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勤勉、信頼、尊敬?アフリカ人は中国人についてどう思う?【アフリカの反応】

2019年3月22日

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勤勉、信頼、尊敬?アフリカ人は中国人についてどう思う?【アフリカの反応】

2019年3月22日


日本のニュース記事を見ていると、あたかもすべてのアフリカ人が中国人を嫌がっているというように映ることがあるが、実際はどうなのか。そもそも、アフリカというエリアは、アジアくらいの広さがあり、アフリカを一括りすることもできない。

日本人はアフリカと言えば、黒人の住む国。というくらいの知識がないが、そういう中で、中国人が迷惑がられている。というニュースを読むたびに喜ぶという心理的状況にもある。

それは欧米諸国も同じで、中国にアフリカを取られなくない。そういう部分から中国がアフリカを経済的に植民地化しているとか、それによって借金漬けにしている。などという言葉が強調されている。

事実ではあるが、そういう負の部分のみを大々的に取り上げているようにも思える。

けれども、この記事では、実際に私が見つけたアフリカ人が中国人に対してどう思うのか。という内容をまとめたものであり、上の話は一旦置いといて考えてもらいたい。

以下を翻訳する中で、私が発見したこともかなり多かったので、なんらかの参考になると思います(^_-)-☆

 

①アフリカ在住の人たちは、中国についてどう思う?

Quora にこのようなスレッドがあげられていた。→What do people in Africa think about China?

Chinese in Africa: Chinese Men Marry African Wife→中国人とアフリカ人のカップルの写真がたくさん掲載されているブログ

以下、アフリカの反応

■ウィリアムさん(ウガンダ人)
中国はウガンダにとって、最大の輸出先なんだ。そしてウガンダに輸入される70%もの製品が中国からなんだよ。そして中国はウガンダに最大規模の建設会社を持っていて、今後もっと道路を作ってくれる。お金は後で払えばいいんだって!

でもね、中国人がもっと英語できればもっと良い取引ができるのになぁ…。って思ったりもする。

 

②アフリカ人は、中国人についてどう思う??

■リサ(南アフリカ人)
まず、メディアで報じられていることなどで多くの人が認知していることで誤りだと思うことを私が列挙していくね。

以下、間違っているけど、本当だと思われていること

・中国人は、アフリカの救世主である
・中国人は、アフリカにおける新植民地時代のマスターである
・中国が、アフリカのすべての国において、万全の解決策(特効薬)である
・中国人は公正で公平なパートナーである
・中国人に入ってくる商業的な利益よりも、アフリカ人の幸福を想っている

以下、アフリカ人が中国人に対して本音で思っていること

・貿易のパートナーとしては最高だが、代わりにアフリカの国々で何をすべきかについて説明を受けずに取引が行き詰まる可能性がある
・やろうとしていることを彼らは率直に言う
・時間通りに、また予算通りに配送する
・容赦なく、能率的である
・不安定よりも、外国との安定を望んでいる
・非常に現実的であり、本当の政治を見ている
・中国人は自己利益がアフリカ進出の動機だということを隠さない

これらが一般的にアフリカ人が思っている中国だよ。

また、南アフリカで中国人は、黒人と一緒に暮らすことも全然厭わない。ただ、商業および小売企業を追求することに集中しているだけだよ。

それに彼らは非常に勤勉でひたむきだよね。同時に彼らは賭博も好きという一面もあるので、なぜあんなに一生懸命働いて得たお金をギャンブルに使えるのだろう。という疑問も湧く。

■アミナ・イスマイル(ソマリア人)
アフリカは広いってことをまず心に留めておきな。地域によって考え方は全く違うから。私はソマリア人だけど、米国で生まれたからちょっと考え方は違うかも。けど、一般のソマリア人なら、中国が来たことによって国が良くなったと答える人のほうが多いだろう。

ソマリア人は中国人と天然資源を取引している。母もよく中国出張に行っていたよ。1年に3度くらいかな。だから、ビジネスに関して、中国のことは気にしていないよ。

米国で生まれ育ったものなら、中国製品の質が悪い!なんてジョークを言うような人もたくさんいるけどね。私の母は全然気にしない。彼女はただお金が欲しかっただけだし。

彼女は一度も中国に対してネガティブに思ったことはなかったよ。それどころか中国に滞在することをいつも楽しみにしていたし。中国から帰ってくるたびに、中国のレストランで、白湯や白米を目にしたことを不思議がっていた。

