このローマ旅行は、2022年10月11日のもの。
「モンテネグロで1週間アパートを借りながら、5都市制覇。一番気に入った都市は?」
その前はモンテネグロに1週間ほど。1週間の中で5都市も視察するという無茶なことをしたが、このローマ旅行はそれほど大変なものではなかったが、物価が思った以上に高い。
ということは経験した。
物価や、パリより気に入った点などこの記事では色々ざっくり書いていこうと思う。
①機内上空
朝からイタリアの真上を飛んでましたわ😅田舎の景色いい感じ pic.twitter.com/GTvz8Ji8Wo
— MULTILINGIRL♬ (@_multilingirl_) October 10, 2022
あまりの絶景すぎてxにも投稿していた。
おそらく自然や、言語という意味では私はヨーロッパでイタリアが一番良いのでは?と思った瞬間。
上空からでもわかるこの自然の豊かさ。
1時間20分くらいの距離であり、海を隔てるだけで同じ国の都市間より近いレベル。この区間は需要によって就航している航空機も違う。
私の時は、Wizz Airだった。2024年1月現在、その航空会社はこの区間で運行していない模様。
衛生画像をみても、地形がすごく複雑というか、ローマの東部に3つも国立公園があり、自然豊かな場所だということがわかる。
青々としていて、上から見ても明らかにイメージするヨーロッパの田舎というか、漫画?アニメ?とかに出てきそうなそういう小洒落た地形だった。
谷があり、川があり、山がありって。
国によっては下を見てもつまらない国が多い中、イタリアの上空はレベルが高いと個人的には思った。空気も綺麗。
②今回の視察理由
今回フランスに1ヶ月間住んでみることを目標にしていた。その結果は以下のとおり。
「フランス南部の「ポー」に2週間アパートを借りた結果、快適だった件」
「フランスの「ミュルーズ」で2週間取り組んだ事と、訪れた周辺の5都市(ドイツ・スイス)」
キルギスでの生活を終えモンテネグロ入り。そこでいくつかの都市を視察後、そのままフランスに行くよりはローマに寄って、モロッコのアガディールで数泊してフランス入りするほうがいいと判断。
「モロッコの「アガディール」でノマド視察した理由【3泊4日】」
色々な経由地があったがローマを選んだ理由は、やはり私が学んでいるロマンス語(フランス語、スペイン語、イタリア語)の中でも一番行っておかなければならない文化の中心地だからである。
特にバチカンに行きたかった。
結果、最高だったの一言。満足だった。あんまりイタリア行きには前向きじゃなかった私もその間にいろんな国に行ったので順番が回ってきたというところかな。
ちょうどこの時お呼ばれされていたのかもしれないですわね。
③泊まったホテル
私が泊まったホテルは、地図の一番下あたりのラジオホテル。2つ星ホテルでシャワーは共同で1万円いくかいかないかくらいだったかな。
ローマのホテルは本当に高い。つい最近までキルギスにいた私からしたらびっくりするほどの価格に見えた。
上記の地図、私がこの1泊2日だけで行ったところ。
ローマは結構歩こうと思ったら全部歩けちゃう(地下鉄は使ったけど)。
たった1泊なのに今でも歩いたコースやその時感じたことを全部思い出せるくらい、旅行っていいよね。
ホテルはこんな感じ。
とにかく寝ただけ。受付の女性はおそらくフィリピン人。英語ができる労働者をこのようにフィリピンから呼び寄せているのだろうかね?
