この記事では、英語・中国語・フランス語・韓国語・スペイン語・ドイツ語のように、日本での学習者が9割以上も占めているであろう言語のほかにも、マイナーな言語があり、それらを学ぶことで、人生もっと楽しくなる。というようなことを書いていきたいと思う。
また、これから生き方が多様化する中で、いかに他の日本人と違うことをするのか。ということに焦点を当てて書いていきたいと思う。
この記事を読むことで、英語をいやいや勉強していて、他の言語の学習に手が回っていない人や、自分自身のブランド力を高めたり、自信を持ったり、新しい世界を一歩踏み出す励みになればよいと思う。
実際に私も、アラビア語を勉強することで、自分の世界観が広がり、モノの見方や、アンテナの向く方向などに影響を及ぼしている。
言語は必ずしも、コミュニケーションするためとは限らず、情報を取りに行くことや、異文化を吸収すること、また学ぶプロセスにおいて自分に自信を持ったり、相手が欲しているマイナーな言語を少しでも習得することで、その人にブランド価値を与える効果もあるということを語っていきたい。
まず私の状況についてざっくりお話してみよう。
①フリーになって変わった言語学習
私は2013年に韓国の大学を1年で中退して、その後東京で5年ほど英語の翻訳をしていた。(派遣会社を通し色々な業界に飛び込んだ)
最初はIT系の簡単なメール対応から始め、安い給料で、仕事の空いている時間に勉強する時間をいただきながら、医薬翻訳という、自分が好きな分野の翻訳に携わることになる。
その後、翻訳業から離れ、海外に住みながらブログを書くというスタイルに変わった。(今しかできないことと判断したため)
私は現在企業で働いているわけではないので、簡単に言うとユーチューバーと同じような生活をしている。ブログを書きたい時間を自分で決め、休日を自分で決め、英語を教える相手も自分で決める。という、従来の会社員だった頃の自分とは違い、すべての決定権を自分が持っている。→いつまで続くんだかね…(;^_^A
今まさに、そういう生活を始めて2年くらいが経とうとしているのだ。そういう中で、私も従来頑張って取り組んできた「英語+中国語を武器にして転落しないようにする!」つまり、言語以外に何も取り柄のない私が将来、コンビニ店員や、運送会社の荷物運びのような仕事に転落しないようにするための保険としての勉強。だった頃とは違い、今は自分の好きな言語を、好きだから学ぶ。という段階に来ているような気がする。
けれどもこれは私自身が英語を生業とするために、かつて英語+中国語に取り組んできたわけで、人それぞれ境遇が違うと思うので、余裕のある人はしょっぱなから自分の好きな言語を心ゆくまで学んでほしい。というのが、この記事のポイントであるということは最初に言っておこう。
けれどもかつての私のように、言語をお金にする段階にいる人もいると思うので、そういう人にとっても、ためになる記事になればよいと思う。
ではでは、以下では、英語ではなく、自分の好きな言語を心ゆくまで学習する意義、メリットなどについて書いていきたいと思う。
②英語をどこまでやるかがポイント
英語は必須。これは当たり前なので、私は何も言うつもりはない。けれども、TOEIC900点を取るためにとか、英検1級を目指すために一生英語を勉強するというのは正直、馬鹿げている。
それは言うならば、企業に入るためにそのテストに時間を費やし翻弄されているのと同じで、英語以外に勉強するべきものがもっと沢山あるのに、その時間を犠牲にしているとも言える。
私のように英語を生業としているものであれば、このくらい勉強する必要はあったが、英語はOXFORD3000単語だけでいい。これが私の持論であり、ずっとブレていない。
「世界では常識?日常英会話の90%以上は、OXFORD 3000単語だけで十分な理由」
何歳にもなってTOEIC~点を取ることを目標として、いやいや英語ばかりを勉強している人がいるが、具体的な目標もなくダラダラ続けている人が多い。
それなら自分が楽しめそうな言語を極めてから英語を勉強するという手もある。
というのも、今や英語で情報を取りにいく時代ではあるが、日本人の誰もが英語を勉強する必要はないと思うからだ。簡単なOXFORD3000単語(中学・高校)を極めればなお良いが、中学英語の1500単語くらいで英語の勉強はやめてもいいと思う。(本当に勉強したい言語があった場合)
というのも、何かの専門家ではない限り、自分から英語で情報を取りに行かなくても、少し時間が経ったとき、その情報は日本語に訳されるので、特別英語を勉強する必要があるか?といえばそうではない人のほうがむしろ多いとも言える。
