この記事では、2018年夏に山東省を訪れた感じた、山東人の外見・気質や、山東省と韓国を簡単に比較したもの。また、意外に見えてこない視点も書いていこうと思う。いずれにしても、北方系の国が好きな人には、読む価値はあるかもしれない。
※イケメン・美女を強調した部分もあるので注意ｗ
とはいっても、北方系男子や女子が好きな人も多いと思うので、韓国みたいな空気や、外見が好きな人にはちょっと面白い記事になっているかも。
逆に南方系の国が好きな人にはちょっと面白くないかな？？けれども、山東省という地理的にも、韓国のすぐ西側にあり、近いようで全然フォーカスが当たっていないこの省について、より理解できるようになるだろう。
中国が多様だということがさらに、分かっていただけたらと思う。
①山東男性と、山東女性の外見
www.sdcm.com.link/news/257002.html
私にとって山東省とは、裏の韓国である。日本列島からは半島に隠れて見えないけれども、韓国とほぼ同じ緯度にあり、面積も割と似ている。
で、上の女性は山東女性だけれども、韓国人女性よりも顔や骨がシッカリしていて、身長も若干高い。この写真はまさに山東女性の平均顔をうまく収めているものと言える。
髪の毛を後ろで束ねているので分かりやすい。
男性も薄っすらいるけれども、こういう骨が角ばった四角い顔の人が多い。なので、骨が細い系の日本人が山東省に行くと、すぐに外国人だと分かるかも。
news.e23.cn/jnnews/2017-09-27/2017092700257.html
また、こちらは済南の女子大学生を集めたファッションショーのようだ。街を歩いていて皆これほどモデル級というわけではないが、男女ともに、割と背が高く、骨がしっかりして、あっさりした顔の人が多い。あっさりした顔というよりも、顔から頭までの長さが韓国人のように短く、つまり欧米人の頭の形と逆の、超短頭型の人が多い。
ちなみに日本人の中には、韓国人や欧米人の中間あたりの人も多い。
「頭長幅指数（長頭型、中頭型、短頭型）あなたはどれ？欧米型？韓国型？日本型？」
なので、女性も体格が良いせいか、男性に求めるスペックも高いのだそう。つまり、男らしい男性が好きで、上海や香港にいそうな、都会的で女々しい系の男性は無理！ということを以前、山東人女性から聞いた。
なんでも、オシャレしてる男性よりも、お笑い系の、面白そうな、シンプルで男らしい男性がモテるみたい。
なので山東省でも、テレビの中で描かれる韓国人男性は人気が高い。（山東省は韓国語を学ぶ人の割合も高い。日本語のほうが多いけどね）
多分一番モテないのは、日本のジャニーズ系とかビジュアルバンド系…と思われる。
k.sina.com.cn/article_6612379822_18a20e8ae00100dyqd.html?cre=tianyi&mod=pcpager_spt&loc=13&r=9&rfunc=100&tj=none&tr=9
で、男性の外見をの写真は、あまり、良いものが見つけられなかったものの、上の欧米人と比較する形で、山東人男性を見てみると、よくわかるのではないだろうか。体格も良いけれども、顔はやや日本よりも、韓国に多い系の顔。
つまり四角い顔が多い。私はいろんな人の顔を観察してきたが、やはり私のような、顔の形の人はほとんどいなかった。
つまり、日本にいるようなジャニーズ系の顔って、この山東省では皆無。と言っていいほどいない。たまにいるけれども、いたとしても、全体の5%以下ではないだろうか。
つまり、私なんかが山東省を歩いていると、少しひ弱に見えるかも。
また、特にソウルの韓国人男性は美白に気を遣うものが多いが、山東男子は、日焼けとか全然気にしないので、そういう部分は日本人男性の感覚に近いかも。
日本人是山东人的后裔 日本人是山东人的后代,山东男人和日本男人有什么区别？（长相、性
