この記事ではちょうど1年前のフルガダとルクソールの出来事について書いていこうと思う。
2025年1月30日現在にこれを書いているが、私がフルガダとルクソールに行ったのは、2024年3月1日〜1週間ちょっとである。
ちょうど今年の1月、1年近くになるアラビア語の生徒さん(男性)がカイロ、ルクソール、フルガダに行ってきたので、ブログの下書きとして眠っていたこの記事を投稿まで持っていく決意。。書ける!って思っているうちに書いておかないと、いつまで経ってもブログの下書きになっている数百件の記事は投稿にまで持っていけない(笑)。
①当初の計画と決意。バトゥミ→フルガダ
フルガダに来るまで私は4年ぶりのバトゥミ(ジョージア)にいたのは以前の記事で書いた。
「4年ぶりのバトゥミ(ジョージア)。2つのタワマン生活の中身」
私がノマド生活している中でも特別とも言っていいくらい快適なバトゥミ。そこにもっといようとも思っていたが、やはり2021年2月のアンタルヤのように、花粉症がきてしまい、頭痛や鼻水、風邪のような症状、倦怠感に耐えられなく、エジプト(大きいスーツケース持って移動なので、億劫だった)に行く決意。
目標は1ヶ月だった。けどバトゥミにいる時点で、まずは1週間くらいいてみて心地よかったら1ヶ月くらい(ビザ最大まで)つまり、フルガダの後は、ルクソール、アスワン、まだ行けるならアレクサンドリアなど色々行こうと思ったが、結局1週間ちょっとの滞在に終わってしまった。
理由は、フルガダという場所に大変満足し、次回気軽にピョンと飛んで行ける地になったと確信したからというのと、面倒だったけど頑張って早起きしてホテルの人たちと一緒に行った王家の谷の壁画に満足してしまったこと。など色々あるが、3月はハムシン(砂嵐)がこれから来る時期だということや、日本も暖かくなってきてるのでエジプトにとどまる必要もないのでは?など色々な判断からである。
いずれにしても、とりあえずこの記事では1年前の出来事を記録しておく。
上記の写真のように、バトゥミからイスタンブール経由でフルガダへ。
②空港から市街地まで
「エジプトで騙される欧米人や日本人。10の対処法(トリセツ)」
こっちの記事は先に書いていたけど、旅行や視察の観点からは書いていなかったのよね。とりあえず、空港から配車アプリで呼び出ししても、すぐにキャンセルされ、空港から市街地にはぼったくりタクシーに乗るかしか方法がなかった。
30分くらい頑張って配車アプリで読んだけど、別途現金でいくらくれ!みたいなメッセージが来たり。面倒だから2倍くらい払ってもいいからとりあえずホテルに行くか。みたいな感じで配車アプリでマッチングを了承。
タクシーに乗ると、アラビア語のラジオが流れる。私がアラビア語をずっと勉強しているからなのか、なぜなのかはわからないが、インドよりも遠いエジプトなのに、エジプトはインドよりも日本に近い感じがある。これは頭がおかしくなった私だけが感じていることなのだろうか?
