約3年ほど前に母と行ったプーケット。物価は結構高かった。プーケットの物価が首都バンコクよりも高いということはあまり知られていないのではないだろうか。それはさておき、私は最近タイ語強化期間に入ってしまっているため、元々全く興味がなかったタイについて調べまくっている。
言語をやると、自然とその土地のことをもっと知りたくなるという不思議な力。
タイは今まで2回ほど行ったことがあり、プーケット(クラビーのピーピー島)とバンコク。特にバンコクはつまらなく、2週間のアパート生活を終えて韓国に移動したくらいだ。
それとは対照的にプーケットにはタイというよりも、アンダマン海特有の文化というか、イスラム教徒の人口も多いことや、猫が多い、海が綺麗などで、ここは私が思っていたタイとは全く違っていた。
ということもあり、私がタイで拠点を作るのなら、クラビー(プーケット)エリアか、タイ北部のチェンマイというふうに考えている。→オカマの割にはバンコクのような、夜の街には全く興味がないので・・。
ま、それだけではないクラビーの魅力をこの記事では書いていきたいと思う。特に私のような平穏に生活したい人向けの記事です。
①クラビーの概要
このスクショではクラビはライレイ・ビーチがあるあたり。その赤丸のちょうど中心にクラビの市街地がある。また、ランタヤイ島や、ピーピー諸島(Andaman Sea と書いてあるあたり)もクラビ県である。
それに対してプーケット県(41万人=2019年時点)というのは、そのプーケット島の部分だけであり、クラビー県(47万人=2019年時点)のほうが面積が何倍も広いことがわかると思う。
それにもかかわらず、プーケットはかなり開発されてしまったので国際的な認知度が非常に高く、タイ国外の人たちは、あまりクラビーに対してはよく知らない。
とは言っても、タイに精通している人や、プーケットなどは開発されすぎて、またうるさい外国人が多すぎてギラギラしすぎてイヤ。と思う人たちの間では、このクラビーは穴場とされているようだ。
②クラビーへの行き方(地理的に重要な位置かも)
クラビーには、クラビー国際空港がある。国際空港としては、KL、バンコク、シンガポールで乗り換えが可能。また、クラビーはプーケットから船で8時間、バスで3時間、スピードボートで、2.5時間ほどで行くことが可能。
なので一旦プーケットまで行ってから行くのもアリ。
https://travelfoot.com/j/puketto-kara-kurabi-e-no-ikikata/
8時間かかる船は、ピーピー島で乗り換えがあり、その滅多に行けることのない秘境的な島(入場料もかかる)で、ゆっくりできるので、私はクラビーとプーケットを行き来する生活って、楽しいのでは?と思っている。
https://www.flightconnections.com/flights-from-krabi-kbv
日本から行く場合、東京・大阪から、バンコクやシンガポール経由で片道4万円以下の航空券は結構多い。乗り換えも含め、だいたい10時間ちょっとで行けるのも美味しい。
さて、私にとってこのアンダマン圏(プーケット地区+クラビー地区)というのは地理的に重要かもしれないと最近思い始めてきた。つまりクラビー空港はアクセスがあまり良くないが、プーケット空港には割と多くの国との直行便がある。
つまり、プーケットとクラビーをうまく使い分けて、行き来できることに慣れれば、バンコク嫌いな私もこのエリアでノマド生活が可能になるのではないか?と最近本気で思い始めているところ。
→クラビーから観光気分でプーケットの方に船で8時間行くのは苦ではないという前提で・・。
https://www.flightconnections.com/flights-from-phuket-hkt
プーケット国際空港は以下のように、たくさんの国と直行便で結ばれている。
アルマトイ(カザフスタン)、バンガロール(インド)、テルアビブ(イスラエル)、イスタンブール、ロンドン、フランクフルト、チューリッヒ、ドバイ、ムンバイ、ソウルなどなど、国際線に関してはここだけで一つの国の首都?くらいのレベル
特に私はカザフスタンが好きなので、プーケットとアルマトイが直行便で結ばれていることは、非常に重要。
さらには韓国のソウル、インドのバンガロール、イスラエル、イスタンブールなどとも結ばれているので、クラビから少し船でプーケットにゆったりと行き、海を楽しみつつ、プーケット国際空港をタイの拠点空港として?移動するとすれば、チェンマイよりもある意味、利便性は良さそうに思えた。
一方私がもう一つ狙っているタイの拠点としてのチェンマイは東アジア方面メインの人であればノマド拠点として有効かもしれない。中国の大都市や、韓国などとも結ばれているので。
ハノイ、ダナン、ホーチミン、香港、台北、ソウルなど。
③クラビーに目をつけた理由(個人的な理由)
2022年4月1日時点では、タイは陰性証明書の提出が不要。とはいっても私はワクチンを打っていないので、隔離が5日間もある。それなら、海が見渡せるホテルで隔離したいと思ったのがこのクラビという場所をしっかりと調べるようになったきっかけ。クラビーにはそういった海を見渡せるホテルがいくつかある。
たとえ5日間のホテルに一泊あたり1万円くらい払ったとしても、クラビーのことがさらに知れて、タイ語のやる気も更にでて、タイにおける拠点?ができれば、1泊1万円は高くない。といのが私の考え。
調べているうちに、プーケットとクラビーに精通すれば、タイでもマレーシアでもないこの中間的なアンダマン圏?というエリアをある意味、私の中で支配下に置く事ができるのではないか!?と思い、色々調べているところだ。
そういう妄想の中に、言語を勉強する楽しさがある。
④人種・文化がバンコクなどとは少し違う
