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各国の好き嫌いが明らかに。ヨーロッパ人はお互いにどう思っている?

2020年1月9日

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各国の好き嫌いが明らかに。ヨーロッパ人はお互いにどう思っている?

2020年1月9日




日本人にとって一番関心のある民族が韓国人だとすれば、イギリス人にとってはそれがフランス人。というわけではないようだ。

私が思うに、今の日本人はとにかく韓国人のことが気になりすぎている。一方、中国人についてはあまり関心を示していないばかりでなく、台湾人のことは全然気にしていない状況。

この東アジアにおいては、日本・朝鮮半島・中国大陸(台湾含む)とたった3つにしかまとめられないのとは違い、ヨーロッパでは小国を除いた場合、ある程度大きく分けて、イギリス・フランス・スペイン・イタリア・ドイツ・東欧・スカンジナビアと、7つくらいに分けることができるかもしれない。

ヨーロッパと言えば、中国の面積のたった半分。その中には世界中に大きな影響を与えた国がいくつもあるという、不思議な場所なのだ。

この記事では、そんなヨーロッパの国ではお互いにどう思っているのか。ということをいくつかの英語圏のサイトから探ってみた。

ヨーロッパに行く前にこれを知るだけで、色々ためになるのではないか。と思いながら、書いていくね(';')/

①フランス人

フランス人は「自分たちは優秀であなたたちは下の存在なのよ。」と言わんばかりに傲慢だというイメージがあり、特にスペインのカタルーニャ人から嫌われているという。

バルセロナに住むあるカタルーニャ人は「誰がフランス人なんか好きになるっていうの?」と言われ、またスイス人は「フランス人は怠け者であり権威を軽蔑する人たち」だと思われている。

またイギリス人は長い両国の歴史から見ても分かるようにフランス人に対して複雑な気持ちを持っている。なのでイギリスではフランスを愛する人が半分くらいいれば、嫌いな人も半分くらいいる。

またフランスが嫌いな人にはアメリカ好きが多いく、逆のパターンも多い。面白いのは、イギリス人の間ではフランス人=臭い、無礼(中国人のように列に並ばない)。なのだとか。

同様にフランス人もイギリス人が嫌いである。フランス人は英語が話せるけど話そうとしない。ともいわれるが、それは違っていてフランス人は実際に英語ができる人が少ない。

またベルギー人のことをバカ扱いで見下す。とはいってもスペイン人やドイツ人に対しては妙なことにバカ扱いしない。

 

②イタリア人

イタリア料理のイメージが強いので、ヨーロッパではイタリア人に対する固定概念は概ねポジティブだ。

ちなみに北イタリア人は、南イタリア人を怠惰で非生産的、マネジメントに長けていないと文句を言い、南イタリア人は、北イタリア人が、joie de vivre(生きている幸せ)を避けていると文句を言う。

この点でイタリアは南北で対立。

「なぜイタリア人は南北で顔が違うの?南イタリア人は、日本の縄文人との共通点はある?」

あるオランダ人教授が言うには、イタリア人はパスタとママだけを大事に思い、他のヨーロッパのことにはあまり強い関心がないという。とはいってもイタリアの南北に境界線をつけたくなるような人が多いのだとか。

 

③ドイツ人

Photo by AFP

ドイツ人は、他のほぼすべてのヨーロッパ人から勤勉だと思われている一方、ユーモアが無く、常にピリピリしていていると思われている。またドイツは第二次世界大戦において痛い場所であることも知っているので、他のヨーロッパ人は容赦なしにドイツ人をからかい攻撃する。

また、ドイツは経済大国であるものの、ほとんどのヨーロッパ人はドイツ語を学び(子供を留学させるなどを含む)そこに定住したいとは考えていない。

食べ物はフランスのように洗練されていなく、唯一ベルリンのみが若いヨーロッパ人が起業したり、お酒を飲んだりするための有名な場所として認知されているくらいだ。

そしてもっとも反ドイツ感情に煽られているのはオランダ人とデンマーク人である。この二つの国はドイツから何度も侵略された過去があるからだ。

なのでドイツ人がオランダで道を尋ねるとき、ドイツに戻る最短ルートを教えるか、第二次世界大戦中オランダ人から没収した自転車を返せ!と言うという。

また、デンマーク人はデンマークの首都コペンハーゲンのことを「コペンハーゲン」と発音されるのが一番嫌なようだ。なぜなら、コペンハーゲンはドイツ語読みであり、デンマーク語で、クマウン(København)と発音するからである。

逆にドイツ人は、ヨーロッパ全体からあまり好まれていないのとは反対に、隣国を好む傾向がある。とはいっても、東欧の隣人、特にポーランドをひどく見下している。また奇妙なことに、ドイツの侵略に抵抗してきたチェコ人に対してはいくらかの敬意を払ってる。

 

