最近物騒な社会になってきた。と感じることは多いだろう。けれども、物騒なことは今に始まったことではない。どこでだって起こることなのである。なので常に自分の身は自分で守っていかなければならない。
今回起きた27歳のアジア人女性が帰宅時にロビーに入ったところ持っていたバッグを持ち去られた事件。そのアジア人女性とは、どこの国籍なのかは分からない。
また襲った相手が、果たして生粋のフランス人なのかもわからない。何せ現在のフランスは、フランス人から見ても、かつてのフランスではない。と言うほどに、ミックスしているからだ。
「白人はどこに?「パリはどこの国の首都ですか?」と世界で話題に【海外の反応】」
以前も紹介したが、パリの中心部はアジア人ばかり。またパリにはいくつものアフリカ人街が存在し、そこでは私が好きなアラビア語が話されている。( ゚Д゚)
で、今回の事件。
報道したル・パリジャンによると、この暴力は若い成人または10代の男性によって行われることが多く「中国人狩り」と呼ばれるこの行為は、ギャングの一人として認めてもらうための「通過儀礼」だと言われていることからもわかるように、白人を中心とした国では、中国人、つまりアジア人全体はナメられているということなのである
https://www.youtube.com/watch?v=xFlTP2KkdoY
いつも不思議に思うが、政治的には強い中国人は、世界でかなりナメられている点。また、日本の印象(国家ブランドランキング)では世界で1位、2位を争うほどの国なのに、日本人が白人の国に行くと完全にナメられてしまう件。
もっと面白いのは、中国や韓国といった政治的に日本が大っ嫌いで見下しているかのような国が実は、実際に行ってみると、日本人が上に見られる点ではないだろうか。
これは色んな国を回っていて感じることであり非常に興味深い。現在私がいるカザフスタンも、日本人が経済的に下に見ている、また眼中にないような国ではあるが、この国では美の基準において、日本人は下になると悟った。(その人は記事の中に書いてある)
ということからも、以下のような政治的な対立と、人間同士・人種同士のヒエラルキーみたいなものは完全に切り離さなければならないのだなと感じているところである。
ではでは、今回のパリの事件をきっかけに、アジア人、つまり日本人は世界でどのように見られているのか。ということを長々と書いていこう('ω')ノ
①「日本人だもん」は世界で通用しない
一昔前まではパリやNY、ロンドンにやってくる観光客のアジア代表は日本人だった。なのでパリではアジア人=日本人というイメージがあったが、最近は中国人が旅行で大量に押し寄せ、シャンゼリゼなどで見かけるアジアから来た観光客のイメージ=中国人となっている。
その中で中国人は、日本人の3倍~4倍もの声で話すので、大声で話すのが嫌いなフランス人にとって、中国人に対してイメージがかなり悪い。(フランス人は、中国人やドイツ人と違って大きい声を出さな人が多い)
そういう悪いところばかりが目立つ中国人。日本人が日本にやって来る白人=アメリカ人だと勝手に思い込んでいる現象はここフランスでも同じで、多くのフランス人はアジア人=シヌワ(中国人のフランス語読み)だと思っている。
白人中心の社会では、白人以外は皆同じ。と思っているものさえいる。これは日本人の中に、恋愛対象も友達関係も日本人だけがいい!と思っている人がいるのと同じで白人もまた、白人以外は用無し。という感覚なのである。
けれども最近の若い白人、特に都市部で暮らす白人にはこういう考え方は薄れてきているのも確か。
なので、東南アジアでは「日本人=凄い」になる場合があるが、白人が多数派を占める国では、「あたぴ日本人だもん」は通用しないということを理解しておこう。
※日本という国は好きだけど、人種的にあなたには別に興味ないわ。という感じ。
②日本人=チャイニーズだと思われる理由
私の体験として、白人国家だけでなく、インドネシアやここカザフスタン(現在いる場所)、釜山でさえ中国人だとずっと思われていた。
その理由は簡単である。まずインドネシアで私が住んでいた場所はスラバヤ。ここには日本人はほとんど観光でやってこない。けれども一定の中華系インドネシア人が住んでいるため、私もそのグループと思われたこと。またスラバヤに住む華人は非常に妬まれている。なぜならよく働くので金持ちが多いからだ。
「ヒエラルキーの頂点?差別され、虐殺され、インドネシアで怯えながら暮らす華人・華僑「中華系インドネシア人」に関する疑問 TOP10」