※つまり、英語をいやいや勉強しているのなら、好きな言語を2年くらいしっかり学んでみてほしい。一つの言語をある程度勉強すれば、いろんなものが見えてきて、二つ目の言語は簡単に覚えることができるので(*´ω`*)そのタイミングで英語を勉強すればより進み具合が早くなるはずである。
③言語を勉強するプロセスに意味がある
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このプロセスというのは、つまり、成功体験を作ることに意味がある。という意味である。私なんて偏差値という言葉すら、25歳くらいに知ったくらいのいわゆる勉強ができない意味でのバカだったが、中国人に恋をして、韓国人に恋をして、というところから始まった語学学習が、翻訳や、メンターという自分で自分の仕事を取りに行くようにできるところまで成長した。
英語から勉強する。とか、文法を1ページ目から順番に読むとか。私はそういうのが大嫌い。やりたいところから攻めていく。自分のやりたいように勉強するというのは、中国語で意味する勉強(無理やり~させる)という意味の勉強とは違い、好奇心を持って楽しんで学ぶということであり、こういう勉強法を知ると、言語だけでなく、いろんなことに対して学ぼうという意欲がわいてくるものである。
何歳になっても学ぶことをやめない人になってほしい。少なくても毎日自分の好きな言語を学ぶ習慣がつけば、言語だけでなくいろんなことに対して学ぼうという習慣がついてくるだろう。
④マイナーな言語とは以下の言語
東京外国語大学でも扱っていない言語で、割と世界でも存在感のある言語は、以下である。
・オランダ語
・スウェーデン語
・ノルウェー語
・フィンランド語
・スワヒリ語
・タミル語
・デンマーク語
・ハンガリー語
www.tufs.ac.jp/admission/navi/education/27languages/
また、日本人が学んでいる言語のTOP以外の言語(マルチン調べ)は以下である。
・ヒンディー語
・アラビア語
・ロシア語
・ポルトガル語
・ベトナム語
・インドネシア語(マレー語)
・ブルマ語
つまり、英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語・ドイツ語以外をきちんと勉強している人って非常に少ない。
「受験者数を比較。英語、フランス語、中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、アラビア語」
なので、オランダ語などが超マイナー言語というふうに位置づけ、ヒンディー語などをマイナー言語ということにしよう。
ちなみに、私がこの中で学んでいるのはロシア語、インドネシア語、オランダ語である。こういう言語を学んでる日本人が圧倒的に少ないので、現地の人たちと交流すると、重宝され、日本で築いた人間関係とはまた違う、新しい人間関係を構築することができる。
またそこで気づく発見などが、今後の財産になるだろう。
⑤マイナー言語を勉強しても意味がないという人
日本人は、どうしてもそれが企業で雇われるために有利なのか。などという幼稚な考えに行き着く。まるで現在の韓国人の思考のようだ。(日韓ともに、大部分が就職するために言語を学ぶ人が多いため→特に男性)
かと言えば、フランス語・スペイン語のような言語はあまり就職には役立たないにも関わらず、イメージ的に良いとか、世界に話者数が多いというだけで、勉強したほうがいい!という抽象的な考えを持つものも多い。果たして、話者数が多ければ、それだけ得なのだろうか。
話者数が多い言語を極めても、それを道具として使うポジションが分からなければ意味がない。というのは言うまでもない。
なんて言ったって人生で関わる人の数は限られているのだから、スペイン語を勉強したってデンマーク語を勉強したって結局は関わる人の数はそれほど変わらないだろう。(ユーチューバーとかになったり、商機として多くの人を集めるビジネスをするのであれば話は別)
韓国でもそうだが、特にスペイン語の場合、話者数が多いと言うだけで学ぼうという人が多いが、スペイン語圏の人たちが日本や韓国に観光しに来るわけでもないし、日本と南米はかけ離れているし、何をもって役立つと言いたいのだろうか。
おそらく、スペイン語を勧めているものの多くがそれを理解していない。そういうことはきちんと考えたほうが良い。ということは言っておこう。
私自身もそのメリットを知らなかったとき、以下のようにまとめてみたのだけどね。
「スペイン語を勉強するメリット、需要、重要性」
