2回目のグルガオン(2024年1月19日、20日)。
日本人も多いこの地に私がやってきた理由は、シッキムという寒い辺境の地から少しでも都会?に出たくてとりあえず選択肢を増やすためにデリーの空港近くに宿泊していれば自ずと自分が行きたい国も閃くのではないか?という発想からだった。
はぁ!?そう。私は次に行く候補は5個くらいあったのだけれどもどこに行くのかまだ直前まで決められていなかったのだ。
①グルガオンに再びやってきた理由と、泊まったホテル
とりあえずバッグドグラ国際空港→デリー空港という感じで、グルガオン(デリー空港の南にある地区)のホテルに1泊することに。
理由は、味噌とわかめの買い溜めである。
また上にも書いたがまだどの国に行くのか決められていなく、それも考えようということで体だけこっちに移動してきたという感じだ。
とにかくホテルは安かったのでかなりボロボロだったが布団が汚れていないことと、お湯がちゃんと出るという二つをクリアしているので文句はなかった。
ホテルの従業員の態度は非常にというか良かった。
インドはやはりイギリス式を残しているためか、いい。とも思ったが、電気ケトルもないのでそれを持ってこい。とわざわざロビーに行くのも面倒だったり、現金支払いする時にレシートをよこせぃ!と言ったら、普通払った後に渡さないよと意味のわからないことを言われたのですぐに発行してもらったり、無駄なことが多い。
夜到着したので食べるものがなく、とりあえずお手軽なピザを若い従業員に注文させた(なんで命令口調なの?笑)。
その若い従業員がまたイケメン(私がいつも言っているイケメンではなく、インド版のイケメン?)で、やはりホテルに勤めている若い男性は外見を売りにしているなといつも思うところである。
しかも上司が見ていないところだと優しい感じがしたので、また胸がキュン!?笑=40代になって誰にも相手にされなくなってきたらインドに男探しに行くかも!?(いや、そっちでも相手にされないって!?)
いずれにしてもやはり素敵な人を見ると、ヒンディー語の勉強のモチベーションになりますわね。
さて、このピザ1000円くらいしたかな。
インドって意外にピザは高い。こういう部分は一人当たりのGDPがいくらだから、いくらくらい。というのが推測しづらい。
②グルガオンの日本食材スーパー
今回Google検索で色んな人のブログを見たが、皆同じお店を紹介していた。
英語のサイトで紹介していたお店も行ってみたが、結局は日本人が多く紹介しているお店に良いと思うお味噌があった。
Yamato-ya Intl. Convenience Store(यमातो-या इंट॰ कन्वीनियंस स्टोर)
ちょっとグルガオン中心部からも遠いのだけど、味噌とわかめがあったことが救いだった。というのも他の韓国系のお店には私が求めている味噌とワカメがあまりなかったからだ。
Ichiba Food Store(इचिबा फूड स्टोर)
口コミも高く、韓国食材や日本食材が売っている。品揃えが多く見えるのだけど、私が欲している味噌やワカメは良いものがなかったので何も買わなかった。
けど、モヤシや豆腐などがあり、この辺に住む時は絶対重宝するスーパーだと確信。。
もうそろそろ空港に行くお時間という感じだったので、ホテルに一旦戻り、スーツケースをこのリキシャ?に積み、前回も行ったことのあるKim's mart へ。
タクシーで行くとかなり金額が変わるので、リキシャが最近Uberで手配できるようになったのはありがたい。。
Kim's Mart は、ショッピングモール内にあるので、入り口の警備員にスーツケース(爆弾入ってると思われてたかもしれないw)を預けて、ワカメとか味噌を購入して、そのまま違うタクシーを手配してデリー空港という感じだった。
お店の店員がカゴを持ってくれたり、ものすごくおもてなしが徹底している。多分、現地の韓国人に合わせた接客を徹底しているのかもしれない。
③2回目のデリーは長期滞在に向いていたか?
デリーというのは私がよく行く国のちょうど真ん中にある位置で非常に便利だ。
なのでここを拠点にしたいといつも思っているのだけど、前回は拠点にできないという判断に至った。
インドのグルガオン(グルグラム)で1週間アパート生活。ノマド生活は可能か?
でも今回はどうか?
食材や移動、アパートに関しては問題ないが、冬は寒すぎる(暖房がない施設が多いこと)し、夏はバカ暑い。
なのでやはりグルガオンは国際空港もありバンガロールよりもインフラが整っているし、色んな意味でインドの最先端ではあるが、私はまだ拠点にはできないと思った。
あと5年くらい待たなければ?かな。。
・大気汚染
・穏やかではない気候
・騙し(デリー周辺の人は多い)=人がやだ。。
明らかに私が住めるレベルには達していない。
とはいっても今後のノマド生活も空港を避けて通れないのだからグルガオンには何度も来るつもりだし、もっと周辺の都市にも行ってみようと思う。
④デリー空港周辺のホテルはトリッキーなので要注意!
