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モンゴルに存在する7つの顔立ちとそのポイント

2024年2月4日

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モンゴルに存在する7つの顔立ちとそのポイント

2024年2月4日

2023年夏に3,4ヶ月いたモンゴル。

「2回目のモンゴル(ウランバートル)生活(3ヶ月)の中身」

ここ数年私は日本人に近い顔立ちがいる国々を回るのが趣味になっている。

日本人の顔立ちに近い人が多い国としては、キルギスやカザフ(合計10ヶ月ほど)、モンゴルは4ヶ月(前回の2週間も合計)、シベリア(1ヶ月)、インドのシッキムやダラムサラ(1ヶ月)というような感じ。

日本人に顔立ちが近いとは言うが、実際はモンゴル人が関わっているのは言うまでもないけど・・笑。

さて、私はモンゴル人の顔!ってやけに惹かれる人が多いのだけど、それはなぜなのだろう?と自分に疑問を持っている。

昔はそんなタイプは好みじゃなかったけどと思ったが、世界中を旅している間になぜか私の好みの人の多くは中国でも韓国でも日本でもなくモンゴル(その次にキルギスが多い)にいるのだ(以前は中国だった)。

その疑問ってブログで調べても回答はでてこない。なぜなら自分が感じているものだから。→数年後、違う国に好みが多くなっていることもあるので注意。歳をとったりさまざまな経験によって変わるらしい。

あら、脱線。それは違うブログで書こう。

この記事ではそんな私がモンゴル人の男女を観察していて気づいたモンゴル人の7つのパターンについて書いていきたいと思う。

これって案外人種の交差点的な位置にあるトルコとも似てる部分があるかもしれないが、モンゴルの場合、言えるのはほとんどが平べったい顔をしているところもポイントかも。

「トルコで話されてる言語と民族 TOP13と、5つの顔のパターン」

 

①朝青龍系(モンゴルでのスタンダード)

一番メジャーなモンゴル人顔と思われるもの。

若い時の写真をあえて出したのは、モンゴルにはあんなに太った人はあまりいないからである。驚くほど普通のモンゴル人を代表している顔かもしれない。

このタイプの顔は日本に普通にいるいわゆる日本人顔(人口比からいって多い)と呼ばれる人たちの一部とも重なる場合があるが、やはり平均的な日本人顔とは少しかけ離れている。

日本人よりやはり骨格が発達しているのは、冬は-30度以下にもなることが当たり前の環境で作れらたものなのだと思う。

肌の色はさまざまなのだけど、割と薄黒い人が多い気がする。多分、スキンケアとか日にあたっているとかで、もともとは割と白い人も多いのだと個人的には思う。=それが何百年も続いた場合、DNAに刻まれて本当に生まれた時から黒くなると思う。

よくモンゴル人の友達と話してたが、日本にも肌が黒い人がいるけど、日本の白黒よりも、モンゴルでの白黒の差が非常に大きいよねってことだった。

 

②朝鮮系 OR ツングース系

朝鮮系というと少し誤解があるかもしれない。現在の韓国は結構観察していると多様な顔立ちが多い(整形前でも)。特に韓国人全体を見ると日本の縄文系も割と入っている人が多いのが特徴。

ここでは一番芸能人になりやい肌が白くて彫刻(メス)を入れた時に綺麗な作品が出来上がりそうな薄顔という定義にしておこうと思う。

これは以前の記事でも紹介した、エヴェンキ顔と言えばいいのか、中国では、粛慎人とも言われたりするが、5年ほど前にbaidu.com などで画像検索してひっかかったが、今はなぜかひっかからない。。

「「エヴェンキ人」と「韓国人」の顔が似すぎている件と、韓国における顔の種類(パターン) TOP5」

モンゴルにもこの種のモンゴル人が割と多い。

私が個人的に思っているのは、韓国で芸能人になったりするタイプとかはこの変の系統ではないか?ということ。

つまり上にも書いたように、肌が綺麗(遺伝的に)で白く、メスを入れて彫刻のように少し手を加えると綺麗に見えるタイプ。=変な言い方だけど。。

韓国の芸能人はこのタイプが多く多くの日本人が韓国人=このタイプだと思っているのだけど実際に行くと20%くらいしかいないのでは?と思うことが多い。=韓国は20回以上行っている。