確かにスペイン語にはメリットはある。少なくても私のようなトランスジェンダーにとっては、スペイン語はものすごく有望かもしれない。というのも、スペインはLGBTの人権、特にジェンダーを簡単に変更できる点や、アルゼンチン、そのほかの南米の周辺国も、性転換手術、ホルモン治療なしでジェンダーを変えることができるようになっていることからも、トランスジェンダーの私には、活躍できる場が広いからだ。なので、私はスペイン語ももちろん学んでいる。
で、マイナーな言語を勉強している人に対して、「そんな言語学んで意味あるの?」とか馬鹿にする人たちがいるのだけれども、そのように言われたとき、それは勝ったも同然なのである。
例えば、最近密かに男性の間で流行っているビルマ語だけれども、この言語は日本ではほとんど注目されていない。一方、このオイシイ国。→日本人の若い男性に実は密かに人気。その理由は日本人が少なく、近代化していなく、そこそこカワイイ女の子も沢山いて、日本の面倒で、忙しい現実から逃避できる場所だから。という理由もその一つだろう。
「実は美人大国だった!?多民族国家「ミャンマー」の美女ランキング TOP20」
こういう本当の味を知っている一握りの男性にとっては、簡単なビルマ語を勉強することで、自分の好きな国で、いろんな人たちと交流できるということを知っているわけである。
つまり、この人たちは日本に住みながらあまり使いもしないのに英語だけ勉強している男性たちよりも、一歩先を行っているという言い方もできる( ゚Д゚)→言語有効活用的に…
まさに、私が何度も言っている自分だけの世界を作るために新しい言語を学ぶ!ということである。また、日本でモテない組であっても、ある海外の国ではモテることもあるので、自信がつく。という部分にも繋がる。(欧米、東南アジア、日本、韓国、中国、それぞれ人の好みの顔が変わってくるので…)
例えば、韓国には濃い顔の人が少ないので、濃くて少し顔が整っていれば一部の人に需要があったりするなど。(分かりやすい例)
なので、外国語=生きていくための手段、つまりお金に結び付けるのではなく、人生を豊かにするための道具。として考えればいいのではないだろうか。その中でもマイナーな言語であればあるほど、日本人としてその国に行けば、重宝されることが多くなる。
つまりチヤホヤされるわけである…。
日本人女性の場合を考えてみてはどうだろう。日本人女性が、デンマーク語や、フィンランド語なんていう北欧のマイナー言語を学んでみたりした場合、こういう日本人が少ないところに行けば、アジア人好きな白人(イエローフィーバー)をゲットしやすいだろうね。
「アジア人好きの白人「イエローフィーバー」についてどう思いますか?【海外の反応】」
ちなみに余談だけど、私は韓国に住んでいるけれども、日本人が多いソウルには住まない。たいてい日本語を聴くこともない大邱に住んでいる。
韓国語の場合、学んでいる日本人は非常に多いが、その中でもマイナーな都市に住むというという選択をすることによって、自分だけの世界を楽しんでいる。( ゚Д゚)/
また、今回2019年4月にロシア(ウラジオストク)に行ってみて、ロシアに対するイメージが180度変わり、初級程度の会話ができるように今年頑張ろうとも思っている。(インドネシア在住のときに感じた感覚と少し似ている)
つまり、日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語などに以外にも、この世界にはいろんな世界があるということなのだ。それを知ったとき、鬱病なんていう言葉はなくなってしまうかもしれない。
「日本語圏 / 英語圏 / 中国語圏 / フランス語圏 / スペイン語圏 / アラビア語圏 / ロシア語圏 / ポルトガル語圏 / 韓国語圏 / インドネシア語圏の比較」
なので、是非、マイナーな言語を学んで、交流できる人たちを増やしたり、新しい文化、知識を吸収していってほしい。(特に、いつも同じことばかりしている人や、同じ話題にばかり目がいってしまう人など)
⑥マイナー言語の翻訳は稼げる!の落とし穴
北欧などの1人当たりのGDPが高く、物価が日本よりも高い、つまり1人あたりの単価が高い国の翻訳は、翻訳単価も高い。けれども、これら北欧の言語をどれだけ自分のものにできるか。ということや、そもそも英語や中国語などに比べ翻訳の需要が低いということがあるので、必ずしも翻訳家を目指すという理由でマイナー言語を勉強するべきではない。と言える。
なので、その言語が好きで、たまたま翻訳の仕事があった。というのが、理想というべきだろう。けれども今やネットの時代なので、ネットで自分で仕掛けることで、その言語圏でビジネスを展開することは難しいことでもない。
⑦自信がない。のなら、人と違う道を選べ