別の記事でも書いたけど、やはり頭の形なのかもしれない。いずれにしてもジョージアからエジプトに移動して、タクシーの中で感じた雰囲気は今でも忘れない。ジョージアとは違う心地よさがある。
①ホテルに二泊
1泊2160円のホテルに宿泊。観光客が多い地区の中心部にあり、快適な立地だった。2025年現在、3500円くらい。あの時、安すぎたのかな?(笑)。この時のフルガダはどこのホテルもものすごく安くて天国!?と思うくらいのワクワクがあった。
③海が見えるアパートに一泊
とりあえず海が綺麗に見えるアパートに1泊だけ。本当にバルコニーからの眺めだけを重視したので、お部屋は写真映えしているような部屋でもないので載せないでおく。笑
中庭は割といい感じだった。猫ちゃんなどもいて。
私はこういう街では海が見えるアパートから仕事をするのが好きなので、そういうイメージをフルガダに自分自身が持てるようにこういうアパートを1泊だけ借りてみた。そうすればまたここに戻ってきたくなると思うので。
やはりその街に訪れる時、どんなところに泊まるか?がまた帰ってきたい。って思えるものの要素になったりもするよね。
ネコたんかわいい。 pic.twitter.com/fByBR4RU4C
— MULTILINGIRL (@_multilingirl_) March 2, 2024
ちなみにXにも載せたが、ネコタンがめちゃくちゃ街中にいて可愛かった。。。
④理想の地区で、4日間エアビの部屋を確保
フルガダのちょっと北の地区にアパートを借りる。
エル・グウナじゃないよ?あそこはエアビのアパートもなぜかめちゃ高めで、完全に富裕層をターゲットとした地区なので私にはそんなお金は出せません。笑
私が借りたアパートは、Fiesta Beach Resort というアパートで、近くには、BESTWAY Supermarket Ahyaa というスーパーがあり、またここが、欧米人が好みそうな輸入品がめちゃくちゃあり、このスーパーのおかげでこの地区だけでも数ヶ月生きていけるのではないか?というくらい快適な地区だった。
お部屋のオーナーはベラルーシ人だった。お部屋には小さなバスタブがあり、オーナーも最初、光熱費を別途支払ってちょうだい。と言ってきたが、私も色々正直に話すと、いらない。ということになった。
オーナー側からすると、過去に好き勝手光熱費を使いまくった人がいてトラウマになっているのだという。私は、お風呂には毎日入りたいけど、大体1日1回お湯を張るくらいだよ。とか、正直に言ったらいらないってことになったのだ。
それはいいとして、フルガダの市街地はほとんどがプライベートビーチで300円〜500円くらい払わないとビーチに行けない。けど、ここにはプライベートビーチもあり、快適だった。けど、お金でお金を稼いでいるような人たちの匂いがプンプンした。笑
お部屋の色使いは私の好み。ピンクのベッドは寝心地が良く、オーナーのベラルーシ人女性もすごく柔らかい方で、その弟さん?みたいな人も英語が上手で、頭の良さそうな人だったので安心して滞在できた。
けど、エジプトのSIMカードは非常に高いので、かつ、そのアパートにいた4日間くらいレッスンがやりづらい環境だったので、次回の滞在ではそこは解決したいなとも思う。
多分、今まで行った都市の中で一番海が綺麗。 pic.twitter.com/5YhmadhC8o
— MULTILINGIRL (@_multilingirl_) March 7, 2024
このアパートの屋上からは綺麗な海が見えたのでXでも投稿した。
⑤ハムシン(砂嵐)について
フルガダでも風が強い日が続いた。もともとジョージアにいた時も、エジプトに来ることに戸惑っていた理由として、ハムシンの季節が近いこともあったが、今回の滞在で、砂が舞うような風は吹いていなかった。
なので、3月初めはまだ大丈夫と思ってもいいのかも。
⑥フルガダの自炊事情
前回のエジプト🇪🇬は旅行だったけど、今回は自炊調査で来ている。
⭕️米🌾
ジャポニカ米なので美味しい。インドで寿司用のジャポニカ米が売られていたがそれは割と高く、それと同じくらいの品質のジャポニカ米がエジプトでは普通に安い。… pic.twitter.com/ZOUXZkbwUl
— MULTILINGIRL♬ (@_multilingirl_) March 4, 2024