④スカンジナビア人

高い生活水準と、金髪と青い目の割合が多いため、広くヨーロッパ人の間で尊敬されている。

※金髪率などの詳しいデータは以下。

「なぜ白人世界では、金髪(ブロンド)やブルーの瞳の女性は、黒髪の女性に比べて「女らしい」と思われるのですか?【海外の反応】」

とはいってもスカンジナビア人同士の間でも、根気強い固定観念がある。それはデンマーク人、フィンランド人、ノルウェー人のほとんどがスウェーデンはバカで常にピリピリしている人たちと考えていることだ。一方でノルウェー人は人種差別主義者だと思われている。(ノルウェーは豊かな国なのでEUに加盟していない)

またデンマーク人は、気難しさと、ぶっきらぼうだと思われておりドイツ人に似ていると言われ、フィンランド人は日本人のように内向的だと思われている。

「実は逆?日本人とフィンランド人は似ている?演歌やアイヌとの関連性も。共通点 TOP5【海外の反応】」

とはいってもこれはスカンジナビア人同士の基準である。またデンマーク人はドイツ人が嫌いで、フィンランド人はロシア人が嫌い。というくらいで、彼らは他のヨーロッパ人に対して特別な感情を抱いていない。

 

⑤ベルギー人

ベルギーは地理的にも北はオランダ、南はフランスに挟まれており、その挟んでいる側のオランダ人とフランス人からはバカだと思われている。同様にベルギー人はオランダ人のことを乱暴なろくでなしで、フランス人のことは高慢だと思っている。

とはいっても、ベルギーは北部ではフラマン語(オランダ語)を使い、南部ではフランス語を使うので、近い将来、スペインのカタルーニャ州の独立運動のように、分裂の危機に陥る可能性もあると言われている。

 

⑥オランダ人

オランダ人は、スカンジナビア人と同様に、南ヨーロッパの国々から賞賛されるうらやましい経済と社会秩序を持っている。

とはいっても、彼らは「独善である人たち」であることで有名。また、「そんなの知ってる」と思っている傾向がある。もう一つ、「頑固さ」で言えば、従弟でもあるドイツ人と通ずるところがある。

けれどもオランダ人はドイツ人と比べられることを非常に嫌がる。それはオランダの国歌を聞けばわかることで、オランダの国歌は、「van Duitse bloed=ドイツの血から」に言及してる。

これを直接オランダ人に言うのはタブーであり、彼らの前でこれに言及すると、沈黙が訪れるだろう。

またオランダ人は、他のヨーロッパの観光地でイタい客として認知されていることもあり、ヨーロッパの観光地では冷遇されている傾向がある。

ちなみに、オランダ人は、キャンピングカーをわざわざフランス南部まで運転しバカンスを楽しむことでも有名。オランダにはプロバンス地方のような気候がないので。

またオランダ人は背が高いからか分からないが、他のヨーロッパ人を見下す傾向があるともいわれている。平均身長では、背の高いと言われているドイツ人も超えている。

「典型的なドイツ人の特徴「TOP10」を教えよう。身長の高いドイツ人は他のヨーロッパ人を見下している!?」

またオランダ人は、ヨーロッパでは、「知ったかぶりな人たち」という評判である。

 

⑦スイス人

スイス人はドイツ人の目から見ても非常に厳格だと考えられている。失礼・鈍感さという言葉が似合うスイス人は、「友好的」とか、「温かい人々」というイメージからかけ離れており、多くのヨーロッパ人がこれら二つとは逆のイメージを持っている。

とはいっても、スイス西部のフランス語圏と、東部のドイツ語圏で随分変わるので注意。

前者は料理がマズイことと、権威に従うという部分を除けば、フランス人と何ら変わらない。後者はドイツ人よりも堅苦しく、厳格で気難しく部分を除けばドイツ人と変わらない。

とはいっても20%もの外国人(ほぼEUからの労働者)がスイスで働いている事実を知っているので、いかにこの国がうまく機能している優秀国家なのかはヨーロッパ人の誰もが知っている。

また、スイス東部のドイツ語圏では、スイス人が独自のアクセントでドイツ語を話していて、ホホドイッチュ(標準ドイツ語)を知っているものからすると、非常に奇妙に映ると言われている。

 

⑧スペイン人

スペイン人またはスペイン人に対する敵対心を持つ国はほとんどない。逆にスペイン人もどこか特定の国に敵意を持ってはいないと言われている。

※フランスの国境に近いスペイン人の中には、フランスがあまり好きではない人もいることにはいるので注意。

また、ラテンアメリカで話されているスペイン語をスペイン人に話すのはタブーだそう。というのもスペインではラテンアメリカ人に対して優越感に浸っているものも少なくないからだ。

中米・南米に多くの植民地を獲得したスペイン。今現在でもそれらの国々ではスペイン語が使用されているので、これが優越感の要因となっている。

またスペイン人は自分たちのことを白人でヨーロッパ人だと思っているが、他のヨーロッパ人の中にはそうは思っていない人もいる。なのでスペイン人に対して「あなたはラテンアメリカ人ですか?」ということは決して笑いをとるネタとしてでも口にしてはいけないタブーであり、侮辱することに繋がるので注意が必要である。

「白人とアラブ人(ベルベル人)のハーフなのですか?に怒りの声も。スペイン人が認めたがらない理由【海外の反応】」

 

