私は韓国が好きだ。政治的な意味で言えば、国益を守ることからしても好きではない部分が多いが、私が韓国が好きな理由は、韓国人の率直さが好きという部分もあるけれども、その地理的な意味での便利さとして、好きということのほうが強いのかもしれない。つまり、日本人にとって簡単に行けて、簡単に住めて、簡単に友達が作れて…。みたいな、深い関係ではないけど、一時的にちょこっと。って場合に便利な場所というふうに考えているのである。
おそらく、多くの日本にやってくる韓国人も同じように、日本は韓国の近くにあり、買い物や韓国社会から少し解放されたいときに息抜きになる場所と思っているはずである。
そんな私は現在、いろんな国に住みながら、拠点を作っている最中なのだが、どうやら私はその国の首都とか、その国で一番大都会っていう場所には不向きなようである。
これを今書いている場所も、インドネシア第二の都市、スラバヤなのだから…。
「ゴミが皆無?インドネシア第二の都市「スラバヤ」に一ヵ月住んでみた感想 TOP10」
ということで、この記事では韓国でもあまり日本人が訪れない都会、大邱の生活について書いていこうと思う。(一人旅で二回行ったことがあるが、やはり生活してみると、見え方が全然違う)
①日本との直行便が多く、市内と大邱空港の距離
まず大邱が私にとって都合の良い場所なのは、大邱駅から大邱空港まで2kmしか離れていないことだ。福岡も、博多駅から福岡空港まで1kmくらいの場所にありとても便利なのと同じように、大邱は日本と往復する生活をするには便利な場所。(日本行きは、ほぼ皆韓国人しか乗ってない…)
また、韓国第三の都市とはいっても、ソウルと釜山しか知らない人にとっては、この大邱は単なる地方都市に過ぎないかもしれないが、北海道とも直行便で結ばれており、私が北海道に帰るお正月辺りは、大邱に数ヶ月住むことが多くなっている。(しかも格安)
大邱空港は、仁川空港みたいに人が多くないので、入国審査にもそれほど時間もかからないし、LCCだからといって航空機の場所が遠く、空港内を何分も歩く必要もない。大邱空港に到着した際も同じで、すぐにタクシーで市内まで行ける。(多少の渋滞でも、日本円で800円を超えることはない)
②大邱にこれといった観光地はない
koreadaegu.com/must/see/view/70
大邱を日本で例えるとすれば、名古屋のような場所かもしれない。と思ったことがある。名古屋のように観光地としてはほとんど注目されないけれども、その分、外国人が少ないためか、保守的な空気があり、ソウルのような華やかさはないが、暮らしていて、普通の韓国を感じられるそこそこの都会であるという感じ。
また、大邱だけ韓国から取り残されたかのように、いまだに古い建物も結構多い。その古い建物と新しい建物のバランスを見ると、2004年に私が初めて行ったときのソウルを思い出すくらいだ。
取り残された、つまり、済州島のように、ここはちょっと異質な感じがするというのが私の感想。
韓国人のメル友に、大邱でひっそり暮らしてるよぉ~と言うと、ものすごく珍しがられ、なんでなんで?と聞かれる…。
また、大邱は、もし観光を楽しみたいのであれば、歴史的な場所に行くとかよりも、大邱タワーや、 アプサン展望台に行き、この取り残された都市を上から眺めるのがお勧め。
どこまで広がってくるの?というくらい、巨大な都市だったことに、そのとき気づくだろう。まるで、訪れるものに、こんな場所もあったのか。という希望を与えてくれるほどだ。
③生活費(食費、住居、その他)
私が韓国滞在の時にはいつもお世話になるコシウォン。今回のコシウォンは安いだけでなく、部屋も快適だった。ちなみに、このコシウォンは平均2万円で、私の部屋はちょっと高く、2.7万円だったけど、その理由は、最上階の角部屋だったから。
その上、両方の隣に人が入っていなかったので、私がやっている英語メンターの通話レッスンも、遠慮することなくできた点だ。なので、英語のメンターとブログをやる仕事場にしては最高の場所だった。