ソマリア人にとって白米は、臭った食パンにみえるから、彼女は食べなかったけどね。けど、彼女は今白湯(さゆ)を飲むようになったよ。

人種に関して言えば、ソマリア人は基本的に人種差別主義者。なぜならソマリア人は自分たち以外の国の人たちを滅多に見ないからなの。また、ソマリア人はぶっきらぼうで無礼なところがよくある。例えば、目の小さい中国人に対して、からかったりしていることなど。けど、これはソマリア人が今まで中国人と交流することがなかったからなの。だから許してね。

あと言えるのは、私はソマリア人が中国人を敵対したりしているのを今まで見たことがない。なので、ソマリア人の文化や、イスラム教の信念を尊敬する限り、嫌われることはないと思うよ。

まだソマリアでは中国人と関わったことのない人がたくさんいて、ソマリア人の中には中国のことを全くイメージできない人もいるってことは覚えておいてね。

■アフマド・ボヌール(モロッコ人)
アフリカをルーツとする北アフリカ出身のアラブ人として、私は両親を大切にする中国人を尊敬しているよ。また中国があそこまで発展できたことも印象深く、歴史ある国家なので、道理でうまくいくはずだ。とも思っているんだ。

私は中国人のような無神論者ではないが、彼らを尊敬しているし愛してるよ。なぜなら彼らは知恵に富んでいるし、非常に賢明。同時に中国人はモラルと善意を同時に兼ね備えている。これらの多くの要素を同時に持つ民族というのも珍しいと思う。

多くの人たちが創造性を発揮しないまま西洋の技術をコピーする中国を責めるが、私は違う見方をしているよ。

中国は今はまだ赤ちゃん。で、西洋が両親だとすれば、赤ちゃんが駄々をこねて、両親である西洋を動かそうとしている。そんな状況じゃないかな?

どんな赤ちゃんでも、歩けるようになるまで他の人たちの挙動をコピーするし、そうやって少しずつ歩けるようになり、赤ちゃんから子供に変わったとき、創造性を発揮し、革新的になってくるのではないかな。

中国が赤ちゃん→子供→大人になる日は、もうそう遠くはないと思う。そして中国が発明するものや組織するものに、多くの国が圧倒されるだろうね。

また、僕が中国を尊敬する理由は、アフリカの国々に対立を煽り、武器を売り、アフリカの血を吸い取るようなヨーロッパとは違い、中国がアフリカ人にとっても有利な win-win の選択肢をアフリカの国々に持ってきてくれることだ。

こういう意味で、中国は歴史的にクリーンなところがあるよね。例えば日本などとは違い。あと中国語は難解言語だ…。記憶力相当いい人じゃないと覚えられない。

最後に、中国歓迎!我々アフリカ人は中国からもっと学びたいんだ。アフリカを建設しよう!そして、中国へ行こう!ニーハオ!サラーム!

■ロバート・キレオさん(タンザニア人)

僕は建設用ケミカル系の仕事をしているよ。実は中国は15世紀初頭からアフリカを彼らの市場と見なしていて、その頃からいくつかの国と取引をしているよ。
それ以来、アフリカ人は中国人を尊敬に値するビジネスパートナー、そして友人と見做しているんだ。

彼らは頼もしいし、勤勉。そして誰に対してもフレンドリーで、お互いを尊重している。特にアフリカ人だから。とか中国人だからといって区別することがない人たちなんだ。

■モハメド・ムチャイ
正直言うと、アフリカ人は中国や中国人についてさほど知らない。けど、知り始めてきているのは事実なんだけどね。

アフリカは今もなお、西洋に憧れているよ。けど、これはメディアの影響。西洋人がメディアを牛耳ってるからね。ほら、フランス語圏でもあるアフリカ西部の国々のメディアの中には、フランスメディアも結構多いよ。