モンゴルでこのタイプは、田舎にはあまりいない印象。都会の中心部に住んでいる人が多い気がする。

私の友達(同年代くらい)のモンゴル人友達が2人くらいこのタイプなのだけど、他のモンゴル人は老けて見えても、このタイプの人たちは年をとってもそんなに老けて見えないのが不思議だった。

やはり遺伝なのでは?と。

けれどもモンゴルにはこの系統がモテはやされるという空気がないのが韓国と違うところだと思う。

 

③チュルク系

チュルク系を代表する民族といえばキルギス人である。→⑤白人の骨格を持ったモンゴル人に貼り付けたオーディションで歌っている男性がチュルクっぽいかも。けど中央アジアでは彼らをモンゴル系と言うと思う。なぜなら中央アジアにはアフガニスタンに近い顔立ちの人も多いので。

さて、よく以下でも載せたことがあるがキルギス人=日本人の弥生顔の人と勝手に思っている人は注意が必要。それはキルギス人の中の30%未満のタイプである。

「住んでみて分かった「キルギス人」の外見(ハプロ)と、性格・気質 TOP5」

「元々は同じ民族?カザフ人とキルギス人の違い(外見、人口、言語、文化など)」

さて、一般のチュルク人といえば朝青龍をもうちょっと濃くしたような感じなのだけれども、どのような意味でも濃さ?と言えば、もう少し骨格がはっきりしているというよりは顔の形がインド方面、つまり面長になっている感じだと思う。

個人的には日本には面長フェイスの人が中国や韓国より多い気がしていて、それが日本人とキルギス人が似てるところなのじゃないか?とも思ったり。

つまりこの系統は①の朝青龍のような煎餅のような四角とか丸いベースの顔じゃなくて、縦長の顔。しかも肌も日本人と近いので、日本人に見える人だったり、中央アジア系に見える人だったりさまざま。

このチュルク系系統が一番私にとってはわからなかった。

おそらくモンゴル人自身も意識していない人は気づかないのでは?というくらいの違いなのだけど、中央アジアにもいた私にはわかってしまった。

チュルク系だからといって肌が黒いとか白いとかはなく、やはり骨格(西洋スタンダードのインド方面に近くなってモデルのような顔に近くなる感じ)

モンゴルには少数民族でほんの全人口の10%未満くらいのカザフ族がいるが、まさに彼らがチュルク系である。

けど、キルギスやカザフにも、顔はみなそれぞれ違っているので、チュルク系!と断言するのもおかしな話で、名前がつけづらいところもある。

 

④日本人の弥生+縄文?

モンゴルの田舎の高級ホテルのレストランにいたウェイターはまさにこんな感じだった。

私の妹の旦那にそっくりなのだけど名古屋周辺によくあるパターンの顔で、これはウランバートルでもあまりみなかったので非常に印象に残っている。→実際はいたかもしれないが。

少し出っ歯に行く手前の口元というのだろうか。

日本には出っ歯や顎がないという顔立ちの人が中国や韓国などに比べて多いのは、弥生と縄文の混血だからという説もあるけど。。

韓国で日本語教師をしていた時、歯が出ている女性の生徒さんに、ウチね、歯が出てるから日本人によく間違われるんだわさ〜。って言ってたのを今も思い出す。。

ちなみにそのホテルのカフェの若い女性は常盤貴子の昔に似ていた。

これもまたウランバートルではみなかったタイプだった。→都会ではみなかったのは都会には人が多いからだろうけど・・。

それぞれの田舎に似たような人たちが集まりその血が受け継がれていくことで、モンゴルのような広い国はそれぞれ顔の種類が違ってくるのかもしれない。

この二人はたまたま同じホテルだったが明らかに日本にいたら弥生+縄文の日本人として私は認識していると思う。

以下の記事には特に人種的なことは書いていないが参考に。

「悪夢?ハンガイ山脈周辺(モンゴル中部)の4つの都市に10泊した話」

またやはり田舎のレストランに行くと、そこにはさまざまなタイプのモンゴル人がいて、私のキルギスの友達、名探偵コナンみたいな顔の人がいるのだけど、そのタイプのウェイターもいたので驚いた。

