私は昔、meetup の英会話イベントで、知らない男性(25才くらい?)に、君の顔は、中国系だよね。と、見下した口調で言われたことがある。その人は、何人かいた日本人と西洋人の中で、いきなり人種の話をし、日本人っぽい顔は、あの人たち二人で、俺や、君はどっちかというと中国とかタイ系だよ。と、言ってきたのだ。
はぁ!?と、ブチギレそうになったその理由は、私は中国に15回以上も行っているし、中国でも中国人っぽい顔ではないと言われてきたにもかかわらず、中国にも行ったことのないその男性が知ったかぶりして、勝手なその人のイメージでそれを言ってきたことである。
言うまでもなく、人は自分の国よりもGDPが低い国の人たちに似ていると言われてあまり良い気はしないだろう。
昔だったら、韓国行きの航空機の中で、韓国人用の出入国カードを渡されただけでブチギレそうになった私だが、ここ数年で韓流のイメージや、韓国が日本と変わらない先進国になりつつある部分からも、それほど反応はしなくなったのだけどね…。
むしろ、私は中国人男性の容姿がタイプなので、今は日本人っぽいって言われると、たまに嫌になるときすらある。むしろ中国人っぽい顔と言われると嬉しくなるという感覚。これは、海外に行っていろんな人種に接していると、そういう価値観も変わってくるものなのである。
というのも、中国人がイメージする日本人のイメージと言えば、背が小さくて、出っ歯で、猫背で、毛深くてなど、ネガティブなイメージを持っている人もいれば、日本人は肌が白くて、細くて、可愛い系と思っている東南アジア人もいたり、人によってその国のイメージは全然違うからである。
また、何度も言うように、中国にはこれだけの顔がある。皆それぞれ地区によって若干違うので、私はどこの中国人だと思われたのかしら。と今でも疑問に思っているわ…w
「あなたはどのタイプ?中華圏(中国、台湾、東南アジア)における各地(省)の美女を比較 TOP30」
という私の、何とも言えない屈辱的な話は終わりにして、白人世界から見ると、白人やアフリカ人以外のものに対して、アジア人と言うことがあるのはご存知だろう。
「典型的なアジア人ってどんな感じ?日本人もアジア人?【アメリカの反応】」
アメリカで暮らしたものならわかると思うが、日本人もアメリカに住めば日本人と呼ばれるよりも、アジアンと呼ばれることのほうが多い。
つまり彼らからすれば、日本人・中国人・韓国人・東南アジア人は皆同じに見えるのである。アジアンに詳しいものは区別できるが、日本人で白人を意識したことのないものが、北欧系と南欧系を以下のように区別できないように、白人の中にも、アジア人を区別できない人は多いということなのだ。
「白人には何種類ある?北欧系、南欧系、中東系、インド系、アフリカ系を比較」
この記事では、そんなアジア人(アジアに住んでいるもの)の顔の種類を番号付きで並べていきたいと思う。
あなたはどのタイプに属するだろうか。ちょっと考えてみてほしい。狭いヨーロッパと違い、アジアは広すぎるので、その分顔も多様だが…。
そもそも、アジア人。という言い方は、最近では英語圏でも、それはおかしい。と言われることがある。何がおかしいのか。それは、誰もが知っているとおり、アジアといえば、極東の日本から、中東に位置するトルコまで、世界の大州の中で一番面積が広いわけだけれども、中東やインドは、コーカソイド系、つまり白人に近く、東アジアなどの日本・中国・韓国と、東南アジアなどのインドネシア・マレーシア・フィリピンは、やはり人種的に外見もモンゴロイド寄りで、違う。
また、東アジアや北東アジアのモンゴロイド顔と、台湾以南のオーストロネシア語族を話す人たちの外見は、ヨーロッパの白人と中東人(アラブ人)くらいの違いがあるともいわれている。
いずれにしても、写真付きで解説することで、より分かりやすく説明していきたい。(私が勝手に思っている分類なので悪しからず…w)
①ドラヴィダ人
ドラヴィダ人は、アーリヤ人がやってくる前に、インドにもともといた民族と言われている。この写真は、本物のドラヴィダ人はこんな感じなのだよ。という感じで載っていた。
ここまで真っ黒い人ではないドラヴィダ人も多く、やはり肌の色はその民族の中でも、明るい人とく暗い人とで分かれるのかもしれない。