そして私がいまいるカザフスタン。ここも日本人は全然訪れない旅行先なので、タクシーではいつも現地に住む中国人、または観光でやってくる韓国人だと思われていた。日本人だと告げると、彼らの態度は190度変わるのを何度も目の当たりに。
中には、パスポートを見せてくれ。と半信半疑の人まで。それほどまでにこの国には日本人が少ないのである。
※名前を聞いてきたり、東京のことを聞いてくる人が非常に多い。(なぜか日本ではなく東京に関心があるのがカザフ人の特徴)
最後に釜山。釜山は特定の繁華街にだけ日本人が多いので、そこでは日本人と間違われるが、郊外のショッピングセンターに行く人は少ないので、そこだと完全に中国人と思われてしまう。
というように、人間は人の外見でどこの国籍か判断しているというよりは、そこに多くやってくる観光客になぞらえて考えている傾向が強い。
③日本人=東南アジア>中韓、以外ではナメられる
東南アジアに行く日本人は最近非常に多いが、なぜ日本人が東南アジアが好きか。と言われれば、日本にない気候や、距離的に近いという部分もあるが、やはり日本人に対して下にみる人間が少ないからというのもあるだろう。
政治的には日本に強気に出てくる中国や韓国でさえ、一般の日本人観光客をナメた目でみる人たちは他の国(特に白人国家)に比べて少ない。
一方、ひとたびモンゴロイドの国を出ると、つまり白人国家(欧州、北米)では、日本人だと言っても、だから何?という感じなのである。
「日本人=アジアン」になる。以下も参考になるかも。
「典型的なアジア人ってどんな感じ?日本人もアジア人?【アメリカの反応】」
けれども、アフリカ、中東、南アジア(インド)、中央アジアなど、有色人種が多数を占める国では、日本人というキーワードを聞いた途端やたらと親しくなろうとして来る人はもちろんいるが、外見的に、日本人を見下げている場合が少なくない。
一方、中国と韓国では、見下げられないのも面白い。彼らは政治的には物凄く攻撃的なのに対して、実際は日本人と仲良くなりたい人のほうが多い。
「誰も言えない、欧米、東アジア、東南アジア、国籍や人種間におけるタブーな序列(ヒエラルキー)日本人は何位?」
④アジア人、特に女性が狙われる理由
考えてみて欲しい。西洋ではアジア人だけでなく普通の女性も狙われている中、アジア人のような、背が小さく、自分の意見も主張できなく、英語も苦手と思われ、誘っているかのような露出した格好で、ましてやAVの影響もあってか、変なイメージを植え付けかねない、メイドカフェの女子みたいな、「私あなたのいうことなんでも聞きます」的なイメージのある女性は格好のカモとなる。
特に旅行で訪れる日本人は注意。海外に長く住んでいる日本人の場合、ファッションやメイクなども現地に合わせている場合が多いが、旅行でやって来る日本人は、日本流のファッションやメイクでやって来るのでわかりやすい。
また、日本人が経済的には上であっても、英語が話せないイメージが強いので、抵抗しないだろう。と思われている可能性も多い。
また争いを好まないのが日本人なので、ちょっとボッタくられたくらいで文句も言わないので、英語や現地の言葉が分かるならどんどん反論しよう。(周りに人がいる場合)
私は中国では、日本人が訪れない場所によく行くため、メーターなしのタクシーで交渉したりするが、乗った後に値段を高く言われることもあるが、中国語が物凄く上手ではない私でさえ、値段を下げさせることに成功している。(カザフのタクシーにも同様に)
30円、40円の値切りの話ではない。主張して、間違っていることは間違っていると言える癖をつけること、そして周りにいる現地人を味方につけるこの習慣が、重要となる。
日本国内で新幹線や飛行機で後ろの人が足を延ばしてきた。みたいなことがあったら、私はもう怒鳴って周りも巻き込むからね。(笑)
そういうことができないのが日本人女性なのである。私の場合、相手が韓国人だろうが、白人だろうが、戦うからw(頭おかしいと判断した場合は、席を変えてもらうだけにするけど…)
⑤アジア人=支配しやすいと勘違いされる
https://www.youtube.com/watch?v=QlrrjKXNEfk
個人的に思うのは、アジア人がナメられる理由は、もちろん身長など、体系的な要素もあるが、童顔に見えるからではないだろうか。特にのっぺり顔の人は、赤ちゃん顔というか、抵抗しなさそうに見えるため、心理的に、「こいつなら狙える」と思われる可能性が高いように思う。