前回プーケットに行った時にバンコクとは違うその空気が印象的だった。クラビーでは、ムスリムの割合が30%。以前プーケットに行った際、プーケット空港からパトンビーチ、その後、プーケットタウン。そして船でピピ島へ行ったのだけれど、その時に感じたのは、タイ人というよりも、タイ国籍のムスリムまたは、どこの人種だかわからないインド系のムスリムが多かった事。
バンコクでみたタイ人よりもインドっぽい雰囲気やイスラムの雰囲気があり、ここが非常に気に入った。
https://en.wikipedia.org/wiki/Krabi_province
クラビもプーケットと同じくムスリムの割合が多いので、何か異国感を感じれそうな気がする。特に私が期待するのはムスリムが多い場所には猫が多いので、そういう猫との触れ合い。
⑤クラビと、プーケットとの違い
多くの人が知りたいところ。それがプーケットとの違いだろう。クラビはプーケット地区と一緒にされることがあるが、やはりバスで3時間、船で8時間であるし、観光で数日間行くのであれば一緒の圏内ともみなせるが、1ヶ月単位の生活となれば全く別の場所と考えてもいいかも知れない。
プーケットは国際的なリゾート地であり、上記で示したように海外との直行便も非常に多く、作られたエンターテイメント感がある場所。もちろんプーケットにも場所を選べば本物の自然がいくつもあるが、ゆったりすることが目的ならクラビー。
特にクラビーにやってくる外国人観光客の質は、プーケットよりも良いと言われている。
クラビーの市街地から少し西に行くと、アオナンビーチがあり、ここにいくつものコンドミニアムがある。
簡単にいけるプーケットは質の悪い外国人がどんちゃん騒ぎしている場合が多く、プーケット自体も治安が悪いと言われている。特に中国人が多いのがプーケット。タイをある程度知り尽くしている、または質の高い時間を過ごしたい人がクラビー。なのかもしれない。
プーケットには開発されたいくつものスポットがあるが、クラビーにも、ポダ島、ワリーラック・ホットスプリング・スパ 温泉など魅力的なスポットもたくさんある。
※YouTube動画は、2022年2月くらいにホテルを借りたという人の動画。イメージとして貼り付けた。
⑥借りられる部屋(Airbnb)
この地図ではクラビーと書いてあるところが、クラビーの中心地(市街地)。その近くに空港がある。左側がアオナンビーチ(コンドミニアムがたくさんある場所=上に貼り付けた動画のホテルもここ)。そして車で40分ほどのランタヤイ島は、西海岸側に多くのコンドミニアムがある。
料金をみてみたところ、ランタイヤ島は少し遠いためか、西海岸側よりも質の良いアパートでも安い感じがした。一番人気は、アオナンビーチあたりなので、その辺は割と高い気がする。で、お部屋を軽く紹介。
この部屋はアオナンビーチ側とかではなく市街地とビーチの間くらいにある微妙な場所。2022年5月の価格(1ヶ月単位)をみてみると、3,950円→ 25,500円。となっており、コロナ禍ということもあるだろうけれども、通常よりも安い。
クラビでもこんな安い部屋あるのかと驚き。
アオナンビーチ沿いの部屋。眺めも良い。8万円くらい。ここはいいと思っているが、口コミ数がまだないので、様子見しておこう。とはいっても広さ、照明、景色共にいい感じ。こういういい部屋を借りても、エアコンが弱かったり、シャワーのお湯が出なかったりなどいろんなトラブルが発生することがあるので、部屋探しは非常に大変である。1ヶ月単位で借りる場合は特に。
こちらはランタヤイ島。120,210円→78,690円。かなり安くはなっているが、この島には地図上で見る限り、大型スーパーがないのがデメリット。ランタヤイ島は、部屋もかなりおしゃれなものが多い。かなり田舎生活できることは間違いなし。
⑥食材調達
アオナンビーチあたりには、テスコ ロータス クラビータウン(โลตัส โกเฟรช กระบี่)など結構大きなスーパーマーケットがあり、外国からの輸入者も多く扱っている。また、Mother Marché Supermarket というのも何個かあり、割と高級な食材が手に入りそう。
外国人が多いエリアだけに、やはりアオナンビーチあたりは食材には困らなさそう。
⑦日本人・タイ語・直行便
twitter でクラビーを検索してみてもあまりクラビーに行っているという人は出てこない。ここは日本人よりもその他の国の人たちに好まれている印象がある。また、たとえ日本人がいたとしても、クラビーを選ぶ人は、ゆっくりしたい人が多いと思うので、そもそもSNSで発信しないのかもしれない。そういう場所なんだと思う。
例えばキルギスなんかも日本人と関わりたくない人が多く見てきたが、SNSで発信していない人の方が多かった。
タイ語をじっくりやりたい環境としてクラビーは良いかも。
ちなみに、北部のチェンマイとクラビーは直行便で結ばれている。
バンコクで生活するのは今やもう結構な値段がする上、空港から家までの移動距離も遠く面倒。そして何より多くの人を見ると疲れる人には、クラビーとチェンマイの二拠点生活が良いのではないだろいうか。
とにかくバンコクを避けたい私(笑)。
⑧気候
https://weatherspark.com/y/112784/Average-Weather-in-Krabi-Thailand-Year-Round
タイの地方都市でノマド生活をするには、もっとも重要となる部分。雨季は5月から11月あたり。スコールは降るものの一日中降ることはない。また、ベストシーズンは乾季の12月から4月となる。ベストシーズンは寒い国から富裕層が多くやってくる可能性もあり。
となると、部屋を安く借りれる雨季を狙うのもアリかも知れない。と思ってきた。また、花粉症時期の逃避場所として、クラビーはいいのでは?2022年4月現在やはりアパートの値段は通常よりも安いと感じる。
とりあえず、調査はこのくらいに。。また少しずつ追記しいていく。