2022年10月後半から11月の中頃まで約2週間の間、私はフランスとドイツとスイスのちょうど国境、つまり三国国境付近にあるフランス側の都市ミュルーズにアパートを借りていた。
それまでの2週間はフランス南部のピレネー山脈の麓にあるポーにいたが、今回はまだ行ったことのなかったドイツやスイスの雰囲気も感じつつという形で立地的にも物価的にも合理的なこのミュルーズを選んだ。
「フランス南部の「ポー」に2週間アパートを借りた結果、快適だった件」
この記事ではミュルーズで取り組んだことや、この街の雰囲気、そして周辺都市に行った話を書いていきたい。
①ルルド(南フランス)→ストラスブール
ドイツの近くに来て、やはりフランス南部と顔が少し変わって金髪が多くなる印象
明らかにその違いを肌で感じている
ストラスブールなんて考えてもいなかった都市に乗り換えがてら観光してきたけど、相変わらず本屋さんと人間観察してる笑
ドイツ語やりたくなってくる刺激になるかも🙄 pic.twitter.com/dSQRZkOG7V
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ルルド→ストラスブールの国内便。1時間40分くらいのフライトだったかな。スペインのLCC、ボロテア航空だった。早く空港に着きすぎたためちょっと肌寒い室内で2-3時間暇を潰していたのは苦い記憶。いずれにしてもこの後ストラスブール空港の到着(おそらく空港からの電車で行ったはず)。
あ、なぜか料金を払うところがなく、最後に払うのかな?と思ったら空港から降り立った人が全員ストラスブール駅あたりで一斉に降りたので料金を払うことすらできなかった。
さて、この街のホステル(受付の若い男子がヨーロッパ人男子に興味のない私からみてもタイプだったのが印象的だった)には多くの外国人が泊まっていた。私は荷物を置くなり1日しかないので中心部を歩き回った。
夜、みんながご飯を食べるスペースで一人でご飯を食べていたら韓国系の人が、ウチらの会話に混ざらない?と言ってきたが、この時すでに具合が悪い手前の状況で、さすがに断った。
②借りたアパート(お屋敷?)や物価など
布団めちゃくちゃになっておりますが😂
フランス🇫🇷プチお試し移住の最初の2週間は南部のポー
で次の2週間はスイスとドイツの国境にあるコルマールの近く
お部屋は2週間で6万円(キルギスでは1ヶ月でこれ以下)だが、学ぶ事が多いので、たまにはいいかな
今回は部屋が広いのでまとめて動画撮影する‼️ pic.twitter.com/GfVMYtC0cT
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ストラスブールからミュルーズまではバスで数時間であっという間に着いた。この部屋、今でもかなり覚えてる。まさかフランスでこんなに広いお部屋を安い価格で借りれるとは思っていなかったので・。
フランス国内ではミュルーズの家賃は安い方だというのは事前にエアビーの物件を比較しながらわかっていた。とはいっても治安はその前にいたポーに比べたら悪い感じがしたし、調べたらやはり悪かった。
Crime Index で言うと、
パリ=57
ミュルーズ=53
ボルドー=50
ポー=38
けれども、南にすぐ行ったところのスイスにあるバーゼルは21程度なのである。→この3国国境地帯、地理的には近いのにそれぞれの国がそれぞれ違う形になっていて非常に面白い。
③謎のボツボツ
みなさんお休みの間私は制作に入ります😂
これから動画撮影10本撮るところだけど、たぶん5本で終わるはず笑
結局1番最後の髪型でとることに笑 pic.twitter.com/TCjLRkaslu
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ところで上で少し触れたのだけどストラスブールからミュルーズに移動した後、右胸あたりに複数のボツボツができた。ストラスブールのホステルの時から少し出てたが、普段食べないチーズを結構食べたので、蕁麻疹かな?と思ったら、ミュルーズに着いた後、違うことに気づいた。
なんと帯状疱疹だったのだ。→ボツボツは10個もなく、非常に軽いもので済んだ。
1ヶ月半で訪れた22都市
🇲🇪🇮🇹🇲🇦🇫🇷🇪🇸🇨🇭🇩🇪ティバト
コトル
ブドゥバ
バル
ポドゴリツァ
ローマ
アガディール
トゥールーズ
ポー
バイヨンヌ
サンセバスチャン
ルルド
ボルドー
サンテミリオン
タルブ
ストラスブール
ミュルーズ
バーゼル
チューリッヒ
フライブルク
コンスタンツ
パリもう無理.. pic.twitter.com/Zp5tuKS3Ll
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私がこの時私が1ヶ月半で訪れていた都市はなんと22都市ほど。その時は気づかなかったが疲れで免疫が落ちていたのだと思う。しかも、体重も3kg減った。
上のtwitterに貼った動画を見れば、骨っぽくなっているのがわかると思う。
私がなったボツボツの症状はやはり帯状疱疹だと思う。調べてみると同じ症状である。
日本の成人のおよそ9割はこのウイルスをもっているといわれ、加齢、疲労、ストレスなどで体の免疫力が低下すると、ウイルスが活動、増殖しはじめ、帯状疱疹になります。