私はヨーロッパ全部に行ったわけじゃないけど、このイタリアではローマの中心部にいる限りは上から目線みたいなものは感じなかった。
②惚れ込んだバチカン
ローマは全く興味なし。状態だったのだけど、どこでも来れば好きになるのか、いい感じ。
今日はバチカンのみ。とりあえず、ヨーロッパに興味持ち始めてきた笑 pic.twitter.com/PHGOHQ8IBn
— MULTILINGIRL♬ (@_multilingirl_) October 10, 2022
私は今までイタリアに行きたいとかあまり考えたことがなかった。けどローマは本当に来て良かったと感じた。
その一つにやはりバチカンのこの空間にいれたことだ。
動画で見ても写真で見てもこの感覚は伝わらないと思う。
この真っ直ぐに伸びる大通りのようなところをまっすぐ歩く時間。
ほら。世界中の観光客と心を一緒にして歩く安らかな時間。
観光客がたくさんいてウザいといった雰囲気は全くなく、本当に横幅も広いずーっと真っ直ぐの歩行者天国のような場所をずっと歩けるので、気に入った。
ローマの地図を見ても、川より西側という感じでなんか東側の中心部と少しだけ離れているような、そういう感じも好き。
④丘からみたローマ
ローマ。もう疲れた😅💦バチカンだけで十分だったかも!
物価が高すぎてずっととどまる事は無理なので、
数千円で4時間かけて違うところに今夜飛ぶ予定✈️笑 pic.twitter.com/8q7p5ZcGlA
— MULTILINGIRL♬ (@_multilingirl_) October 11, 2022
地図の一番上にある丘。
これは中心部の街から徐々に上がっていくような感じで行くことができた。
丘の上からみるこの景色は全てが世界遺産のような街。一つ一つの家に何かしらの工夫があるのでは?と注意深くいろんなところを見たり写真を撮ったりしたためかなり疲れた。。
バックパッカーみたいな生活で受託手荷物がない人ならヨーロッパ一周とか楽しそうだよね。
⑤パリよりも価値があると思った
ローマに来て思った事。物価は人気観光地なだけあって高い。けど個人的にはパリよりももっと隅々まで見たいと思った。
その理由は簡単なのだけど、パリは割と近代に入ってからの建築などが多いのに対して、ローマは本当にもっと前から存在していた建物がそこらじゅうにあり、
イタリアからみてスペインという国が属州に見えるというのが手にとってわかるように、そこにいると格の違いを感じさせられる。
私は絵にはあまり興味がなく、昔から存在していた建築や根付いている暮らし、考え方などに興味があるので、ローマは今後も何度も行きたいと思える都市だった。
パリと同様、ローマの中心部はヨーロッパじゅうからたくさんの観光客が来ていて、そこだけヨーロッパの首都みたいな状態になっている。
そこもまた面白いと思った。
なぜか観光客は品の良い人たちが良いように思えた。
おそらくその理由はパリなどはヨーロッパの中心ということもあって比較的どの国からも行きやすいが、ローマはそれなりに行きたいと思う人たちが集まるからでは?
よくスペインにやってくるヨーロッパ人は頭がおかしく(ハメ外したい若者が多い)のに対して、イタリアにやってくる観光客はそれなりの人たちだって言われている意味がここでやっとわかった気がする。
印象的だったのは、アメリカ人の小さな男の子に、イタリア人の英語ができるガイドさんが、コロッセオを指さしてこれは何千年も前に建設されたものだよ。
みたいなことを言っていたことだった。
アメリカからわざわざ子供を連れてここに英才教育に来ているのか。そんな風景だった。
⑥最後に
今回私が行ったローマはイタリアというよりはヨーロッパの首都(ある程度旅行する余裕のある人たちが中心部にものすごい集まっていたので)みたいなものだった。
人種?も思っていたイタリア人と違ったのはやはりその観光客の多くが北ヨーロッパ系?金髪系の人だったからだと思う。
つまり私はまだイタリアをきちんと理解したとは言えないが、お店の店員さんとか街中でのイタリア人の自分に対する反応、扱い方などをみても、差別的なものも感じなかったし、英語が多少通じづらいところはあるけれども、親切な空気があって、また旅行レベルで行きたい。という気持ちである。
数年後、全くイタリアに興味のなかった私が、イタリア語強化期間の名目でイタリアの観光名所を全部回ってたりして(笑)。