⑨ギリシャ人

ギリシャ人とは、名目上ヨーロッパ人と見なされているだけであり人種的にはトルコ人に近いと言われているので、ヨーロッパ人の中にはギリシャ人をヨーロッパ人と認めないものも多い。にもかかわらずギリシャ人は自らを強くヨーロッパ人だと思いたがっている。

当然、ギリシャ人にこの話をするのはタブーであり大きな刺激となるので気をつけること。

 

⑩ポーランド人

ポーランドの人口は4000万人ほどあり、この数字は西ヨーロッパの大国スペインとも近い。ポーランドが2005年EUに加盟したとき、これら西ヨーロッパの国々は、いつか西ヨーロッパが東欧に覆されてしまうのではないかという心配があった。

ドイツ人はポーランド人が好きではない。ドイツの周辺には9つの国があるが、その中でも最もドイツ人に嫌われているのがポーランドだ。ポーランドはドイツの自動車産業のお陰で繁栄し、いわば産業泥棒国家だと思われている。もしかしたらこの意味では多くの電化製品メーカーや自動車メーカーが競合する日本人が韓国人に思っている部分と似ているのかもしれない。

ちなみにドイツとポーランドの関係は、収入、戦争の歴史、言語の違いなどどれをとっても、アメリカとメキシコとの関係に似ている。

またポーランド人は、チェコ人、スロバキア人、リトアニア人を好まない。更に歴史的な背景から、東と南の隣人、主にロシアとウクライナに対する憎しみを持っている。

奇妙なことに、ポーランド人はドイツ人のことは嫌がっていない。おそらく過去の歴史のためか少し恐れているというのはあるだろう。なのでポーランドでドイツ人に対するジョークは聞かないだろう。

 

⑪チェコ人

西ヨーロッパの人たちは東ヨーロッパの中でもチェコが一番輝かしい場所だと思う傾向がある。とはいってもこれはプラハが観光地として有名でかつゴージャスな都市だからであろう。

チェコ人はどちらかというとドイツ人のように無礼で、ぶっきらぼうで冷たい。なので同じ東ヨーロッパのポーランド人はチェコ人についてあまり言いことを言わない傾向にある。

 

⑫オーストリア人

ドイツとバルカン半島の最高の面と最悪の面が混在していると言われるオーストリア。また非常にのんびりしているが、国粋主義的な面や、人種差別主義的な面が際立つ。

また、オーストリアはヒトラーの生誕地であるが、ドイツと違いホロコーストに対して今マで一度も謝罪していない。

西ヨーロッパからはオーストラリアはニュートラルな意見が多いが、ドイツからはネガティブな感情が多く、東ヨーロッパからは、ハプスブルク家の栄光があるので、称賛されている。

 

⑬イギリス人

面白いことにイギリス人の約半数はヨーロッパ人だと言われることに抵抗がある。これは日本人が海外に出るとアジア人と呼ばれることに嫌気がさしていることと似ている。

更にイギリス人はアメリカのペット犬で、反ヨーロッパ的であると思われている。

またイギリス人は礼儀正しいイメージがあるが、二面性があるので、ヤヌス・イギリス人とも呼ばれている。

※ヤヌスとはローマ神話で、頭の前と後ろに顔をもった神で、戸口・門を守護した。

そして、礼儀正しいどころか、もう一つの顔は、お高くとまって、ヨーロッパ人を見下している姿だ。

ちなみにイギリスに属しているスコットランドとウェールズは、他のヨーロッパ諸国からはポジティブに思われているが、イギリスはネガティブにみられることが多い。とはいってもヨーロッパ最大の国際都市はイギリスのロンドンだ。

またイギリス人観光客は、アムステルダムやイビサ島(スペイン)などで、騒々しく、不快で、酔っぱらった人たちとして認知されており、これらの都市にあるボッタクリのお店でさえも、彼らの評判が悪い。

ヨーロッパには英国人駐在者が多く、海外に長く住んでいればいるほど、駐在している国を嫌う傾向があるようだ。とはいっても、イギリスには戻りたくないらしい。

 

⑭アイルランド人

アイルランドはとても小さい国で、アメリカ合衆国にとっての精神とも言われている国。それは、ジャガイモ飢饉(1845年-1849年)によって多くのアイルランド人がアメリカに移り住んだからである。

現在ではドイツ系に次ぎ、アイリッシュ系は二番目に多く、3300万人もいると言われている。

「ドイツ系?フランス系?イギリス系?現在の白人系アメリカ人の祖先は、どこから来た?もっとも多い国 TOP20」

とはいってもアメリカ人とは対照的に礼儀正しく謙虚だとも言われている。アイルランド人はイギリス人が大嫌いで有名。とはいってもいまだにそんなアイルランド人には会ったことがない。アイルランド人はヨーロッパでは概してポジティブに受け止められている。

 

最後に

この記事では、他のヨーロッパ人の好き嫌いも、以下に追記していきたいと思うので少々お待ちを('ω')ノ

Reference
What Europeans think of each other
European Stereotypes: What Do We Really Think of Each Other?
How do Europeans view the other European countries and why?
What do European countries think of each other?
European stereotypes: what do we think of each other and are we right? - interactive

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