実は世界でも話者人口で言えばかなり上位にくるヒンディー語。その話者数はインド北部を中心に5億人以上に話されています。
約3年前、ジョージアにいる時にヒンディー語関連の動画をあげたり、シャドーイングや歌っているところをtwitterで公開したりしていましたが、それから3年経った今、やっとヒンディー語のレッスンができる状態まで整備が整いました。
今まで何度か応募があったものの、こちら側でまだ整備できていなかったため、お断りしていた状態が続いていたのですが、やっとです。この記事ではその詳細について書いていきたいと思います。
注意!
それぞれの記事を更新する手間を省くために、以下のリンクから最新の情報が見れるようになっています。
・料金
・応募条件
など最新の情報に関しては以下のリンクをしっかり読んでいただくことをおすすめします。
「「マルチリンガール」と「スマホ」で英語以外の第二外国語を3ヶ月間プログラム」
また応募の際も、上記のリンクから応募フォームへ飛び、そちらに沿ってご応募を願いいたします。
①メリット
※写真はグルガオン滞在時に自炊していたメニュー(この記事とは関係ありません)
現在ヒンディー語の重要性は低いように思われますが、中国における中央の北京語がここ15年くらいで急速に広がってたのと同様に、今後インドの経済発展や教育改革により現在の中国ほどではないにせよ、特に若い世代でヒンディー語を理解できる人は多くなってくると予想されます。
ちなみにインド系の新聞でも、ヒンディー語話者の増加によってタミル語やカンナダ語の話者数が減っていくと危惧されているほど。インドではいくつもの言語があるのでいくつかの強い言語にますます集中していくのは間違いありません。
現在、インドの人口13億人のうち、ヒンディー語話者は5億人超え。それでもかなり凄いこと。
アラビア語など多くの国を巻き込む形で3億〜4億人に話されていますが、それは口語としてはそれぞれ皆かなり異なった独自の方言を話すのに対して、ヒンディー語はもう一つなので、そういう意味ではヒンディー語のこの人口はかなり凄いことになります。
そして、第二言語、第三言語としてヒンディー語を話せる人を含むと、7億人。とはいっても、これは2011年に行われた国勢調査の結果なので実際は今はもっと多いはず。私はここ何年も、ヒンディー語のメディアが拡大していくのをずっと見てきているので、今はよりヒンディー語の影響力はインド国内において、10年前よりも高いということは間違いないと思います。
「ヒンディー語(ウルドゥー語)を勉強するメリットと需要、将来性」
このような事実を知ると、始めてみて損はない、さらに毎日興奮して新たなことを発見できる言語だということがわかります。
このレッスンでは、旅行に行く時に使うフレーズはほぼ出題なので、英語はある程度できるけど、ちょっと旅行に行き、実際に現地の人たちとの距離を縮めるために、少しでもヒンディー語を使いたい。短期間でとりあえず新しい言語に自己投資したいという方には向いていると言えます。
お気軽にお問い合わせください。
②アラビア語とペルシア語の語源知識が豊富
このヒンディー語のレッスンを開始する2年前にペルシア語のレッスンを開始。そこでペルシア語を教える経験を持ち、また5年ほど前からアラビア語のレッスンもやっている私が、これら二つの言語の知識を持ち合わせつつ、今回ヒンディー語も教えることになります。
特にペルシア語とヒンディー語は同じブランチにあり似ている部分も非常に多く、ヒンディー語だけ勉強している先生が持っていない感覚が私にはあります。
③宿題の提出方法
他の外国語レッスンと同様、こちらから送られてくるフレーズを書き写し提出していただきます。簡単なヒンディー語フレーズがすでにわかっている方は、最初の無料相談の際に、たとえば、ナマステなど、誰でもわかるようなフレーズを、日本語からヒンディー語に直していただき、こちらでチェックリストを埋めていきますので、わからないフレーズだけが届くようになります。
レッスンでこなすフレーズは、こちらで管理しているどの言語でも絶対に言えないといけないリストから出していきます。簡単なものだと以下のようなフレーズになります。
シュブラートリー=おやすみ
シャーヤド=たぶん
バタイホー=おめでとう
フィル ミレーンゲー=またね
ザロール=もちろん
マーフ キージエ=すみません
コイ バート ナヒーン=問題ない
これらの中にはいざ読んだり聞いたりしていて分かっていても自分の口から発するものが案外難しいものもあります。
またこれらのフレーズは日本語訳だと頭に定着しづらいという人もいるので、英語に一番合った約を送付するようにしています。ヒンディー語学習者の方はご存知かと思いますが、ヒンディー語学習では英語の多少の理解が必要になってきます。
それは英語圏のネット上の方が、日本語圏にあるヒンディー語の情報よりもかなり多くの情報がそこにはあるからです。
たとえば私がヒンディー語の単語の語源を精査する時は、すべて英語のwiktionary などで調べています。こういった新しい発見なども生徒さんには優先的に共有しているので、その発見なども随時聞く事ができます。
また上に出したような、咄嗟にいえるフレーズがかなり蓄積された時に、少し文法問題が入ったものも、理屈なしで覚えていただきます。これは一人でやるのと違い、問題の出し方のプロが、どのように出すかで、かなり定着していくので、ヒンディー語をずっと勉強しているけどなぜか言いたい事が全然出てこない。という方は向いているかもしれません。
④アルファベット表記に対応
カタカナで表記できないものも多いヒンディー語。
こちらで蓄積してきた、アルファベット化したヒンディー語(インド人同士で使っている場合もある)と、発音表記としてのIPAを同時に送れるような体制が整っています。
たとえいば以下のような感じです。
all(全ての)という単語があった場合、
サーラー(sārā)(sɑː.ɾɑː)=このように、前者はアルファベット化したヒンディー語であり、後者がIPAです。
⑤文字・文法は後回し
多くのレッスンでは文法から始めるやり方をとっていますが、私がどの言語でも学んでいる一番会話ができるようになる近道のメソッドでやっていきます。ヒンディー語の場合は、文字や文法の学習にとらわれず、まずはしっかりカタカナでもいいので、どの言語でもこのくらいは言えたほうがいい。という200フレーズから始めていきます。
私のレッスンは基本的に3ヶ月しかないので文字や文法に時間をかけてしまうとあっという間にすぎてしまうので、頻出200フレーズを覚えることと、発音の仕組みにフォーカスし、この3ヶ月で自分から発することのできる200フレーズのヒンディー語をもとに、私のレッスンを卒業した後でも、格安のネイティブレッスンなどが少しでも受けやすい状態に持っていきます。
ヒンディー語に使われているデヴァナガリ文字は文字数が多く、日本語にない発音もあるため、最初にこれを覚えようとするだけでもかなり時間がかかってしまいます。私自身きちんとした文字の理解に数ヶ月はかかりました。
とはいってもヒンディー語も文字や音色が多いように見えて、実はカタカナでそれっぽく言えばだいたい通じることがほとんどです。この辺の裏技というか、多言語学習者の視点からみた、ヒンディー語の勉強法なども毎日吹き込んでいきます。
ヒンディー語のセンスを身につける良い土台となることでしょう。
⑥「です。」/「でした。」のバリエーション
ヒンディー語でやっかいなところの一つとして、まず日本語における「です」というのがヒンディー語では、私は、あなたは、彼は、私たちは、彼らは。などの代名詞によって変わってくることです。ここは、何度もフレーズを発して慣れないとなかなか身につかないものであり、このレッスンでやっていく200フレーズを何度も発していくことでこれらは自然と習得していくことになります。
その中でも、私は〜。や、あなたは〜。の形はしっかり覚えていただきます。