ちなみに、この写真は日本人と一部のDNAが同じと言われているアンダマン諸島の人たちに似ている気もする…。
日本にもこの顔を白くしたような人たちって結構いない?と私は前のブログでも書いたことがある…。
「日本人は黒人?日本人と同じ【ハプログループ D】を持つ、チベット人と、アンダマン諸島のオンガン人(ジャラワ族、オンゲ族)」
②インドシナ人
インドシナ人という考え方はないのだけど、私が思うに、ベトナム人やタイ人は、インドネシア人などとは違い、鼻が横に広がっている気がする。またインドネシア人などとは人種的には違い、どちらかというと中華系が、南部で進化したような感じに見える…。
つまり、タイやベトナム人って、ギリギリ中華系で、そこにマレーシア系などがミックスした感じだろうか。
あくまで、私の勝手な推測で、当てにならないということは言っておく…。ちなみに、カンボジアは、インド人が入ったような顔をしている人が多く、カンボジアにヒンドゥー教寺院が残っていることにも関連しているようだ。
Why 40% of Vietnamese People Have ‘Nguyen’ For a Last Name
③アラブ人
https://weheartit.com/liashhkaaa/collections/108614402-arab-people
アラブ人はコーカソイドに近いものの、地理的にはアジア扱いなので、白人からはアジア人扱いされることがある。また、白人の中には、アラブ人は同じコーカソイド系なのにもかかわらず、自分たちとは違うとされることが多く、逆に太平洋側のアジア人からも、アジア人扱いされないので、中東系と呼ばれることが多い。
アラブ人には濃いから薄い顔までさまざまだが、上のような顔立ちは、エジプト、レバノンなどで、モテはやされる顔。特に女性は、肌が白く、彫が深すぎない顔立ちで、アラビア語のニュースをよく見ていると、こういう日本人からもあまり抵抗のない顔立ちの人たちは結構出てくる。
ちなみにアラブ人系にはイケメン・美女が多いのにも関わらず、スペイン人にアラブの血が混ざっているの?と聞くのはタブーになっているので注意(;^ω^)
「白人とアラブ人のハーフなのですか?に怒りの声も。なぜスペイン人は認めたがらない?【海外の反応】」
もちろん、そのアラブやスペインを経由して、中南米に移住した現在のヒスパニック系の人たちなどにも、アラブ人っぽいね。というのは、禁句である。
なぜなのだろう。ここはタブーのままにしておこう。( ´艸`)けど、なぜ現代のスペイン人にアラブ系が混ざっているのかは、スペインの歴史を勉強すればわかる。
スペインは、以前、アラブに支配されていたことがあり、スペイン語の高級単語に、アラビア語を当てはめているのはそのためだ。
以下、参考として、いかにアラブに美女が多いのかわかる記事。(一部、この記事で定義しているユダヤ系もいる…)
「中東、アラブの美女?ヨルダンの「ラーニア王妃」と、サウジの「アミーラ王女」」
④中華系(東南アジア)
主に植民地主義の時代に、労働力として東南アジアに渡った人たちの子孫。その前からも、ビジネスチャンスを求めに東南アジアに渡った中国人も多い。けれども、皆一緒くたにすることはできなく、以下の種類を覚えておくことで、今現在の華人(中華系)がどのように繁栄しているのかが分かるかもしれない。
「プラナカン、トトック、苦力。東南アジアの華人(華僑)について日本人が知っておくべきこと TOP10」
写真は以下の中華系インドネシア人女性を参照。何人かの中華系インドネシア人の顔が見れる。ちなみに、私はインドネシアのスラバヤというバリ島に近い都市にこの記事を書いている時点で住んでいるが、上のような肌の白い女性がこの都市には多い。
なんでも、このスラバヤには明の時代から中国人が入植しているという…。中華系のインドネシア人は中国語は話せなく、完全にインドネシア人だがイスラム教徒ではない場合が多く、マレーシアやシンガポールの中華系は中国語が話せる。
日本人に比べ、女性は足がスラッと細長く、男性はガタイのイイ人が多い。
⑤台湾系
