モンゴルに行こうとする日本人は非常に少ない。でも、今後は少し変わってくるかも?というのがこの記事を読めば少しわかるかも。
まずモンゴルに行く人が少ない理由は航空券代は高い上、観光する場所ウランバートルくらいしかなく(それ以外の選択肢だと異常に遠くなるため)、そんなウランバートルですら札幌と同じくらいの人口しかいないからである。
なのでよほどモンゴルに行く目的のある人しか行かなく、多くの人は近場だと韓国や台湾、足を少し伸ばしてもバンコクに行くのが普通だろう。
けれどもある程度色んな国に行ってしまった、また長期滞在目的や海外転々としている私のようなものにとってはモンゴルというのは色々な面で長居したい場所の一つとなっている。
とはいっても以下で書いたようにモンゴルに滞在できるのは1ヶ月のみ。
「モンゴルで、日本人はビザなし1ヶ月のみ。韓国とアメリカは3ヶ月の謎」
ベトナムでさえ2023年から3ヶ月ビザをオンラインで受け付けているというのに、なぜ実際は外貨に頼りたいモンゴルはもっと外の国にオープンにしないのか。
それにはロシアと中国にもそういうビザを出さなければならないというプレッシャーがあるのか?
ほとんどの旅行者にとっては短期間の旅行となるため関係ない話かもしれないが、私のように数ヶ月単位でそこに留まりたいものにとってはやはり高い航空券代(日本からモンゴルは韓国経由で安くて片道5万円くらい=中国やアブダビ経由でエジプトへ行く片道料金と近い。。)でたった1ヶ月(1ヶ月だけ延長できる)というのは大変。
しかも1,2ヶ月の場合、アパートを借りるときは4ヶ月とか半年、1年で借りるのとは料金も全然違うのよ・・。
前回は中国へのビザランを2回しつつ4ヶ月滞在したが、もうあんなのうんざり。
ということで、学校に行けばいいのでは!?ということはずっと昔から考えていたが、なかなかモンゴル語を学ぶ人たちが世界中にいるとは考えづらく、意外と現地の人に電話などしてもらうなどしないと探せないのが現状。
とはいっても一応、この記事でいくつかの学校と料金やビザ関連のことを調べてみた。
※実際私はいくつかの学校にメールをしたが返信はなし。
①モンゴル国立大学
Those who have no knowledge or elementary level of Mongolian language can attend the one year or one semester intensive Mongolia language programs.
↓
モンゴル語の知識や初級レベルがない人でも、1年間または1学期の集中モンゴル語プログラムに参加することができます。
https://www.num.edu.mn/en/content/index/6581 →このページはもう開けないが、ここに書いてあったのが上の情報である。
これはいわゆるロシア語圏で大学に入るときのような準備コースであり、この語学コースだけを受けて入学はしなくても全然大丈夫というやつだと思う。
調べてみると2024年時点では、9187500トゥグルグ(40万円程度)。つまり、12ヶ月で割ると考えた場合、月々3.3万円の計算。
半年だけ通うという場合は、20万円。月々の計算はもちろん変わらない。
一応この記事も消えてしまう可能性もあるので、スクショを撮っておこう(2024年3月現在)。
https://registration.num.edu.mn/Home/TuitionAndfees
上記に書いた学費は以下。=これって4年前くらいの日本人のブログを見るともっと現在よりも10万円も安かったので、いかにコロナ後に学費がグっとあがったかがわかる。
このブログはモンゴルに関する情報が結構あるのでおすすめかも。→ https://shomonz.info/realestate/1015/
以下はドミトリー料金。
一人部屋であっても安い。
1ヶ月、356500トゥグルグ(15,891円程度)。キッチンはシェアなので狭い部屋を考えると妥当な金額と言える。私のように普通にアパートを借りると6-10万円(家具付き光熱費込み)は普通にかかるので。
問い合わせ先は以下。
とりあえず、studentaffairs@num.edu.mn
の問い合わせてみることをお勧めするが、こういうのってメールはスルーされることが多く、電話すると話が簡単に進むということはよくあるので私のようにメールが返ってこない可能性は十分あることを留意しておいたほうがいいかもしれない。
応募時期。はここで発表される。この時期にモンゴル語予習コースを申し込むことになる。なんと現在?510人?もの外国人学生がいるとは。。
https://registration.num.edu.mn/
ちなみに入学時期は9月。
2024年3月現在、まだ2023年の情報しかなかったので6月くらいになると上記のページも更新されていると思う。
②ノミン ゲル(語学学校)
いくつか検索した中で、Nomiin Ger school もよく遭遇したのでメールを送ったが返事なし。