また、同じフロアで生活している人もあまり顔を合わせることがなく、話すこともなく、プライベートを満喫できる環境である。私は他の入居者とも顔を合わせていたが、皆日本人のように、一緒に暮らしているもの同士の間では、顔を合わせないように、適度な距離を保つようにしている。
食費に関して言えば、3万円もかからなかった。なにせ炊飯器の中にはいつもご飯があって、おかずだけ買えばいいだけだからである。
けど私は、あまりにも自分が痩せすぎていることに気づき、168cmの体重にして、53kgというガリまではいかないが、標準体重からかなり下回っていたので、60kg を目指すダイエットを実践した。そのため、毎日、1kg 250円の豆腐を買ったり、夜は外食でタンパク質大目にカロリーたくさんとってみたり、とにかく、最後の月は、6万くらいは使ったかなぁ。
あとお金を使うところと言えば、私が好きなチムジルバンくらいで、大邱で暮らしていて特にお金を使う場面ってなかったかも。買い物も生活用品以外はしないし…。
カフェも、メル友と会うときくらいしか行かないしね…。基本ショッピングモールの椅子に少し座るだけで満足…。
※コシウォンの窓は、隙間風が入ってくる場合があるので、ティッシュを詰めて、その上にダイソーなどで買ったテープを張れば、冬でも寒くなく過ごせる。
④生活視点で街を巡る
私は部屋でブログを書いたり、英語メンターをしながら、それがない時間帯は気分転換に外に出るという日常だったので、外に出るときと言えば、近所を散歩とか、スーパーへ食材の調達、チムジルバンでゆったりする。くらいだったかな…。
私のコシウォンは、大邱の半月堂駅(大邱の中心地)から徒歩10分くらいだったので、夕方頃、賑わい始める中央路付近を何も考えずに歩いていたりね…。
ここは、若者しかいない。20代の若者の比率が非常に高く、私が用事で行くようなお店もない。原宿に近いイメージで、日本の地方都市と比較しても、福岡の中心部くらいの賑わいはある。大邱は冬は寒い場所なのに、意外とこういう中央路みたいな、狭い場所にギュッと人が押し寄せる繁華街があるので、その一帯だけ、ものすごく都会に見える。
またファッショナブルなお店、オシャレなカフェが非常に多く、現代韓国のオシャレ度は、半端ないなぁとも思う一方で、ちょっと路を外れると、時代に取り残された食堂街みたいなのがあり、ここは何年前?とか、またちょっと違う道に行くと、クラブと居酒屋があるような場所もあり、ストレスがたまって発散したがっているような若者たちが週末賑わう。
※以下のサイトに、この中央路の写真が結構ある
slrgg.co.kr/?document_srl=1223740
また冬の狭い部屋で暮らしていたので、機能的で居心地は良かったが、やはり近くの図書館(日本の下手な図書館より設備が良い)や、20分くらいバスに乗って同じ市内にある少し離れた韓式ブッフェなどに行ったり、またチムジルバンにたまに行って体重を測るのが日課になっていた。
そうやって、普段観光客が乗らない市民の足であるバスを乗るとね、今韓国人の若者はこういう感じなんだぁ。って改めてみて分かるようになるの。また、今でもこんな大阪のおばちゃんみたいなヒョウ柄っぽいパンチパーマもいるんだね。とかね…。私は市の中心部に住んでいたので、バスで少し郊外に出たときに、そういう層のアジュンマが乗ってきたのね…。
また大邱にはモノレール(大邱都市鉄道公社3号線)もある。これに乗れば、大邱市内を一望できるのだ。路線距離は、23.95 km もあるので、ずっと乗っていれば、格安で北から南まで全部見れる。
え、韓国にこんな大都会あったんだ…。って改めて思ってしまうんだよね。また、職業別にもいろんな韓国人がいるんだなぁ…。って色々見えてきたりね。
⑤大邱人より大邱に詳しくなっていた私
アプリなどを使って何人かの韓国人と言語交換をする機会を作った私は、どこのカフェ行こうか?という感じになったとき、彼らよりも先に市内中心部の場所を答えることができた。彼らも、自分より詳しくね?みたいに驚いていたわ…。