現在、台湾は中国大陸からやってきた北方系などとミックスしているが、もともとこの地は、東南アジア人と同じオーストロネシア人系で、マレーシア人などは、マレー人と台湾人が似ているなどとも言っているくらいである。
驚きなのは、肌の浅黒い人たちは東南アジアで発生したというよりも、台湾から南下して広まっていったというのが、通説になっている点である。
つまり、台湾のような小さな島には、今にもいくつもの民族(先住民)が住んでいるが、彼らが東南アジア人の始まりなのか?つまり、台湾が東南アジア人の生みの親なのか?と、興味津々になってくるのである。
「台湾(中華民国)の原住民族 TOP16 と、小さい島国にこれだけの少数民族がいる理由」
⑥ウイグル人
アジア人ってどんな人たち?と英語圏で話題になるとき、たまにこの写真がでてくることがある。これはウイグル人女性なのだが、もちろん全てのウイグル人が彼女のように、金髪にブルーの瞳という訳ではない。けれども、中国西部の本来は中国ではない地域や、中央アジアには、こういう金髪にブルー、グリーン、グレイの瞳がいることはかなり有名だ。
「中国に「失われたローマ軍団」と呼ばれる青い目の人たちや、ブロンドの少数民族がいる理由と、中国で白人がそれほどモテない理由【海外の反応】」
⑦イヌイットのひとたち
ここではイヌイットと限定した言葉ではなく、イヌイットの人たちとしたい。というのも、国によって、エスキモーと呼んだりもすれば、枝分かれで、ユピクとか、グリーンランドのイヌイットに関しては、カラーリットと読むこともあるからだ…。
「なぜ、グリーンランドの【イヌイット】は日本人に似ているのか?」
いずれにしても、彼らは白人でも黒人でもなく、やはり北アジア人である。というふうに分類すると、現在の韓国人顔に多いエヴェンキ顔の人たちは皆、東アジア人や北東アジア人というよりも、北アジア人に分類されるということにもなるが…。
というのも、エヴェンキ人が朝鮮半島に降りてきた説が正しければ、人種的に現在の韓国人の多くが、シベリアにあるサハ共和国に住んでいる人たちとかなり近いことになると思うからだ…。
「「エヴェンキ人」と「韓国人」の顔が似すぎている件と、韓国における顔の種類(パターン) TOP5」
⑧ユダヤ系
ユダヤ系という言い方をしようか、しないか迷ったのだけど、わかりやすいようにユダヤ系というふうにまとめることにした。
というのも、ユダヤ人の多いイスラエルから北の方、レバノン、シリア、トルコなどがこの、アラブ人と白人が混ざったような顔の人たちが多いからだ。
「ノーベル賞の20%、世界の富の分配、産業の独占。日本人はユダヤ人(失われた10支族)説まで、ユダヤに関する知識 TOP10」
一部、日本人が好きな日ユ同祖論も、日本人側からすると、少しでも白人が混ざっている人種と思われたいのかもしれないが、ユダヤ人でもあるキリスト教の本当の顔は、中東系、もしくは日本のアイヌ民族に近い、ということも、最近分かってきたと言われている。
以下を参照してほしい。
「青森県の「戸来村」にイエス・キリストの墓がある理由。また日本人のウソ始まったの?【海外の反応】」
⑨アーリヤ系
現在インドを支配する民族といえばわかりやすいだろうか。インド北部・イラン・アフガニスタン、パキスタンなどに多い顔。上のように、ユーチューブで話題になるくらいインドでは北部と南部で人種が全く異なると言われているが、私も以前記事にしたことがある。
「インド人が白人のような顔をしている理由と、インド北東部に日本人のような民族がいる理由」
左は南インド人のようで、右は北インド人のようだ。ということを大袈裟に表したこのサムネイルが、吹き飛ばしそうなくらい上手すぎると思った…。
彼らも、人種的にはヨーロッパ系だが地理的にはアジアなので、白人扱いされないことがある…。
⑩インドネシア系
写真は、インドネシアの大統領(ジョコ・ウィドド)インドネシア系といっても、この国にはいくつもの民族がいるので、上の写真は非常に限定的であるが、代表的なジャワ人をここでは書いていきたい。
以前、インドネシアの民族に関する記事も書いた。
「日本人とも関係がある?多民族国家「インドネシア」の民族 TOP20」
インドネシア人を全体的に見ていて思うのは、タイ人やベトナム人のように、鼻が横に広がっていないことではないだろうか。また、極度に顔が小さいというか、ガタイが小さいというか、そういう貧弱体型の人もよく見かける。