ちなみに、中国では、男性も女性も、山東省出身というと、羨ましがられる場合がある。それは山東省が俳優やモデルなどを多く輩出していることも関係しているのかも。
また、日本人は実は山東人の末裔なのではないか？とも噂されたりも。実際に、山東省に行くと、上海や広州よりも、日本人に近いとまではいかないけれども、雰囲気的に近いものを感じることもある。
なので私にとって山東省はかなり居心地がよかった。
この有名な写真は、左が縄文人だとか、隼人（九州の民族）、真ん中が弥生人などと呼ばれることがあるが、韓国人は真ん中を韓国人だと思い、中国人は真ん中を山東人だと思っている…( ﾟДﾟ)//
②山東省から南に行くと、突然顔が変わる
上にも顔の違いは書いたが、上海（長江以南）などと比べてどういう風に違うのか。にちょっと触れてみたいと思う。
私が数週間滞在していた山東省。その多くは最大の都市、済南であったが、ここの人たちの顔は、やはり韓国人に近い顔立ちが多い。なので、男性からは、山東省の女性はゴツいから、中国南部や日本人女性のような、もっと背が小さくてソフトな感じの彼女が欲しいとか言われることもあった。
逆に、成都などの華奢で背が小さい人が多いエリアから中国人女子たちが観光してきていることも多かった。（おそらく、山東人男子目当かも）
で、私は日本語教師時代、南京にも数ヶ月住んでいたのだけど、あの時は、私目線から言って、タイプの男性に会う確率はほぼ皆無だった。
私は骨格（特に顎）がシッカリした男性が好きなので、もちろん日本にはタイプの人が全然いないのだけれども、山東省には、ほぼ50％以上はOKというほど、タイプの男性がいるということが判明。( ﾟДﾟ)//
この骨格のすばらしさで言えば、韓国人男性の平均よりも突出している。
一方、南京と言えば、山東省の下にある江蘇省最大都市で、つまり山東省に近いにも関わらず、骨格がシッカリしている男性はほとんどいない。だいたい皆華奢な感じ。
人種がまるっきり変わると言えば大袈裟なのだけど、全然違うのである。平均顔が。で、江蘇省に住む日本人の友達から聞いた話なのだけど、彼の友達（中国人）が言うには、江蘇省でも、山東省に近い北部の、連雲港市に行くと、イケメンが多いのだとか。
つまり中国人からしても、そのイケメンの定義が骨格がシッカリした男性なのかもしれない。ちなみに、このことは中国でも凄い話題になっており、以下のように中国でも北方と南方では全然違う。
特に北方人の中心の省が山東省であったとするなら、南方人の中心の省が広東省だと私は思う。
「中国の北方人と南方人の気質・外見的特徴を比較！男性と女性、付き合うとこうなる！【海外の反応】」
③山東省の人口は、韓国の二倍の1億人
さて、人種について語ってしまったけれども、山東省というエリアについて、きちんと理解してみよう。
山東省の人口は、1億人（2018年）であり、韓国人口、5147万 (2017年)のおよそ二倍である。つまり私は山東省＝韓国よりも大きい国と考えている。( ﾟДﾟ)
面積に関して比較すると、以下のようになり、
何が言いたいかというと、北海道・東北の面積に、1億人が住んでいるイメージである。とはいっても、山東省を回った私からすれば、どこに行っても人がいるイメージではなく、都市部が高層化していることや、都市部に人が集まっているので、もちろん長閑な自然もたくさんある。
また山東省は、地理的にも、大韓民国と対になっている。つまり、東は韓国、西か山東省というイメージだ。
で、山東省に住んでいるものは、プライドが高いものが多い。それはやはり体格の良さだろう。山東省を歩いていれば分かるのだけれども、中国の中でも、骨格がシッカリした人たちが男女問わず多い。特に平均身長は、中国の中でも高いほうである。
また、中国の省の中で一番男らしいとか思われているのも山東省。一方、女性に関しては成都などの華奢な人が多いイメージのある省が、理想の出身（女性）になることもある。