けど中国人が進出するようになってから、変革が起きてるんだ。また、それがまだ完全な形とはなっていないが、今まさに形になろうとしている。

それは人びとが普通に生活していても感じることなんだよ。今後10年、いや15年かかるかな、西洋諸国がプロパガンダを使って邪魔しようとも、確実に、中国はアフリカにとって議論の余地のない同盟国になるだろう。




■ライ・オミドさん(ケニア人)

ウチはケニヤッタ大学の電気通信学生だけど、ウチは若い頃から Made in China と書かれたバッタもんばかりに接してきたから、中国人のイメージは、そういうバッタもんという感じだったよ。時代が変わった今でさえ、ケニアの街中に、"Chinku" と書かれた中国製で溢れているんだ。

私: あんたさぁ、新しいスマホ買ったんでしょ?本物?それとも、チンク?
友達: 分かんないなぁ…。
友達: 箱開けてスマホの裏見てみ。なんて書いてある?おぉ、中国製って書いてる…。

けど、ここでは中国人に対して、中国製のように嫌がるということはないんだ。無害で、フレンドリーな人たちだと思っているよ。

そして、中国製とは裏腹に、中国人が近年ケニアに、巨大なビル、道路、橋、鉄道、そのほかのインフラを建設し始めた。

そして、貧困層の割合が著しく変化し始めた。これが、ケニアの現実だよ。

■カラボ・モレマさん(南アフリカ人)
国家として中国は、歴史と文化に富んでいる。これは称賛に値するものではないだろうか。また、一般的に中国人がアフリカでビジネスをするやり方は、西洋諸国よりも、数十マイル進んでいる。西洋人はお荷物と一緒にアフリカにやってくるが、中国人は何も持ってこない。つまり、問題となっている事業が民間企業よりも政府と提携している事業体を含む場合はなおさら。

個人的には、私は中国人の何人かと知り合い、彼らと一緒に仕事をしてきたが、ほとんどの場合、彼らの会社で働くことを楽しんできた。 彼らは非常に率直的で会話の中に人工的な雰囲気が感じないのも好きなところ。本物という感じがする。

おそらく西洋諸国よりも、中国の文化のほうがアフリカと類似している部分が多いのではないかとも感じている。

中国人とのコミュニケーションは非常に容易であり、それは中国人が何も持ってこないでアフリカの地にやってくるからだと思う。

■ジュディ・ワンジク・ヨルゲンセンさん(ケニア人)
まず一つ言っておくけど、アフリカって国じゃないからね。英国の植民地がアフリカにやってきてケニアやほかの国々に勝手に国境を引いたから紛らわしくなってるけど…。

今日、中国は歴史上前代未聞なほどの開発をここケニアで行っている。もちろん中国の動機が、サブサハラアフリカ(アフリカ北部のイスラム圏を除くアフリカ)を経済的に支配することだとケニア人は知っている。

けど、ケニア人は、欧米人などに比べれば、レッサー・エヴィル(好ましくない2つの選択肢の中でまだましな方)だと考えているのだよ。

植民地時代の過去も明確な政治路線もない中国モデルは、現状における西側諸国のアフリカ援助に対する立派な挑戦者であると考える。

もちろん、アフリカ経済への中国の関与は、議論の余地がないわけではありません。

最近の世界銀行の報告によると、「多くの人たちが、中国がケニア経済に悪影響を及ぼすことを恐れています」との指摘があった。

中国は単にケニアの資源を搾取していると議論している人もいるけどね。けれども、製造業の発展が失敗した場合、アフリカのそれぞれの国における貧困を緩和することがより困難になると思います。それでもあなたは中国を責めるのですか?

■フローレン・オワミさん
以前は、中国人だけがアフリカに来ていたけどね、今やアフリカ人が中国に行く時代となったのよ。中国人の持っている労働倫理は素晴らしいと思うし、我々アフリカ人は中国と良好な関係を維持するべきだと思う。

ちなみに話変わるけど、中国の偽物製品をここ南アフリカでは、フォンコン(FongKong)と呼んでいるよ。→香港をもじってる…。

あと、南アフリカと中国における関係が良好な理由は、中国人が我々のことを見下してこないからだよ。たとえ見下していたとしても、我々に見えない形でやっている。

けど、私は実際に中国人が南アフリカ人を見下しているのを見たことがない。中国人は常に彼らのビジネスに対してだけ考えているからね…。あと、我々の生き方を中国人は干渉しない。だから南アフリカ人は中国人をそういう意味で尊敬しているところもあるのだよ。