インドネシアが昔、ヒンドゥー教の国だったことは、世界遺産を見ても分かるが、このようにインドからアーリア人が来ていて、それらとミックスした結果、こういう顔つきになったのかなとも思たりする。
なので、東南アジア人に少し白人的な顔立ち(骨格)を入れた人も多いような気がする…。
⑪アイヌ(日本人)
アイヌにもいろんな種類がいるが、共通しているのは毛深いところだろうか。顔の感じは、白人っぽい人もいれば、東南アジア人っぽい人もいて、種類が結構多い気がする。
上に毛深いと書いたが、もしかしたら毛深くない人も多いかもしれない。それにしても毛深さってなんのために発達したのかが不思議でならない。アラブ人は世界で一番毛深いと思うけれど、その理由もまた不思議である…。
ちなみに、私が上のアイヌの写真を見て思うのは、現代日本人の中にはこの顔に韓国系を混ぜたような人が結構多いということだ。
それは以下にも書いたけどね…。また、インドネシアには、アイヌみたいな顔の人はいない。つまり、アイヌが東南アジア系ではないことが分かる。なぜならインドネシアには、東南アジアの中でも、一番浅黒く、濃い人たちが集まる場所でもあるからだ。
⑫キルギス人・カザフスタン人
キルギスでは日本人とキルギス人は兄弟。と言われている。実際に、モンゴル人のように薄い顔も多いが、日本人の縄文系が入ったようなちょっと薄いような濃いような外見の人も多いのが特徴。
また、カザフスタンのカザフ人の中にも日本人に似ている人もいる。
「中央アジア(カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン)の美女・イケメン TOP25」
カザフスタンは国の面積からいって、中央アジアの中心地とも言えるが、そういう顔が上の写真にあるような顔なのだけれども、実際はもっと白人(スラブ系)と混血したような人も多い。
上の写真は、中心アジアに住む東アジア系に似たような人たちを寄せ集めた写真というコメントも英語圏にはあった。
いずれにしても、東南アジアなどと違い、日本人の間で中央アジアが話題になることは少ないので、こういうレアな場所で交流してみるのも楽しいかもしれないね(^^♪
ロシア語ができれば、この辺はラクチン( ゚Д゚)//→日本にはロシア語できる人が少ないのでねらい目
⑬マレー人
東南アジア人=マレー人のようなイメージを持っている人も多いかもしれない。けれども、マレーシアには、マレー系、中華系、インド系(南インド人がほどんど)が同居していて、インド系がイスラム教に改宗した場合に、マレー系にカウントされることがある。
なので、個人的にマレーシアとインドネシアに住んで感じたことは、インドネシアのジャワ人よりマレーシアのマレー系のほうが濃い人がたくさんいるように見えるという点である。
マレーシアからインドネシアに行くと、インドネシア人の顔のほうが薄く見えるのが不思議でならない。( ´艸`)
⑭ヤクート人
ロシア極東には、サハ共和国という国が存在する。ここにはイヌイットとかではなく、ヤクート人という民族が住んでいる。
「イケメンや美女も多い?ロシアのヤクート人(サハ共和国)やチュクチ人は、日本人はなぜ似ている?」
上の写真は、ヤクート人で、おそらく皆モデルなのだろう。皆日本語さえ話せば日本人に見える人ばかりだ。中には白人と混血したような顔の人もいるが、日本人からは受け入れられそうな顔が多い。
ロシア極東は人口が少ないため日本人には忘れられた存在となっている彼らではあるが、彼らもまたアジア人なのである…。
⑮パプア人
パプアニューギニア島の西半分はインドネシアである。東半分は、パプアニューギニアという国として、オーストラリア・ニュージーランドとともに、君主をエリザベス女王2世としている。
このパプア人は、インドネシアの中でも一番差別される対象にあるのではないか。ということを私はインドネシア第二の都市スラバヤに住んでいた時に感じた。
それにしても、この写真、肩にコアラが乗っていて素敵(*´ω`*)
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