これはインドによく行く生徒さんとも話題になったのだけど、booking.comでインド周辺のホテルを検索するとこんな感じになる。
これって空港の敷地内、つまりターミナル内にホテルがあるというふうにみえてしまうのだけど、実はこのホテルは全部、東側の黄色い国道?を超えた、Mahipalpur Village(マヒポルプール・ビレッジ)というエリアにあるホテルで、これはどうしてbooking.com側も修正しないのか?と不思議に思うレベル。
私はマヒポルプール・ビレッジ周辺に前回の滞在で1泊したことはあるけど、別に何も怖いとか全然感じなかったけど、現地のインド人や外国人はこのエリアをgoogleマップの口コミで結構ネガティブに書いている。
また価格や安いが低評価ホテルが多く、無料送迎などとbooking.comに書いてあるのに、送迎には別料金がかかるなどと予約後に案内されたりしたので、無料キャンセルをbooking.comにわざわざ依頼したくらいだった。
このトリッキーなシステムはなんとかして欲しいと思う。
これらのホテルはbooking.com では高評価だが、googleマップでは正反対に低評価になっている場合があり、どっちが正しいんだ?となる。
⑤デリー空港(インディラ・ガンディー国際空港)での迷いと、ジョージアまでの安さ
東京やソウルに戻ろうと思えば、ベトナム経由だけど3万円くらいで戻れてしまう。
カザフのアルマトイに行こうと思えば、スリランカのコロンボと同じくらいの3時間ちょっとで、料金は2万円くらい。
アゼルバイジャン経由でモスクワへは3万円。。
カイロも湾岸諸国経由で3万円。
トビリシ🇬🇪は直行便で3万円。
ハノイまでも2万円以下。。
私はもうどこに行ったらいいのかわからないよぉ😭
という感じで、ここ最近ずっと航空券の検索しかしていないレベル。という書き込みをスマホの中に残していた私。
そう。デリーに立ち寄ったのはいいが、どこに行く!のか直前まで決められなかった私。
誰かが決めてくれるわけでもなく、全て自分で決めなければならないというのは時に辛いこともある。。→その分、何十時間も調査することによって知識は得られるのだけどね^^;
インドってまさに、私のノマド生活圏のちょうどど真ん中。
以下、頭の中で考えていた事。
🇻🇳ベトナム3ヶ月ビザ=一番楽なパターン。=行く行かないかは別にして1週間ほど前にビザ申請済。
🇰🇿中央アジア=カザフ1ヶ月、キルギス2ヶ月、カザフ1ヶ月とかめんどいがロシア語が使えるし、友達も多い。とはいえまだ寒いし、行きまくってるので控えたい。。
🇬🇪トビリシ=バトゥミのタワマンが5万円(冬なので安い)が、バスタブがないので、果たして行く必要があるのか?となる。=バスタブがあると一気に変わるが。。投資用のマンションも多く、壁が薄い。量は多いが質が心配。
🇪🇬カイロや周辺の都市=暖かいし、アラビア語話せるのはいいが、生活圏として目をつけているところではないので少し微妙。
🇯🇵日本戻る=寒いので今年は冬の日本は体験したくない。。それならロシア語圏の暖かいアパートの方がいい。
と、どこでも行けちゃう状態。
私は当初、エチハド航空に乗ってカイロに行きたいと思ったがそれはチェンナイからではないと3万円では行けないこと。
クウェート航空やエチオピア航空でデリーからカイロまでのトランジットありのフライトもあったが、あまり乗りたくはなかったこと。
ジョージアは4年ぶりに行きたいなとふと思ったことなどを考慮して、3万円でindigoの直行便でトビリシに行くことに。
indigo は墜落したとか聞いたこともないし、私は結構乗っている航空会社なのと、3万円でたった5時間程度で行くという手軽さ?また、5時間といえばデリーから香港くらいの距離であり、同じ国をちょっとバスで移動したくらいの感覚と思っていけばいいじゃんという感覚での決定だった。
⑥空港とラウンジ。そして東アジア系インド人の謎
いやん。なんか本当に大きなラウンジだった。また、プライオリティパスを持ち続けている理由は各国の空港の食事を楽しめるところである。
バイキング形式なのでこんなふうに盛り付け。
私はインドに累計1ヶ月くらいはいたことになるけど、あまり外食はしないので、こういう空港のラウンジでインドで食べられているものの良いバージョンが食べれるのはありがたい。
特に、この豆腐みたいなやつ。パニールだと思うのだけど美味しすぎてずっと食べていた。
コーヒーも美味しくて二杯くらいまとめて。。
しかもそれをついでくれた若い男性が、チベット系のイケメンだった。
私は今回のインドで一つ気づいたことがある。
それはシッキム方面からデリーに来て感じたことなのだけど、デリーの空港には東アジア系、つまりインド北東部出身と思われるインド人の従業員が多いということ。
この時乗ったindigoのフライトアテンダントは全て北東部出身の女性だったので日本人女性と外見は全く変わらないレベルだった。
そしてこのラウンジでコーヒーを注いでいた若い男性も日本でスポーツ選手か何かにいそうな顔立ちの人で、彼らから見たインドってまた違うんだろうなって想像したりした。
一応彼らもインド国籍であり、私もここに来る前にいたシッキムで日本人と顔立ちの変わらぬ人たちをずっとみてきたので、インドってこういう意味で世界中の顔があるな〜なんて思ったりして、かなりの発見だった。
インドでは横から見た時こういう顔の人っていないのだけど、日本人やチベット人はこれと全く同じ。
そのラウンジの人もまさにこれに近い系統だった。
デリーの空港にはこんなものがあるくらいだし、インド人からして東アジア系の人たちはそれほど遠い人には見えないのかもしれない。なんて思ったりもした。
で、なんでデリーの空港にはそういった北東アジア人の従業員が多いのか?
おそらく北東アジア人は真面目に働くとか、英語力が高いとか、インドの空港自体、アーリヤ系だけでなく経済力の高い東アジア系に近い人種を前面に出すことによって国の多様さを見せつけているのかな?とさえも思った。