東アジアのように治安が良い国では、こういう赤ちゃん顔というのは、別に危険にさらされることはあまりないが、白人の国に行くと、「あんた本気でそんな化粧してんの?」という目で見られてもおかしくない。特に、日本人の間でも流行っている以下のようなメイクとかね。
「なぜ日本の若い女性たちは韓国人顔(オルチャン)になりたいの?【韓国の反応】」
白人の国で化粧がこのように変わるのは、おそらく自分を強く見せるためでもある、いわゆる防衛的な部分もあるのではないかと最近私は思うようになった。
日本人は目が優しいのですぐに分かると言われることもあるが、これは日本が平和だからではないだろうか。目に危機感が現れていないというか。つまり、平和ではない国では優しい顔を振りまいているだけで、いつ攻撃されるか分からない。そういう部分も化粧として現れるのかな。と最近思い始めてきた。
ここカザフスタンでも、右のようなメイクが多く、左のようなメイクをしていると、韓流系?可愛い系目指してる人?とちょっと不思議な目で見られるような気がする。
なぜなら、カザフスタン人も日本人と顔がそっくりだが、左のようなかわいいを強調したメイクをする人が少ないからだ。
また私いつも触れている頭の形も関係している気がする。頭を横から見たときの長さだが、これが短いと、支配しやすいと思われるのかもしれない。つまり白人のように馬顔(横の長さがある)からすれば、猫ちゃんのように平べったい煎餅顔のアジア人は、自分より下の存在に見えるのではないか。と推測。あながち間違っていないと思う。
「頭長幅指数(長頭型、中頭型、短頭型)あなたはどれ?欧米型?韓国型?日本型?」
これは韓流アイドルにも言えることで、彼らが人気なのは、自分には支配できそうな、よしよししてあげたくなるような、男子たち。に映るからではないか。とも思い始めてきた。
⑥海外でウザがられる日本人のパターン
もちろん全てではないが私は東南アジアにいたとき、例えばクアラルンプールなどの中心部に日本語を話す二人組の女性をみた。この二人は現地人でもあまりやらない、エスカレーターの両側を塞ぎながら会話に夢中になるという無知ぶりであった。しかも日本語で。(あたぴ日本人だよぉ~!みてみてぇ~みたいに)
地下鉄のエスカレーターはデパートなどと違い急いでいる人もいるのでクアラルンプールであっても、中国の都市であってもどちらかが一方が空いているのが普通。
しかもデカい帽子みたいなのを二人とも被っており、スタイルからしていかにも日本人というがわかるような格好。
こういう日本のスタイルをそのまま海外に持ってくる若者は、頭が悪いと思われるので舐められるだけでなく、狙われやすい。
韓国でもこのタイプの女子はよく見るが、韓国人も同様に、こういう「私は日本人女子なの、見て見て!」といかにも日本人女子の化粧、服装で自分をアピールする人は、韓国人男子からすれば、「やり捨てできる女」と認定され、ナンパされた日本人女子は、私ってモテる~とか思い、捨てられても気づかないでハマってしまうことも多い。
「韓国人男子から聞いた、日本人女子と韓国人女子の決定的な違い TOP10【韓国の反応】」
また男性に関して言えば、集団(3人~5人)で、日本語で盛り上がりながらソウルや東南アジアの都市を観光している20代の人たちも結構目に付く。これも、1人じゃ何もできない集団と思われてしまうので、そういう風に映ってしまっていることも自覚してもいいかもしれない。
最後に、ロシアでも特に一人旅の女性が、「私って日本人なんですぅ」とでも言いたいかのように、日本語で書かれたガイドブックを広げていたが、今は海外でSIMカード買ってネットで何でも見れるので、「私は日本人ですアピール」をするのは卒業しよう。
ロシアも白人の国なので、日本が好きな人はいても、基本的に下に見られていることも覚えておこうね…。
「欧米人がロシア人やアルゼンチン人を見下す理由は、日本人を見下す理由とは少し違う?」
また、特に日本人女子はインスタ映え。みたいな意味の分からないことに夢中になり、中国人女子がバカでかい声で集まってキャーキャー騒いでいるような、日本人女子も最近は目につく。これも、完全に見下されるのでNG…('ω')ノ
⑦東南アジアでは東アジア人に対する嫉妬がある
そんな日本人は、中国や韓国とともに東アジア系の人種である。東南アジアでは東アジア系の顔に憧れる人が非常に多く、また東南アジアにおける富が華人に偏っていることからも、中華系は常に嫉妬の対象となっている。