facebook の更新はあるので運営はしてるのね!?(笑)。
この学校は、YouTubeチャンネルで私も学ばせてもらっている人が経営?しているよう。
YouTube チャンネル↓
https://www.youtube.com/@mongollanguage
↓
https://www.facebook.com/mongolianlanguageschool/
モンゴル語の学校の中でも積極的に活動している印象が伺える。
③NOM-EKHE(日本語版もある学校)
NOM-EKHEという学校では、9月スタート(4月から始まるものある)で6月終了のコースのモンゴル語学校を設けている。ホームページの言語切り替えも英語、日本語、モンゴル語の3言語なので中国人や韓国人というよりも日本人をターゲットにしている学校かもしれない。
ビザは学校からの招待状という形で出される模様。=学生ビザを発行する場合、権威のある大学などからではないとおりないらしい。
この学校はホームページの更新もされているのでアクティブな学校と思われる(ホームページだけあって営業していない学校も多いので・・)。
コースや料金は以下。
おそらくこのコース↑が多くの人が入りたいコースではないだろうか。
合計10ヶ月ノコースで、4ヶ月+6ヶ月という感じになっていて、1ドル150円で計算した場合、30万円くらいで割とお手頃価格とも言えそう。
以下はマンツーマン。
私はお友達も作りたいのでマンツーマンはいいやという感じだが、中級のグループコースも以下に書いてあるので載せておこう。
こんな感じで積極的にホームページも詳しく書かれているので、おそらく①よりお手頃で割と良いかもしれない。
連絡先
nom-ekhe@mongolian.mn
電話/ファックス: +976-11-329793 / 99166300
2ヶ月コースというのもある。
https://mongolian.mn/%d1%81%d1%83%d1%80%d0%b3%d1%83%d1%83%d0%bb%d1%8c?lang=en
授業料は1ヶ月で250ドル。(7月、8月から開始)=おそらくこれに参加することによって学校側からの3ヶ月の招待者になってもらえる可能性が高いと思う。
以下にも色々情報あり。
④Mongolia international university(モンゴル国際大学)
ナラントール市場の近くにあるモンゴル国際大学(Mongolia international university)。位置的には中心部からは少し外れている。
この大学のある近くの交差点にはモンゴル東部行きのバスターミナルがあるので私はウランバートル東部の中心部みたいな位置付けだと思っている地区だ。。
https://miu.edu.mn/language-education-institute/
学校の情報を見るとモンゴル語ではなく英語教育となっている。つまりモンゴルはこうやって英語教育において外国人を集めようという流れに変わっているのかもしれない。
上記のURLをみると英語教育を全面に出しいている。その中にポツんとモンゴル語コースというのもある。
おそらくモンゴル語コースはそれほど人が入っていないのかなとも思ったり。
いずれにしても交換留学生などでモンゴル語を勉強している人は世界中に少なからず一定数いるはずなのでそういう人が多いのかもしれない。
以下、おまけ。
https://jotomongolia.com/jp/class/english/
ちなみにこちらの学校は以前モンゴル語コースもあったような気もしたが、やはり英語になっている。やはりモンゴルは格安英語教育で海外から外貨を稼ごうと思っているのかもしれない。
⑤モンゴル日本青年交流支援センター
この支援センターにはモンゴル語講座がある。ということで電話したが、ただいま日本語の先生がいない。のでレッスン自体をやっていないことを言われた。
需要がないのか!?
⑥WORLD CHANNEL KNOWLEDGE GATE
モンゴル人の友達にここに電話してもらったら、レッスンは9月から開始し、1年間でビザ料金も含めて10万円って言ってたけど、おそらく半年分の授業料が10万円ということだと思う。真相は不明。。ビザが取れれば1年はいれるということだそう。
https://worldchannel.mn/mongolian-visa/
最後に
モンゴルに長期滞在したい人はあまりいないと思うが、私が調べたものをそのまま書いた。
書いている中であらためて発見したのはモンゴルではモンゴル語コースというよりも英語教育のコースが増えているということ。
台湾なども英語を公用語にするみたいな動き?もあると言われているが、モンゴル語も中国とロシアに挟まれた小国であるがゆえ、今まで経済や地政学的な面でもこの二つの大国とうまくやりながら第三国となるアメリカ、韓国、日本などともうまくやっていくという外交をやってきたが、民主主義国家として英語教育に力を入れることで変わろうとしているのかもしれないというふうに感じた。