また、こんなところに日本人が暮らしてるなんて…。という驚きの、あの韓国人特有の、「シンキハダ―」というフレーズも一緒に出てきてたわよ…。
⑥仕事や勉強で忙しいのは大邱も同じ
この都市の魅力は、競争に取り残された人というか、競争を放棄した人たちの、あのゆったりとした感じなのかもしれない。ソウルのように、セカセカしていない大邱人。また日本人も外国人も少ないので、下手な東南アジアの都市よりも、日本から遠いとさえ感じる。
何よりもせっかく外国に来てるのだから、日本語なんて聞きたくない私にとっては、日本を忘れられる時間として気に入っている。
ちなみに、ソウルに住んでいたときも、中心部の明洞に行くことはほとんどなかったので、意外と日本語を聞くことはほとんどない。韓国人しか住んでいないような場所に住んでいれば、そういう生活はどこの都市でもできるということね…。
けど、韓国に行けばすぐに韓国人の友達ができるか?っていうのは話は別で、彼らにも仕事や勉強などがあり、常に競争社会に晒されているので、友達ができても、すぐに途切れたりするということが多い。
この辺は、インドネシアとは全然違うところなのである。インドネシアの場合は、連絡が途切れたりすることはあまりない。なぜなら、日本や韓国のように仕事中心、またはそのような社会に思いっきり本当の自分さえも、締め付けられていないからなのであろう。
⑦大邱で生活する際に一番最初にやること
www.daegucity.net
※大邱の中心部は、しっかりと整備されていて、やはりここが韓国第三の都市なんだと感じられる。それくらい歩きやすく、また機能的。
私は大邱を観光ではなく、生活圏として考えているので、街の至る所にある、スーパー、特にロッテマートや、ホームプラスは見て回った。同じお店でも、場所によっては、日本の味噌があったり、品ぞろえが違う。
また、そこのスーパーにどのような製品が置いてあるのか、とか、客層を見れば、大邱も地区によって層が違うのだなぁ。ということがわかるため、この街の実態を把握しやすくなる。
また、住み始めてから一カ月くらい経たないと分からないこともあったりする。それは自分の住んでいるところに、地図でも気づかないような場所に、機能的で格安のスーパーがあったこと。これってグーグルマップでいつもチェックしていても絶対に分からなくて、バスに乗ったり、街を歩いていないと分からないものだったりする。
ネット上の情報がいかに限定的なのかを思い知らされた瞬間だったりね…。やはり、生活するうえで一番重要なのは、自分の足で見て回ることだろう。その中でも、やはりスーパーを見て回ることが優先順位高めだ。
⑧若い日本人女子は、遊びすぎないように注意
大邱は都会と言えども、ソウルほどの大都会ではないので、日本人女子というだけでかなり注目を集めてしまう。その注目とはもちろん、簡単にヤラせてくれるという意味なのだけどね…。→サセ子にならないで…。
人口が多いと言えど、大邱にいる日本人はかなり少ないのでちょっと遊ぶと噂になってしまう可能性すらある。なので、大邱に長く住もうと考えている人は、容易にサセ子にならないで→逆に男を捨ててやろうという、逆やり捨てバージョンの人なら、使い勝手がいいかも…(;^_^A
韓国人男子のあの、お願い…。感に負ける日本人女子多めなので…。そしてハマって、自分は愛されてるとか勘違いしてね…。そういう日本人女子いっぱいみてきたわ(^^;
日本人女子が思っているほど、韓国で日本人女子は本気で相手にはされていないのよ。そこを見極める力を是非つけてくださいね。
ちなみに、余談だけど、意外と日本人男子と韓国人女子の組み合わせを見た。大邱から釜山の電車の中でも、楽しそうに二人っきりで英語で会話している組み合わせや、夜の大邱で、日本人の日焼けした野球男子っぽい人と、韓国人の肌白いギャル系のカップルもいたなぁ…。後者はかなり印象的だった。
⑨韓国の中でも物価が安い都市