以下に中国人女性の平均を省ごとに比較した記事を作ったのでみてみてね。やはり南部は華奢なイメージ。
「あなたはどのタイプ？中華圏（中国、台湾、東南アジア）における各地（省）の美女を比較 TOP30」
④山東省が、中国で一番好きな理由
私は今まで気に入っていたエリアと言えば、東北三省だった。遼寧省・吉林省・黒竜江省。というのも、新疆ウイグル自治区やチベット自治区のように、中国の中心から離れているイメージがあるので、中国ではなく違う国にいるという気持ちが味わえることや、このエリアにいる人たちの平均顔に私の好みが多いこと、物価が安いこと、北海道の実家から地理的に近いことなども合わせると、上海や北京よりも、明らかに理想の地だった。
けれども、このエリアは冬は物凄く寒く、マイナス30度にさえなる。私は20代のとき、東北三省の大学に通おうと下見までしてきたし、何回か旅行にも行ったが、真冬のマイナス30度にはさすがに参った。外出られない！それくらいの寒さ。
けど、山東省の場合、最大の都市、済南から北京まで高速鉄道で1時間半で行けるだけでなく、山東省の狭いエリアに1億人も住んでいることや、山東省以外の青島（これも巨大都市）があったり、韓国まで往復2万くらいで行けたり、と、さまざまな面で便利であることもあって、最近中国における私の拠点は、山東省となっている('ω')ノ
中国全体でお友達を作ったりしても、ヨーロッパ以上に広い国なので、最近は私は専ら山東省だけにしている。( ﾟДﾟ)
⑤山東人と、東北3省の人々の違い
ちなみに、上にも書いたように、山東省と東北3省は人種が似ている。というのも、東北三省は今でこそ人口1億人もいるが、昔は人があまり住まない土地で、本州の人たちが北海道に開拓に出たように、多くの山東省の人々が、移住したため、山東人と東北3省の人々は、顔が似ている。
けれども、山東省の人々は、東北3省の人たちを見下しており、自分たちが一番凄いんだ。というように心の中では思っている。というのは、私でも分かった。
これは、韓国での地域対立と少し似ていて、釜山や大邱の人が、光州が嫌い。というものとは性質は違うけれども、同じようなものだと思ってしまう。
「韓国人同士でも差別はある？全羅道や済州出身だと見下されるワケ」
⑥山東人の気質
大勢の20代～30代の山東人と、ユースホテルなどで談話していると、彼らの声が物凄く大きい。私は釜山でも、釜山男子の声の大きさに呆れたが、それ以上の大きさなのである。
私は思わず、耳栓をつけたまま話していたくらい。（空気の読めない私っていつもこうなのよ）で、なんで中国人って声大きいの？って話になると、山東人は特に他の中国の省の男性に比べ「爽快」なんだ。という言葉がいろんな人から返ってくる。
つまり、香港や上海などの、女々しい男子的なイメージの対極にあるのがオレら山東男子なんだぜぃ。男らしいんだぜぃ！みたいな変なプライドを持っていると思われる。
とはいっても、情に厚く世話好きな人も多く、特に山東男子にハマる女性は多いかも。なので、私は山東省は穴場だと思ってるのだよね…( ﾟДﾟ)
また、孔子の発祥地でもある山東省なので、特に良識人が多い印象を受けた。もちろん人にもよるし、Airbnb でのトラブルは1件あったが、Airbnb で私が既に4日分払った後に、1日しか住まなかった場合でも、後でお金を返してくれた。（握ったお金は絶対に返さないというわけではない人もいるということがわかった）
※韓国よりも、山東人の方が強い歴史的なプライドを持っているは確か。ちなみに、韓国では家賃的なトラブルで一度払ったものは返してくれないパターンが多かったし、インドネシアでも、握ったお金を話さないタイプの華人と衝突したこともあったが、マレーシアのインド系も、良心的だった。人によるのかな…!?