問題なのは、東南アジアに住む日本人が、現地になれた服装で歩いていると、華人に間違われることである。そのため、華人に間違われたときはたいてい良い顔をされない場合が多いということも覚えておいたほうがいいかもしれない。
これは嫌いとかではなく、嫉妬されているのである。人は自分より上だと思う人にはあまり声をかけないし、関わろうとしない。こういう感覚と似ているかもしれない。
⑧日本人のカワイイ。は世界で通用しない
確かに日本人のカワイイは英語にもなっており、Cawaii! を真似たファッションをする白人もいるが、これは少数派であるということは知っておきたい。
もちろんモデルの世界なので普通の世界と比べてしまうことはできないが、西洋で活躍するアジア系の女優などは、背がそこそこ高く、目が細く、黒髪で、骨がシッカリした系で、日本人で言うならまさしく冨永愛や、山口小夜子などである。
白人の世界からこういう系の日本人を見ると、インパクトが強い。一方、日本で活躍するアイドルや女優の多くは、アジア系が白人を真似た中途半端な感じに見えてしまう。
以前この記事でも紹介したのが上の写真。
「なぜ日本人にソックリ?「ツングース系民族」の顔が西洋でモテる理由」
日本ではこの系統は日本人の平均的な美とは重ならない部分もありあまり注目されないが、欧米人からみた美の基準では、白人とも対抗できる美なのかもしれないと筆者は前から思っている。
その理由は、白人が持っていないものを持っているからである。細い目、透き通った黒髪などがエキゾチックに見えるのだ。一方、日本のアイドルなどは髪の毛を染めたり、二重瞼にする傾向が強く、これだと失敗した白人のように見えてしまう。
上の画像はまさに、「American Asian model」などと検索してみると出てくる写真で、中国・湖南省出身のリウ・ウェンである。日本にいてもそれほどモテはやされなさそうだけど、白人の国に行けばモデルとして活躍できそうな感じでしょう?( ゚Д゚)
この系統は中国の北方に多いタイプかもしれない。
⑨白人が見る日本人=日本人が見る東南アジア人
日本人はこの部分を分かっていない。それは日本には他国に自慢できるような伝統や経済的優位性があるから、自分たちは特別だと思っているというのも関係しているかもしれない。
日本人がインドネシア人を見るとき、多くの人たちは自分たちより背が低くて自分たちの美の基準には合致していないと思うだろう。
それと同じで白人の世界では、アジア人=日本人~インドネシア人まですべて一緒。またアジアに詳しい人たちの中には東アジア系と東南アジア系を区別できるものもいるが、白人にしか興味のない層からすれば、一緒に見えてしまうということは理解するべきかも。
その証拠と言っても何だが、世界の女性を比較したサイトでも、驚いたことにコメント欄に日本人というキーワードすらなかった。
つまり、白人中心の世界から見るとアジアンは一番存在感がない。というふうにも言える。(外見的な部分で)
「日本人女性は話題にもならない?世界40ヶ国、女性の平均顔が比較されていた件【海外の反応】」
⑩語学に強くなれ(語学は英語だけで十分)
語学は意味がない。語学ができない人はそいうやって言って逃げるわけ。もちろん語学が得意な人は、好きなので、サッカーが上達するように上達していくわけだ。
けど海外でナメられない日本人になるには、英語をきちんと学ぶべきだ。相手の話がきちんと聞くことができれば相手は心を開いてくれる。
語学に強くなるとは、ただペラペラ話して「私ペラペラなんですぅ~」ということではなく、相手が主張してくることを理解し、それを受け止める力のことである。
すると相手もこちら側を理解しようとする。また英語ができないと、ボッたくられても大きな声で周りの人たちが分かるように、注目を集めることもできないので、ナメられてしまう。
どんなに外見が良くても、高学歴でも、お金があっても、語学ができないだけでナメてかかる人も世の中には多い。
そういう層の人たちには、アメリカ英語のRを強調した言い方でまくし立てるのが効果的。
たいていこの層は、表面上しかみることができないので、合コンの時に無知な女が相手の時計のブランドや服装を見て内面や収入を判断するかのように、非常に無知なのである。
そうじゃない層には、日本人訛りで話したほうが好感を持ってもらえるかもね。私は海外を転々とする中で、そういう技を磨いてきているような気がする。なので日本人っぽいカタカナで話すときもある。この方が、好感を得られることもあるからだ( ゚Д゚)/
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