■アマディ・サンバ・ソウさん(セネガル人)

彼ら中国人は、ビジネスをするためにアフリカに来ていて、双方にとってwin-win の関係にあるのだよ。今後も中国人の動向は注視する必要があるけどね…。

中国人が建てた建築物などが最近増えている。で、ヨーロッパ人が建設したものはどうだろうか。非常に高価なのである。

例えば、現在フランス企業がブレーズ・ジャーニュ国際空港~ダカール駅を結ぶTERという高速鉄道を造っているけど、それがまたバカ高いんだよ。

だから神は中国を祝福するのだよ。それに中国人は俺らセネガル人のように普通の人たち。ダカール市内にあるピーターセン(貧困層の集まる市場)のような場所で仕事をすることも厭わないからな。

■スヌッシさん(チュニジア人)
僕はチュニジア人。つまり北アフリカ人ね。正直言うと中国製品はごめんだぜぃ。けど、安くて手に入りやすいから品質のことまで文句言える立場じゃないのだけどね…。

一方で、中国という国は好きだよ。中国人は勤勉だし、テクノロジーが絶えず進化している国だよね。

それに中国人はフレンドリーな人たち。あと、ウケる。もう一つポイントなのは、中国人は欧米人のように人種差別者ではないということ。だから中国人が好きなんだ。

■マセンゴさん
俺は研究員として働いてるよ。俺が思うに、俺の持っているヘッドフィン、ジーンズ、ミュージックプレイヤー、ノートパソコン、これら全部が俺のことをスパイしてると思う。この点で言えば、中国人は皆スパイだね。

■楊さん(中国人)
俺は河北省張家口で英語の通訳学校を卒業した中国人だ。

事実、中国人の社員らは会社のために、アフリカで鉄道を敷き、道路を建設し、都市のインフラを整備することに尽力した。そしてアフリカの顧客とは、肥料配合機の取引を何度もしたね。

あと、TikTokで見ればわかるけど、実際現地のアフリカ人と中国人はフレンドリーだぜ。

■ケネス・シモンズさん
西洋の植民地主義によってアフリカは開発に必要なスキルを完全に失ったが、逆に現在中国人はアフリカの開発を支援してる。

心底にアフリカ人としての強いアイデンティティを持つアフリカ系米国人として私は寧ろ、中国人を評価する。中国はアフリカの友人だ。

■アモンド・オルーホさん
正直なところ、私が中国人に会ったとき、頭の中によぎったのは格闘技だ。 中国の空手とカンフー、そしてその少林寺のようなものを映画でみてきたので、中国人なら誰でもこのような武術が得意だと思っていた。

大人になってから、中国語の言語や、芸術、建築、起業家精神などに触れたことで、格闘技だけではないということが分かった。また、中国人は中国という場所を地球上で完璧な場所と認知しているとも思う。

Reference Site
What do Africans think of the Chinese?

 

③アメリカで差別される黒人と、アジアを称賛する黒人

これはアフリカだけの問題ではない気もする。今もなおアメリカでは黒人に対する差別が続いている中、


「人種差別はまだ続いている?アメリカに住む黒い肌に生まれてきた人たちが、決して誰にも言えないタブーなこと【海外の反応】」

アフリカ人だけでなく、世界に散らばる黒人がアフリカに対する中国の支援を支持する可能性もある。やはり理屈は、欧米に支配されるくらいなら中国に支配されて、少しでも利益がもらえたらそれでいい。というものである。

黒人の間では、白人国家であるアメリカよりも、日本のほうが居心地が良いという内容が読まれていたり、

「人種差別国家の日本で差別はあった?黒人が日本に住んで感じる、アメリカと日本の違いとは?【海外の反応】」

中国語を学んでアジアに進出しようとしている人も多い。

また現在も中国の広州で黒人が増えて中国人を動揺させているが、中国にはこのように黒人が増えているという現実もあり、アフリカ人にとって中国と関わることや、中国語を学ぶことは、少なくてもフランス語を学ぶことよりは意義があることになるだろう。