しかもそのウェイターがアニメかなんかのセリフを仕事中に独り言で呟いてたのも笑えた(笑)。

 

⑤白人の骨格を持ったモンゴル人

エレンホト(内モンゴル)からザミンウードに帰る途中(国境超え)に色々助けてくれた若い男性がいた。

彼の肉付きは、顔を見なければほぼ白人男性?と思うような感じであった。肉づきというより骨格である。肌はアジア人という意味での白さ(普通のヨーロッパ人よりも白く見えるかも)。

けど、肌の質は白人ではなくアジア人。うーん、不思議だよね。

しかも顔も白人の顔ではなくモンゴル人顔。

こんなタイプ初めて。と思った。

ブリヤート共和国などロシアによくいるシベリア現地人(モンゴル系)とスラブ人(白人)のハーフだと、顔はモンゴル人でも皮膚は白人みたいなパターンが多いがそういう感じではない。

この動画の審査員の女性はまさに白人女性の骨格である。→0:45あたりから見れる。

ちなみにこの男性の歌手は日本や韓国にはいないタイプで、キルギスには結構多い、中央アジアタイプの顔立ち。だと個人的には思う。キルギス人の友達もこの顔なので・・笑。

けど上にも書いた通り、中央アジアってアフガニスタンに近い顔立ちもその分多いので、彼らにとってはモンゴル系というふうに見える。

話は戻って審査員は昔モンゴルのガールズグループ出身だったようで、Даваагийн Уламбаяр というようであり、プロフィールにミックスとかは書かれていないのでモンゴル人と言うことでいいと思う。

目が二重というだけで骨格はどう考えてもモンゴル人だよね・・。

けど明らかにモンゴルではあまり見たことのない顔のなのだけど、やはりこういう人もいて、特にモンゴル人女性で金髪に髪の毛を染めている人もたまにいて、体型がしっかりしているので遠くから見たら白人女性に見えるというようなことはよくある。

彼女の写真は以下の記事から見れる。

https://unread.today/c/howiwork-ulambayard

 

⑥黒人タイプのモンゴル人

https://www.buro247.mn/lifestyle/news/mongolia-s-next-top-model-realiti-shou-nevtr-lgiyn-oroltcogchid-odoo-yuu-khiyzh-baygaa-ve.html

この写真はモンゴルのスーパーモデル候補(2017年)右は若干、元SPEEDの今井絵理子にも似てる。。写真を載せた理由は真ん中の女性のことを少し話したいからなのだけど、ちょっと下の方で話題にするね。

さて、モンゴルにいて驚いたのはモンゴル人自身が自分たちのことをアジアの黒人と言っていたことだった。

私にはそういう発想がなかったので驚いた。

実際に若い露出した黒人女性が歩いていて、若い男たちはみんなそのボディに釘付けになっていた。

私は黒人女性としか思っていなかったので普通だよねと思っていたら、顔を見たらモンゴル顔なのである。

まさに骨格が黒人女性にも負けないスタイルの良さ?(背が特別高いわけじゃない)。

日本人の感覚だと多数派?はミニスカートを履いた背の小さい可愛げな女性に釘付けになりそうな気もするのだけど、モンゴルではそういう空気がなく、その黒人体型の背がそれほど高くもないドスンとずんぐりのようにも見えるけどバランスの整っている日本人がイメージする黒人くらい暗い肌の女性が歩いている時、周りの若いモンゴル人グループがみんな注目してみていた。割と少数派なのだと思うけど、あれは印象的だった。

ここまではいかないのだけど、私がモンゴル東部を旅行していたときにたまたま運転手だった私と同じ年くらいの男性が、ここまで黒くはなかったけど、体型も体格の良い黒人に近いほどがっしりしていて、日本人や韓国人には出せない体格という感じだった(韓国にもサッカー選手とかに割といるかもしれないが日本のサッカー選手ではあまりみたことがないかも)。