自分のブランド的価値をつけたいのであれば、誰も勉強していないものを身に着け、この人にしかわからない。というものを持つことをお勧めする。私はその言語としてアラビア語を数年勉強したが、アラビア語を勉強したことで、マイナーな人たちから、アラビア語の動画を見ました。などという、連絡をもらったり、ちょっとした話題になったりしている。
また、アラビア語を少し話すだけで、普段だれも見向きもしない私に対して、大勢の人たちが集まる場所でも、自分という存在を印象付けることができるのである。
なぜ、この人はアラビア語を勉強するまでに至ったのか?というふうに相手に印象付けることが重要。
韓国で毎日いろんな人と出会っていく中で、個性が弱く印象に残らない人はたくさんいるが、さすがにペルシア語や、クメール語、スワヒリ語を話しだしている韓国人を見たら、一緒忘れられない存在となるはずである。
そう。こんな人もいるんだ。という、不思議な人になってほしいのだ。令和の時代にはこういう若者がますます活躍してほしい。
フランス語勉強してカッコつけよう。というよりも、不思議な人と思われるロシア語のほうがいいだろう。( ´艸`)/
なぜ!?と人に思わせることが重要。
⑧中国語を学ばなければならないと思っている人の思考
英語の次に中国語が重要だから中国語を学ばなければならないと、いやいや勉強している人が結構多いが、いやいや勉強するのであれば、好きな言語を学んだほうがいい。
その点、韓流女子たちは、韓国語にハマり、極め、語学を勉強することに自信を持つ点では、素晴らしいと思う。(実は、韓国に住んでいて気付くことだけれども、日本人男子が韓国に1人で女探しにくるパターンも多い。結構韓国人女子とのカップルをみた)
また、韓国人にバカにされながらも、
「「韓国語を学んでる日本人って頭おかしい人、多くね?」って韓国人に言われて思ったことと、日本人はフランス語が好きで、韓国人はドイツ語が好きな理由」
韓国語はかなり高いレベルまで極めれば、彼らを努力で見返すことだってできるからね。(日本人が韓国語を勉強した場合、中途半端で終わるパターンが多いけど…)
なぜなら韓国の場合もそうだが、中国語を学んでいる日本人って、学校でなんとなく学んだという人が多く、私が中国語で話しかけても、返答できないケースが多い。あまり興味がないけれども話者数が多いからという理由で、まわりと同調してただ勉強しているだけだということが分かる。
けれども、中長期的に、その言語は今後の人生で本当に重要なのかと考えてから勉強したほうがいい。もちろん私のように中国人男子好きには、最高の言語なのだけどねぃ( ´艸`)//
⑨ロシア語が私の人生を変えるかもしれない
北海道よりも少し北に行ったところにハバロフスクという都市がある。北海道第二の都市でもある旭川市よりも、面積が半分で、そこに旭川の人口の二倍ほどが住んでいる。
つまりそこそこの大都市だ。ウラジオストクもハバロフスクくらいの都市で、どちらも旭川よりも多い。
2018年以降、電子ビザ(ネットで簡単に申請してすぐに発行される)によって、多くの日本人がウラジオストクに行くようになった。私が2019年4月に行った際も、日本人と韓国人だらけだった。
「日本人も韓国人のようにロシア極東「ウラジオストク」と「ハバロフスク」に行くべき理由 TOP10」
このように時代は常に変わっている。これからもっと直行便が増え、梅雨の時期にロシア極東に避難する日本人も増えるかもしれないね。( ´艸`)
また私はロシアに今回初めて行ったわけだがその前からずっとロシア語を勉強していた。実際に来てみて、ロシア語は明らかに、お金にはならない言語かもしれないが、この国の人たちともっとコミュニケーションをとりたい。それが人生の喜びになると感じている。
なぜならロシアは私にとってまだ未知の国であって、好奇心をそそり、私を若くさせてくれるからだ。おそらくロシア語の次は、また違う言語に行くのだろうね…。
けれども、アラビア語から解放された今、私はロシア語を勉強する時期に来ている気がする。ロシア語だって、日本人が手を付けていない部類の言語なのでマイナー言語よ(^_-)-☆
⑩まとめ
英語の勉強を一生続けなければならないと思っている人は、上にも書いた、OXFORD3000単語だけを勉強するという方針に切り替え、極力自分が興味のある好きな言語を勉強し、そこで暮らす人たちと親しくなり、自分の中で日本とはまた違う新しいものを得ていくのが良いだろう。そうすることで、新しい発想が生まれることもあると思うし、他の英語しか勉強していない日本人よりも、物事を多方面からみたり、自分だけの居場所を作ることができると思うのである。実際、今私はそういう状況なのだ。
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