④東南アジアだけでなく、アフリカも支配する中国人(華人)

中国の影響力というと、中国共産党ばかりが目立つが、今後中国共産党が崩壊するようなことがあっても、多くの中国人(世界に散らばった華人含む)はアフリカを放ってはおかないだろう。

事実、現在の東南アジアの富裕層の多くが華人であることからもわかるように、中国人は自分の国を簡単に捨て、文化だけは守り続け他の国に移住することを得意としている。

シンガポールやマレーシアが反映したのも華人なしでは、あり得なかったと思う。

「プラナカン、トトック、苦力。東南アジアの華人(華僑)について日本人が知っておくべきこと TOP10」

それにインドネシアの富の90%くらいが中華系インドネシア人が稼ぎ出している。ということでインドネシアでは過去に華人虐殺などが数回行われているくらいなので、インドネシアに関しても、華人の存在なしでは発展はあり得なかったはず。

「なぜインドネシアは日本に占領されたのに、中国人が嫌いで日本人のことは好きなのですか?【海外の反応】」

私の予想だと、今の東南アジアのように、アフリカに骨を埋める覚悟の中国人はかなりいると思うので、数十年後、アフリカの経済を東南アジアのように、華人が握っているという状況になっているということは、容易に想像がつく。

そこまで考えられている日本人もまた少ないのではないだろうか…。

⑤東南アジアを解放した日本は、もやは昔の話?

日本語圏では、いかに日本が東南アジアを欧米列強の植民地から解放したかが強調されることがあるが、東南アジアの多くの人たちは、そのようには思っていない。実際に日本軍が戦わなければ、今も東南アジアの多くの国々は白人国家だった可能性もあるのだけどね…。

ここで強調したいのは、私が欧米メディア(日本含む)で聞いてきたアフリカ人が中国人に対する印象と、実際にこのスレッドに書き込まれていた詳しい内容が全然違っていたということだ。

中国がアフリカに関与することで負の側面も多いが、その中で少なくても一部のアフリカ人が貧困から抜け出し、彼らがアフリカを再建する機会を作ることができるのではないか。とも思う。

 

⑥アフリカ人が嫌いなのは白人

白人は東南アジアで崇拝されている人種でもあるが、実は敬遠されている側面もあるように、アフリカでは、東南アジア以上に、植民地支配の規模が大きかったこともあり、白人嫌いが鮮明に出ているような気がする。

特にアフリカの中でも、経済レベルで序列ナンバーワンの位置にある南アフリカでは、白人排除(逆アパルトヘイト)の動きが加速しており、それが2017年くらいからよく報道されるようにもなった。

「これが将来のアメリカとヨーロッパの姿だよ。南アフリカで貧困にあえぐ白人と、白人を見捨てる黒人【海外の反応】」

つまり、アフリカは白人によって国境を決められたような場所。ということは西洋人、日本人が敵対視している中国がどれだけアフリカで、中国の利益になるようなことをしても、アフリカ人にとっては、こっちのほうがマシだということになるのだろう。

少なくても、中国がいなくなってしまったら、それはそれで困るのだしね…。

 

⑦まとめ(アフリカ人が中国/中国人に対する気持ち)

ヨーロッパに支配されていたアフリカの歴史を見ていると、アフリカ人はヨーロッパ人に支配されるよりも中国人に支配されるほうがまだましだと思っていることが分かる。

また、中国人はヨーロッパ人のように隠し事をしなく、率直にやりたいことを話してくるという点や、今までヨーロッパに振り回されてきたことに相当うんざりしているようで、中国という東洋の大国に見習いたいという気持ちもうかがえる。

ちなみに、この記事では主に、quora にあった二つのタイトルを精査したわけだが、Japan という単語は一つしか入っていなかった。つまり日本人が考えているほどアフリカ人は日本人に関心がないのかもしれない…。とも思えてしまった(;^ω^)

でも、考えてみると、日本がアフリカ支援で中国に立ち向かうのには無理があるかもしれない。それは、すでに中国という国が日本の倍以上ものGDPを稼ぎ出す大国になってしまっているからだ…。


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