ちなみにこのスーパーモデル候補の真ん中の女性、肌はそこまですごい黒いわけじゃないのだけど、割と私がみた黒人タイプに近いところがあるかも。

欧米とかにいると、ものすごい人目を引くに違いない顔。しかも絶対にナメられない。

余談だけどそんなスーパーモデルを検索していると、

右の方に若干、冨永愛系統?みたいな人も発見・・。冨永愛を強くした感じに見えない?私はこの写真を見た時に、冨永愛っているんだ・・って思った。

けれども、カザフスタンでは冨永愛のような顔の小ささにあのような綺麗な骨格の女性って一般人の空港職員レベルでも見かけたので、こういう意味ではカザフスタンのほうがこういう系統が多いかもしれないとも思う。

さて、冨永愛さんですら、日本ではそこまで多い系統のタイプじゃない(体型はまだしも顔は割といるかも)と思うのだけど、モンゴルやカザフにはその極寒な環境下からか?そういう骨格が綺麗な人が多い印象。

ちなみに黒人タイプのモンゴル人が存在するのは、遊牧生活で自由に遠くまで行けた時代があったことや、農耕生活の東アジア人よりも遊牧生活でずっと日にあたっていたから?など、考えられるかもしれない。

やはりそういう意見はモンゴル人からもあった。

https://www.quora.com/Why-do-Mongolians-have-fairer-skin-than-Southern-Chinese

長らく遊牧生活をしているモンゴル人は地黒が多く、肉体も骨レベルでがっしりしているのもうなづける。

 

現代モンゴル人の形成

私の部屋にあったチンギス・カンの写真。→①朝青龍タイプでいいのではないか?全部をどれかの系統にあてはめるには無理もあるけど・・。

このように4ヶ月いろんなモンゴル人と接していて思ったのは、そもそもモンゴル人って古くからいた民族ではないということである。

モンゴル人という概念が形成されたのはまさにチンギス・ハーン(1206年)が誕生した時代である。

本当に最近のことなのだ。私は勝手にモンゴルって歴史が古く、モンゴル人=アジアの薄い顔立ちの元祖みたいに思っていたが。

さて、私が思っていることをまさに解説していた動画をフランス圏(意外にモンゴル系の情報ってフランス語研に多い。ドキュメンタリー系は特に)に発見した。

※モンゴルにいるとき、モンゴルのドキュメンタリーはほとんどフランス語で見ていたくらい。(^^;;

オレンジ=Turciques(トルコ系=チュルク系=キルギス人の事)=ここはバイカル湖の西側であり、もともとセニセイ・キルギス人(現在のキルギス人の祖先)が住んでいたとされている場所。

黄色=Tongouses(ツングース系)=いわゆる韓国人の芸能人に採用されやすい顔立ち。今もシベリアに住む系統の顔立ち。

この二つに、南部からの漢民族も多少混ざったのが現在のモンゴル人?というのが今のモンゴル人を簡単に表した感じになるのではないだろうか?

無論、中国北部はモンゴル系に支配されている時代も長く、モンゴル系の顔立ちの人たちが非常に多い。。

もう一度繰り返すが、ここでは東アジア人でもなく、北東アジア人(中国北部、朝鮮、日本)でもなく、北アジア人のことを話している。

北方系アジア人の特徴

・チュルク(言語系統的な意味だけど、ここでは現在のキルギス人やカザフ人でモンゴル人に近いと言われている顔立ちの人たち)
・モンゴル(モンゴル人の京都と言われているハラホリンがあるエリアにいた人たち?、一部北方中国人)
・ツングース=一部北方中国人、一部韓国人

という感じになるのでは?

なんだかややこしいけど、エニセイ・キルギス人についてはいずれ書こうと思う。

 

最後に

現代モンゴル人は人口は少ないが、その少ない人口の中におよそ3つの北アジア人がミックスする形で存在していることが、今回のモンゴル4ヶ月調査で自分なりにわかったことだった。

また日本と違いモンゴルでは遊牧民がそれぞれ独自の集団で生活していていたことから、それぞれの系統の顔立ちが孤立して住むような感じ?で、似たり寄ったりの顔もいれば、全く違ったようにみえる人たちも多いということ。

それが発見だった。いずれにしても顔はみな頬骨は高く顔は欧米人っぽさからかけ離れているという意味で平べったい(あの寒さだとそういう顔になるのだね)。

全てをどれかのカテゴリに当てはめるなんて無理がある話だけど、これを機にモンゴルに興味を持っていただけたらと思う。

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