを被る女性が多いということからもわかるように、イスラム教の国のはずなのになぜ拝むようなポーズをとるのだろうか。と私はずっと疑問に思った。そして、日本語圏のネット上で「インドネシア人 手を合わせる」と検索しても出てこなかった。

なので、ジャカルタに数年住んでいるフェイスブック友達の姉さんに聞いても、「日本人だからワザとやってくれてるんだよ」という返答しか返ってこなく、頭の中でスッキリしない状態が続いた。

そして私はインドネシアでSIMカードを買うときに、英語ができる店員の姉さんに聞いてみた。すると、タイとか東南アジアでは手を合わせてる人が多いから、それにインドネシアも合わせてるだけじゃない。と、まるでこの行為について何も考えたことがなかったかのような返答だった。

けど、私が今住んでいる東ジャワ州もそうだが、ジャワ島にはヒンドゥー系の寺院・遺跡がいくつもあり、観光スポットとなっていて、昔、このジャワ島にヒンドゥー教が根付いていたことが分かる。

バリ島だけいまだに、バリ・ヒンドゥーが許されているわけだが、インドネシア人というのは、以前も書いたように、実は偽イスラム国家であり、実際は、日本人のようにアニミズムのような部分が強い人たちなのではないだろうか。ということだ。

とはいっても、私が知っているインドネシアといえば、インドネシアの中心に位置するジャワ島だけなので、ジャワ人特有のものなのかもしれないし。インドネシアの最西部のアチェ人なんかは、手を合わせて、ありがとう。なんて言わないかもしれないしね…。

で、ジャワ人やスンダ人というのは、ジャワ島の民族だが、これらはおそらく、本質的にはヒンドゥー教系の考え方に近いのだと思う。また顔を見ても、タイ人やベトナム人のように鼻が横に広がっていなく、どことなくインド系の顔にも見え、ハンサムな人は美女(南アジアと東南アジアがミックスした感じ)の人も多い。

ここがなんか不思議で、マレーシアでインドネシア人の集団を見たときも、より日本人に近い人たちにも思えたときさえもあった。

 

⑦4万円でこんな場所に住める…

私が住んでいるコンドミニアムは、ジャカルタ市内ではない。私はジャカルタの混沌感(東京好きな人なら好きかも)が苦手なので、バリ島でもバンドンでもないある都市に身を置いている。( ´艸`)

私の住んでいる都市は、日本食材のパパヤ(Papaiya)もあり、納豆、味噌、日本米が揃っているので、ブログを書く拠点としてはいいけど、観光をするような場所があまりない。また日本人が非常に少ない都市であり、私が理想としている都市…。(韓国でも日本人がいない都市に滞在w)

現在、部屋は少し狭いのだけど、33階の市内全域が見渡せるプール付きのコンドミニアムに住んでいる。とはいってもプールは要らないんだけどね…(;^_^A

家賃→4万円(もっと安いのもある。コンドミニアムで3万はあった。現在20平米)
食費→6万円(日本食材にこだわっているので)
合計=11万円

明らかに、韓国のコシウォンに住んでいた時の、

家賃→3万円(部屋は机とベッドだけの勉強部屋という感じ。畳2.5畳くらいだが快適)
食費→4万円(コシウォンは炊飯器のご飯が無料。食費が高いのは1日2000カロリー以上食べるため)
合計=7万円

よりも高いが、快適なコンドミニアム・ライフは先進国では高くてそんな簡単にできるものではないので…(;^_^A

 

⑧ポリネシアン・セックス

※写真はインドネシア人平均のイケメン

インドネシア人男性を恋人の対象として今まで考えたことはない私だが、インドネシア人男性にあって、韓国人や中国人男性にない魅力というものを最近発見できそうな気がしてきた。

私は今までなぜ、バリ島に行く日本人女性がバリ人男性にハマってしまったり、結婚してしまったりするのだろうとずっと疑問に思っていたが、バリ人男性はよくわからないが、インドネシア人男性をはたから見ていると、どうやら肉体的に惹かれるものとは別の魅力があることに気づいたのだ。

それはカフェで横に置いておきたいというような、一緒にいてリラックスできそうな人が結構多いということである。

ポリネシアン・セックスという、激しくない、触れ合うことによって感じるセックスという言葉があるが、何かその言葉にも共通するような、中国や韓国のような野性性ではない、インドネシア人特有の何かが、彼らにはあるのかもしれない。と、勝手に私は思い始めている。→実際に、インドネシア人男性とはしたことがないので、まだ何とも言えないが…。

ま、参考にインドネシアのイケメンってこんな感じだよぉ。(タイとかベトナムとかフィリピンとは若干違い、少しアラブに近い人も多い)

「インドネシア人女性が選ぶ、インドネシアのイケメン TOP20」

で、ポリネシアン・セックスについては別の記事でも次回レポートしよう…(;^_^Aま、参考に韓国人男性のやつを以下にリンクさせとくね。

⑨騒音レベルのアザーン

アザーンという言葉を聞いたことがあるだろうか。イスラム教のことを勉強してきたつもりの私でも知らなかった…。(実際体験してみないとわからないことって多いよね)

春節(旧正月)のときのあの爆竹や花火の音くらい不快と思ってしまうこのアザーンは、何か皆で、ゾンビのような声で歌うようなもの。

けど、ウィキで調べてみると、アザーンは「神は偉大なり」という意の句「アッラーフ・アクバル」の四度の繰り返しであり、多くの日本人がブログで言及している「一日5回モスクから流れるコーランの朗誦」のことを指しているわけではないようだ。

私も、早朝から、「一日5回モスクから流れるコーランの朗誦」で目が覚め、また夕方、夜など、なんども呪いをかけられたかのような、ゾンビがゾロゾロと歌っているような歌声に悩まされた。けど、慣れてくると、少し楽になってくる。むしろ、それで時間帯がわかるようになってきさえする。

 

⑩インドネシアは将来、日本を助ける救世主になるかも

インドネシアの国内総生産は、2050年には日本とほぼ同じ、またはそれ以上になると見込まれている。(このまま状況が変わらなければ)

2050年でさえ日本のGDPは、世界で5位だが、インドネシアは4位となるとも言われていて、その理由はインドネシアの経済成長のスピードのみならず、人口が、2050年に、3億3000万人、つまり今よりも、5000万人くらい増えると言われているからである。人口が増えれば当然、GDPも上がるわけである。

日本は、そのころ、9700万人。つまり、日本は人口が2000万人以上減るのに対して、インドネシアは今も人口が多いのに、それ以上に増えるということなのである。

インドネシアは今すでにジャカルタにASEANの拠点が置かれるなど、ASEANの盟主として強い存在感を持っているが、2050年には日本や韓国ともっと親密になり、今想像する以上に発展している可能性もある。

その理由はやはり、人口ピラミッドを見ても分かるように、日本が老人ばかりなのに対して、インドネシアは若い人ばかりだからである。

またインドも割と親日だが、それ以上にインドネシア人は、人種的な面でも日本に憧れる人が多いという意味で、日本はインドネシアをもっと大切にしなければならないと思うのだ。

グーグルニュースを見れば、韓国のニュースばかりで遠くから見て、日本って韓国みたいな小国に、なぜにそんなに時間使っているの?とも思いたくなるが、インドネシアに関心を持つ若者がもっと増えてくれないかなぁ。と思ってやまない…。

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