特にフランス国内をルルド(朝早くバスに乗って空港に行き数時間待った)からストラスブールまで行き、普段泊まらないホステル(二段ベッド系=カーテンはあった)に泊まったり。その後、発症した・・。最初チーズを丸ごと食べたからアレルギーかな?と思っていたが、左胸あたりにポツポツとでてきて、5~8個くらいですぐに治った(非常に軽い症状)。
毎年何らかの腹痛やら、高熱やらに晒されるのは慣れない土地に多く行く海外ノマドにとっては避けられないことなのかもしれない。特に朝早くバスに乗るみたいな移動をたくさんしていたのが肉体的ストレスになっていたのだと思う。
④ミュルーズを選んだ理由と、印象の変化
このミュルーズのあるアルザス地方はフランスの中でも少し特徴のあるエリアでドイツなのにフランス語を喋るみたいな場所だ。またほぼ2時間圏内に、スイスのバーゼル、チューリッヒ、ドイツのフライブルクと、色々楽しめる場所。
※フランスの有名な観光地であるコルマールも北に1時間ほど。
また物価も安く、割とこじんまりしていて周辺の都市によく旅行したい人には向いていると思った。
モフモフ?させてくれる猫ちゃんが近所にいる。
ポーとは違い、マグリブ系、アフリカ系、ベトナム系が多い気がする。
今夜は、チューリッヒに観光してくる。
アパートのある場所から片道2時間の距離。
目的は街の雰囲気もそうだけど、スイスドイツ語を実際に聞いてみたいのと、書店の雰囲気確認。 pic.twitter.com/IjepFuzPdF
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⑤ミュルーズから行った5の都市
以下、バスや鉄道で行ける都市(日帰り)
コルマール(ストラスブールから、通り過ぎただけ)
ストラスブール(南フランスから飛行機で利用)
フライブルク(バスで1~2時間くらいで行った)
チューリッヒ(バスで3時間くらいはかかる。バーゼル市街を通る時だけで1時間はかかった)
バーゼル(バスで1時間ちょっと。市内に入ると渋滞がある)
コンンスタンツ(フライブルクのついでに行った)
⑥バーゼル、チューリッヒ(スイス)
田舎。というイメージしかなかったが、来てみてスイスのイメージがまるっきり変わった
多分私が思ってたのは20年前のスイスかも
チューリッヒの中心部はどれも新しく見えた
お金あるんだろうね…笑 pic.twitter.com/uAhjJaG4tg
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今回私が訪れたのは、チューリッヒとバーゼル。どちらもイメージしていたぼんやりとしたスイスとは違い都会だった。大都市か?というよりは街の中心部が都会的、都会的な雰囲気がそこにはあり、そこにいる人たちも都会っぽい。
朝四時から隣町のバーゼルに行ってた。🇨🇭スイスは当分来ることはないだろう国だけど、色々雰囲気見れてよかった。 pic.twitter.com/ujEwYqYpK7
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何が都会っぽいと思うのか?インフラもそうだし歩いている人も雰囲気もミュルーズとは違うのである。ミュルーズは別に貧乏な街でもないのにここに来るとフランス側の街は少し遅れているというか若干遅れているような印象をうける。
バーゼルはミュルーズと違い周りを気にしなくても、つまり警戒しなくてもゆっくり歩けるような安心さがあって気に入った。また中心部の若者もニコニコしていて、ミュルーズは景気が悪くてバーゼルは景気がいいのか?など色々考えてしまった。
チューリッヒは夜に数時間散歩しただけだったがスイス人だけでなくインド系やアジア系もちらほらいて国際都市だった。数時間の散歩で十分という感じだったが、銀座の街を中心部にドカンと置いたような、そういうシックさがあって、気に入った。
⑦フライブルク・コンスタンツァ(ドイツ)
フライブルクは非常に平和的な街だった。またフランスではやはり小洒落たおばちゃんが多かったがドイツではそれがドイツ風のおしゃれに変わっていた。たった1時間くらいの距離なのにここには文化の差があるのだと実感する。たとえ都市が近くてもそれらの住民が頻繁に行き来している感じはなかった。
フライブルクはアジア系が非常に少ない方だと感じた。また人々の雰囲気も悪くはなかった。けれどもコンスタンツァは観光地?だけあってかフライブルクほどの温かさは感じなかった。バスの運転手に英語が通じなくキレ気味な態度を受けたときドイツ人の英語が堪能な女性が助けてくれたのが救いだったけれども、こちら側が英語をきちんと話した後周りの雰囲気も一気に変わったような感じはあった。
せめて英語くらいきちんと話せないとドイツではバカにされる感じがした。
いずれにしてもアジア系が少ないフライブルクは都市の規模的にも人の雰囲気的にも気に入ったので、今後もアジア系が少なさそうなドイツの田舎は行ってみたいと思った。
⑧ミュルーズのお部屋で取り組んだこと
2週間でレッスンもやり周辺の都市も行き、その中で5つの動画撮影をしたこと。また過去のブログの記事を150ほど削除した。古すぎて読まれていないようなものだったり、いわゆるどこのブログでも書いているようなゴミ記事みたいなもの記事を削除し、新しい記事を増やすための決断だった。