2020年1月に初めてカイロ(1週間)に滞在し、やばい。これはハマるかも。と思いすぐにコロナ禍になったのでジョージアに半年閉じ込められ、それからロシア語圏やモンゴルをメインにいた。今回のフルガダは私にとって、エジプトに快適に住むための視察でもあったので、その中でも一番重要な食材。これに関しては、それまでいたジョージアよりも断然良いと感じた。
Xにもその時投稿したが、まずジャポニカ米は、本当に日本の米のような大きさ、食感なので、非常に助かった。野菜もたくさん売っているので、かつエジプト生産のカレーの粉に、デリーで調達した味噌を入れて食べたらとても美味しく、またイタリアのパンなども売っていたので、これはジョージアよりも自炊事情は豊かだなと感じた。
これを知った(実際に体験するという意味で)だけでも、今回の滞在は短くてもいい、また時間長期でくればいいという気持ちになった。
⑦ルクソールは二泊三日
08:00-15:00って長い。7時間。
ぼーとして待っている時間が長かった。でも王家の谷まで行くにはぼったくりタクシーしかなく、ホテルが手配してくれた五ドルのミニバスで、8人くらいで行くことに。
古代エジプト関係はもうこれで十分。
とりあえずこれでゆっくりできる…😭 pic.twitter.com/UiS9xKzXdQ
— MULTILINGIRL (@_multilingirl_) March 9, 2024
レッスンがない週末を使ってルクソールに。私は当初、王家の谷で壁画を見るつもりはなかった。なぜならノマド生活してるのだし、また戻ろうと思ったらすぐに戻れるので、ルクソールのアパートがどんな住み心地なのか試そうと思っていたが、来てみるとあまり長期滞在するような場所ではないな?と実感し、王家の谷を見て、すぐにカイロに戻ることに。
アスワン(アブシンベル神殿方面)にも行こうと思ったが、ルクソールと同じようなものだろうという勝手な考えと、エジプトは何回も来るので、ニューカイロの快適なアパートでリラックししたいという感じでカイロに戻ることに。
カイロに戻るバスの中で、ずっとエアビで検索していたが、良さそうな部屋がなかなか決まらなく、出発4時間前くらいにtrip.comで、大阪行きを予約。。。
もう高速バスとか予約する感覚で、ポチって。そのまま高速バスでカイロに着いたらタクシーで空港に向かって、飛行機に乗る。。当初カイロに1週間くらいはアパート借りようと思ってたけど、ちょっと判断を変えるだけでその先の将来が変わるって、つまり旅っておもろいよね。
⑧カイロー大阪の5万円チケット
アブダビなう。
ラウンジで食べ過ぎてる。機内でもまた食事あるから頑張るか。。 pic.twitter.com/EAaflnVKVG
— MULTILINGIRL (@_multilingirl_) March 10, 2024
なんでこんなに安いの?と思いながら、カイロ→アブダビ→ソウル→大阪に乗った。まず、カイロのラウンジでバイキング形式の料理を食べまくる。これはプライオリティパスの記事でも書いたかも。
カイロのラウンジの料理はそこまで大したことはなかったのだけどアブダビのラウンジは違った。Xにも投稿したが、野菜の新鮮さや砂糖っけのない料理。あのマカロニと野菜の組み合わせが今でも忘れられない(素材をそのまま活かした料理って感じ)だった。
安っぽいというか、通常、甘さとか調味料で素材の悪さを誤魔化すお店が多い中、アブダビのラウンジは無料(プライオリティパスがなければ7000円以上はすると思うけど・・)なので、時間があるとこういう格安チケットをとっていろんなところを経由しながら、プライオリティパスでご飯食べるのもいいかも。。。
最後に
またエジプトに戻るというつもりで日本に帰り、その後の1ヶ月はアラビア語強化期間に入った。ちょうど私がフルガダにいた時、エジプトではエジプトポンドの価値が2/3になり、一気に物価が下がった。
こんな体験初めてで、5万円くらいをすぐにATMで下ろして(高くならないうちに)、今や私の手元にはエジプトポンドが大量にある。。
エジプト人はエジプトポンドを信用していないので外国人からユーロやドルの現金を欲しがっているのはそういうことだったのかと後でわかる。
ちなみに、フルガダでスラブ人女性に、ウーバーじゃなくて、InDrive()というアプリもいいよ。と言われた。。