ソウルに比べ、古き良き韓国が残っているとか、保守的な街というイメージからも分かるように、ここは物価が安い。私のイメージでは、大邱よりも少し都市の規模が小さい大田(テジョン)のほうがソウルに近く、政府関連で働いている人の割合も多いので、物価が高い気がする。確実に大邱って、落ちこぼれじゃないけど、そういう取り残された感があるというのは、やはり物価にも表れているのだろうか…。
また、東京などでは車を持つ若者が少ないが、大邱は車好きが多い。車好きが集まる通りまであって、私がそこを歩いていた時は、場違いだった…。というふうに思ったほど。
車を持ち、女を喜ばせる男らしい、昔っぽい韓国人男子が多いような印象も受けた。その他にも、韓国人女子でヤンキーみたいな、ちょっと怖い女子も何人か見たなぁ…。あぁいうのが、大阪系のヒョウ柄アジュンマに変身する可能性は十分にある…。
⑩チムジルバンの数がハンパない
halla-spaland.com
このブログでも何度も紹介しているが、私はチムジルバンがとても好き。別に、若者が変なことやってるの物色しに行ってるわけじゃないからねぃー( ´艸`)
その写真は以下にも掲載したけど…。
「誰も教えてくれない、韓国に住んで私が感じた日本では体験できない不思議な行動パターンTOP10」
場所によっては週末、10代、20代の年頃の男女が集まって、どんちゃん騒ぎになっている場合が多め…。なので最近は深夜は入浴できないようになっている。
また、湯に浸かっているときに子連れの親子がよく来てるけど、その子どもが私に水をかけてきたので、水をかけ返す技も覚えた。これをやれば、たいてい子どもは黙る…。
韓国も日本と同じで、子どもに水をかけても叱らない大人が多い。(虐待とか言われるのを恐れているのだろう)けど私は動じないわよ…w
そのお父さんも、私が水をかけ返したことに対して、見てみぬふりをしていたしね…。日本の浴場に比べ、韓国の子供がとにかくうるさい。数年前なら、おじさんとかが、「ヤーッ!」って言いながら、叱っていたりしたの、見ていて気持ちよかったのにね。
今は私がそういう立場かよぉ!!w
以下、大邱のチムジルバンで気に入ったところ
①수목원생활온천→家族連れが多い印象。落ち着いた層が多め(露天風呂あり)
②성원넥서스→週末若者が変なことやってる率高そうなので注意…
③홈스파월드→年齢層の幅は広い(露天風呂あり)
④Halla Spa Land→市中心部からはバスを使いこなせないと行けない(露天風呂あり)
この中でも、Halla Spa Land は、中心部から離れていて、バスで30分以上かかるが、片道200円もかからないので、バスに乗りながら、大邱の自然を満喫することもでき、お勧めだ。
大邱って結構広いので、バスでいろんなところまで行くと、またこの都市の良さが結構見えてくる。
※上の露天風呂写真は、Halla Spa Land である。冬の露天風呂はやはり気持ちいいね。
⑪深夜の食材に困ったときと、格安のビュッフェ
東京という首都圏に長い間暮らしていた私にとって、深夜小腹がすいたら、富士そばという便利なお店があったけれども、韓国には、日本の蕎麦屋さんのようなところはあまりない。
けれども、私は見つけてしまったのだ。夜小腹がすいたり、夜中、ちょっと寂しくて外に出たいときに、気軽に食べたり、ゆっくりできたりする場所を…。それが、「김밥나라」である。ここのキンパブがとても好きでね…。私はお肉を食べないので、チャムチキンパブと言って注文するんだけど、チャムチとはマグロのことで、シーチキンとマヨネーズ、そしてさまざな種類の野菜、卵などが、一つのキンパブに入っているわけ。
あれって、よくみると、ご飯よりも具が多くて、しかも太りたい私にとってカロリーも高めだったので、ものすごくちょうどよかったわ。何よりも、キムチも出てくるので、バランスの良い栄養が摂取できる。
また、昼間は、バイキング形式の韓式ブッフェが、550円くらい。という驚きの価格。私はここ(대성기사식당)に随分お世話になった。→テレビで紹介され有名になったからかわからないが、このお店の隣に、似たようなお店ができ、価格も同じ…。微妙に内容が違うので、どちらとも通っていた。