⑦韓国から行くのがお勧め
韓国旅行に行く日本人は多いだろう。けど、もう飽きてしまっている人は多い。私がお勧めするのは、せっかく韓国に行くのなら、以前も紹介したのだけど、韓国から往復15000円程度で行けるウラジオストク（ロシア）か、山東省（フェリーで）に行くことをお勧めする。
韓国は2日で飽きる（日本にいる感覚と同じ）ので、その他の日程を山東省にしてみたり、ウラジオストクにしてみたり。
ウラジオストクについては以下に書いた。
「日本人も韓国人のようにロシア極東「ウラジオストク」と「ハバロフスク」に行くべき理由 TOP10」
⑧日本人なのに韓国人に間違われる理由
山東省を旅行すると、日本人に思われることは一度もなかった。それは山東省を訪れる日本人よりも、韓国人の方が多いからだ。韓国から済南まではチケット代のみであれば往復1万円ちょっとしかかからない。そこに燃油や空港税など合わせ、2万円もしないで行けるので、韓国人が日本旅行に来るような感覚でやってくる。
で、日本人だよ。と言われると、目を大きくされビックリされることが多い。なぜなら、中国の若者は、韓流も好きだけど、日本のアニメや、最先端技術に常に興味があるからである。
で、まさか山東省に日本人が来ると思っている人もいないので、余計に驚かれる。
すぐに友達作れるので、楽しいよ~(^^♪→話が合えばその場で、連絡先交換が中国流ｗ
⑨青島よりも、済南がお勧めな理由
青島は過去何度か行ったことがあるのだけれども、韓国で例えるなら、釜山みたいな感じ。港町なので、進んでいるイメージ。また釜山のように、道路などもクネクネしている。山がドカンと街の近くにあり、坂が多く、真っすぐの道路が少ないイメージ。けれども、ビーチがあったり、英語が分かる人が済南に比べて多いので、上海や香港が好きな人には合うかもしれない。
けれども、私は上海や香港よりも、北京のように内陸にあり、道路が碁盤の目になっていて、北部か南部にどかんと大きな山があるような街が好きなので、済南は私にとって理想の街だ。
また済南の人々は、青島の人たちよりも、田舎臭さが残っており、これは、釜山に対して大邱の人々。と全く同じ感覚である。
済南はまた、外国人も少なく都市の別名を「泉城」とも言われ、豊かな自然と歴史資源を持つため、国家歴史文化名城に指定されている上、近代的な高層ビル群なども都市の中心部から少し外れたエリアにあるので、済南駅一体は古臭さが残っており、風情がある。
上の写真はまさに、済南南部に構えている千仏山からみた市内。地下鉄も、まだ全然開通していなく、他の中国の都市に比べて発展はしていないが、都市の規模もでかく、全然飽きなかった。
※地下鉄は2021年くらいには、3本全部開通する予定。
また、私が好きなのは、これは済南だけじゃないかもしれないが、済南男子が上半身裸になって歩くことである。( ﾟДﾟ)//→北京ビキニと呼ばれており、2019年まさにここ済南で、原始的という理由で禁止され始めた…。
私の好きな済南が日本のテレビに映し出されたのかと思えば、北京ビキニで報道されるとは…。
これは、今上海とかでは今はできないんじゃないかな？（人々の意識改革により…）
ちなみに年中暑いインドネシアにも滞在していたことがあったが、誰一人として上半身裸にはなっていなかった…( ﾟДﾟ)それどころか、日焼け防止？虫帽子？のため、長そでを着る人が多かったね…。
そうそう。インドネシアのバンドンに行ったときのこと。あそこの男性のほうが、感覚（センス）がなんか、日本人男性に近かったような気がする。
そう考えると、日本人男性と山東省の男性は、全然違うから、面白い( ´艸｀)
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