海外ノマド生活を始めて約5年だがこれまで様々な国に滞在したがどの国でも気をつけているのがオンラインセキュリティ。特にこれまで滞在した国の大半が発展途上国だったこともあり、サイバー犯罪には細心の注意を払っている。今回は海外でノマド生活をする中で私がオンライン上で気をつけていることを紹介したいと思う。
普段、オンライン上で気をつけているポイント
私のようにデジタルノマド生活をしている人は世界中に約3500万人もいる。滞在する国や都市を選ぶ際に重要なのが住環境や食材の調達、そして通信環境だ。なかでもインターネット速度は、オンラインで通話レッスンをする上で重要といえる。以下では、普段私が色々な国に滞在する際にオンライン上で注意していることをまとめてみた。
偽の連絡
宿やホテルを予約後、メールや電話でオーバーブッキングや支払い情報が更新できない等の理由で個人情報や支払い情報を要求された場合は、詐欺の可能性があるので注意。
エアビー詐欺
エアビーで部屋を探すとたまに詐欺物件がある。特に周りの相場よりも金額が安すぎる物件は怪しい。現地にいってみるとオーナーと連絡が取れなかったり、写真と実際の部屋が全く異なっていたり、返金がないなどの被害に遭う可能性がある。
セキュリティ面が脆弱な公共のフリーWi-Fi
最近、日本国内でも様々なサイバー犯罪が増えているが、海外でもカフェや公共施設のフリーWi-Fiはセキュリティ面が脆弱なものが多く、接続するとウイルスに感染したり、個人情報が漏洩する可能性があるので注意している。
充電スポットでの充電
駅やカフェなどにあるUSB専用のスマホの充電スポットはサイバー犯罪者が改造している可能性があるので危険。接続するとウイルス感染や個人情報が漏洩してしまうかもしれないので注意。
サイバー犯罪に巻き込まれないための対策
私がサイバー犯罪に巻き込まれないために普段から行なっている対策を以下でまとめた。
徹底的にリサーチする
マイナーな国では、エアビーなど知名度のある予約サービスよりも現地の独自のサービスのほうが見つけやすい場合が多いが、その際は詐欺などに遭わないように徹底して調べる。
URLやメールアドレスを確認する
航空券やホテルの予約後、メールなどで個人情報の入力が再度必要と連絡を受けた場合は、送信元のメールアドレスやウェブサイトのURLが本物かどうかをしっかり確認する。
公共のフリーWi-Fiは避ける
※写真はキルギスのオシュで借りていたタワマンのお部屋。
カフェなどのフリーWi-Fiを利用する際は、セキュリティ対策としてインターネット通信を暗号化できるVPNへ日本や海外に関係なく必ず接続するようにしている。
公共のUSB型の充電スポットは利用しない
スマホの充電対策として常にモバイルバッテリーを持ち歩いて、公共の充電スポットを利用する場合はコンセント式のものを使うようにする。
まとめ
様々な国で言語を学びながら生活するのはとても楽しい。ただ、定期的に滞在場所を替えると、どうしてもオンライン上でのセキュリティ面が気になる。その対策として今回紹介したいくつかのポイントに気をつけるだけでもだいぶ不安は解消されると思う。
また、意外かもしれないが発展途上国でもWi-Fiの通速度が速い国が多く、結構快適に部屋で仕事したり、スムーズに動画が観れる。特に私がこれまで滞在した中でもお気に入りのモンゴルやキルギスは寒く、普段の外出はアパートとスーパーの往復のみで部屋にいる時間が長くなるので、カフェなどでフリーWi-Fiを使わずに済むので安全。
今回は私が普段注意しているオンラインセキュリティ対策を紹介した。今後、海外で暮らす人の参考になれば嬉しい。