客層も、結構私があまり普段接しないような、低所得者っぽい人たちもいて、そういう中で食べているときの新鮮さがたまらなかった。
⑫大邱からみた韓国の各都市
www.reportbada.co.kr/857314.html
大邱に住んでいると、釜山という場所が外来から守ってくれるという感覚になる。つまり、大邱の身代わりが釜山であり、釜山から流れてきた外国の製品が、大邱というお上に上がってくるというようなイメージ。
また、ソウルはデカすぎて、大邱人は競争相手ともみなしておらず、大邱人にとって、ソウルはライバルではない。基本的に大邱にはライバルはない。(立地的においしい場所なので)
※まさに大邱は競争を放棄した人、ゆったり暮らしたい人には適した都市である。時間がゆっくり流れていくので…。
けれども、釜山人に対する対抗心は強く、あいつらと俺らは違うというふうに思っている。けれども、そこにソウル人が現れると、大邱人は釜山人と同じ慶尚道として一致団結する…。
また、光州人に対してどう思う?と聞いたら、これには長い歴史があると、前置きしたうえで、長文のメールが送られてきた…。つまり、好きではないということなのだ。やはりあの狭い韓国でも地域対立がいまだに残っている証拠だろう。
「韓国人同士でも差別はある?全羅道や済州出身だと見下されるワケ」
⑬英語が通じないのがまた好き
大邱では空港でも思ったより英語が通じなかった。でも、そこに新鮮さを感じる。仁川国際空港のような、ウチらは世界の韓国です。みたいな、整形美人的な気取った雰囲気ではなく、ナチュラルさが全面にでており、また自分たちはソウルや釜山人とは違います。というような、プライドも前面に出ているため、名古屋を自慢したがらない名古屋人とはまたちょっと違うのだと感じる。
でも相変わらず、大邱も男性は長身イケメンは結構目に付く。ちなみに、大邱は昔、日本だったという説もあるよね…。けど、長身イケメンはやっぱりエヴェンキ系かもしれない…。
「「エヴェンキ人」と「韓国人」の顔が似すぎている件と、韓国における顔の種類(パターン) TOP5」
⑭大邱人の気質
大邱人は、流行に左右されない、自分に合ったのもを見つけたときに徹底的にそれを使い続けると言われている。これは大邱の食事にも出ていて、味覚まで保守的。と言われているほど。
なので、韓国で全国に進出しているチェーン店のスーパーなどでも、保守的な人が多い大邱では品揃えが他の都市に比べ少ない場合もあるのだとか…。
また中々、自分の本音を見せない。特に、好き嫌いがはっきりしていなく、例えば飲食店で注文するときは、他の人たちと同調して失敗するケースが多いのも大邱人なのだそう。
また生活力が高い人、情が深い大邱人女性が多く、男女とも気分屋、義理人情のある人が多い。一方で、すぐカっとなってしまう人も多い。
大邱人は最初は本音を見せなく、仲良くなるのに時間がかかると言われているが、一度彼らの心をつかんでしまえば、一生ものの友達になれると言っている人もいた。
また、ソウルの場合は、利害関係の繋がりが多いのに対して、大邱の場合は、利害関係を取っ払って、仲良くなってくれる人が多い。
やはり時間はかかる。また大邱が保守的(排他的)に見えるのは、この山に囲まれた大都市ソウルから遠く、釜山には簡単に出られる土地を愛しているからだという。なかなか大邱を離れない男性も多いのだとか。
私も実際、ソウルで働いている大邱人と会ったが、ソウルなんて本当は住みたくない。大邱でゆったりしていたい。と本音を漏らしていた。
なぜなら大邱はソウルから離れてるだけでなく、釜山という適度な都会にはすぐに行けるし、大邱にも国際空港もあるので、日本の各都市へすぐに飛べるので、ある意味、日本の地方都市とも変わらない立地なのだからね…。
ちなみに、男は男らしく、女は女らしくが強く出ている街だとも思った。特に、男の人は、かなり男男していて、強いイメージを常に保っている感があった。
以下、参考記事
경상도 기질 - 이런 사람 대구·경북 출신이더라
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