私は、2011年に南京で日本語教師をしていましたが、それ以降中国に行くことはありませんでした。2011年といえば、6年前ですね。
そう、南京ではユーチューブがみれなかったんですよ。なので、ポッドキャストのCNNの映像で、東日本大震災(3・11)を知ったんです。2011年以前も私は中国に行っていました。2006年くらいだったかな。上海に3回も行った年ですね。
そう。私がはじめて中国に行きだしてから10年が経過している。10年って結構長い?短い?私が思うに、この10年あまり東京は変わっていないと思う。
また、それは韓国のブログにも書かれていました。
「15年ぶりに東京にきた韓国人が感じた、ソウルとの違い【韓国の反応】」
一方、今年2017年秋に中国を訪れたとき、私はかなり感動してしまった。感動というと、少々大袈裟な気もするのですが、
確実に、人々のマナーのスピードが劇的に変化しているのを私は感じてしまったのだ。
「北京、上海、ソウルよりも、香港・深セン・広州旅行をオススメする5つの理由」
①街の中心部が整備されている
郊外はやはり田舎なのですが、街の中心部がかなりきれいになっていて驚きました。たとえば、日本人にはあまり人気のない?または知られていない広州という都市。ここは、中国南部最大の都市で、韓国とGDPにおいて経済力は同じくらいにまでなっている広東省の中心都市です。
北京や上海とは大都市圏人口では引けを取らない。むしろ、香港なども合わせると、中国で一番人口が多いエリアです。
広州ー深セン―香港(関東のように全部近い)
その広州は中国人に言わせると、北京・上海より一つランクが下の都市なのだそうですが、私が広州の中心部を歩いていて感じたことは、なんといっても、街がキレイ。以前、中国と言えばゴミが散乱のイメージがあったのですが、おそらく掃除のおばさん?などがいて、すぐにゴミを片付けているのでしょうか?あまりゴミが目立ちませんでいた。
また、私はまさにこの写真のところを歩いたのですが、このように街のいたるところに緑を積極的に植えている。
私の泊まっていたシャングリラホテルの付近でも、夜中にもかかわらず、中国の地方からやってきた農民?たちが(女性も含め)、夜中に、街に花や木を植える仕事をしていたのにはびっくりした。
こりゃ、街がどんどんきれいになってくわなぁ。って思った瞬間だった。だって、人口が多いから、お金を払いさせすれば、どんどん緑は増えていくし、どんどん街のごみは消えていく。
大都市では、そういうクリーンという衛生!?に対してお金を結構使っているんだねと思いました。
②交通事情の改善。車のクラクションがほとんど聞けなかった
https://thecityfix.com/blog/guangzhous-brt-revolutionizing-perceptions-of-bus-travel-in-china/
日本も昔は中国みたいにクラクションがうるさかったですよね?
「日本も昔は、中国みたいだった?1966年にドイツ人カメラマンによって撮影された日本がスゴイ件【海外の反応】」
日本人はマナーが良い!と思っている人。日本人も昔は海外旅行で、マナーがないと欧米人から言われていたそうですし、つい最近まではごみをポイ捨て、ガムをそこら中に吐く人も多かったですよね。
けれど最近は何でもかんでも中国人のマナーにいちゃもんつける日本人も多くなってきました。
上のURLをみればわかりますが、日本人だって車のマナー、特にクラクションを無意味に何度も鳴らすという現在の中国人的な感覚があったのです。
そんな私は、10年前に上海を訪れたときは、上海もクラクションがうるさかったのですが、今回広州旅行をして気づいたのは、そのクラクションは全然聞かなくなった点だ。また、車のマナーが向上していた点だ。
たとえば、広州の川沿いの道路は信号がない。横断歩道はあるのに、あえて信号をつけていない道路が結構あった。
で私が渡ろうとすると、止ってくれたのだ。これは上海ではありえなかった。思うに現在の上海も広州のようになっていると思う。中国では、そういう悪いと思ったことをすぐに禁止にして罰金を払わせるからだろうか?事情はよくわかりませんが…。
③自転車のシェアが日本以上に普及している
もうこれにはビックリ。たまたま宿泊していたシャングリラホテルのフロントの男性に、真夜中、自転車を借りたいんだけどと聞いたら、彼が自分のスマホを取り出し、外にあったシェア自転車のカギを開けてくれた。(私は10ドル払いましたが)そうやって簡単に自転車に乗ることができるのが中国です。
日本だと、シェア自転車はあるのだけど、中国ほど使われていないのがポイント。
けれども日本と同様、スマホなどを持っていないと自転車のカギは空けられない。もしかしたら外国人観光客にもカギを開けられる方法があるのかもしれませんが…。
けど、こうやって自転車の数が半端ない。どこの地下鉄駅に行っても自転車がたくさん置いてある。
これをみて、中国は日本よりもシェア社会という面では、上を行っているのでは?と思ってしまった。
④現金よりカード。フランス人のように現金を持ち歩かない中国人が多い
香港空港を降りて香港市内に向かう時にエアポートバスに乗りました。けれども、みなカードで支払い…。で私はカードを持っていないので、お金を入れようと思ったら、お釣は出さないという書き込みがあった。
35香港ドル。×二人分。つまり、70香港ドル支払いたかったが、100香港ドルしか持っていなかったため、100香港ドルを支払ってしまったのだ。
私以外にも、お釣がなくて100香港ドルを支払っていた外国人は多かったけどね…。つまり、誰もがカードを持っている。カードはスマホなどで支払いしている人が多く、中国の広州東駅のチケット売り場でもスマホをかざして決済している人が多かった。
中国の人民元って汚い。日本のお金と違ってきれいじゃないんですよね。なので私がもし中国人だったらなるべく現金は使いたくないかも。なんて思ったりも。
ま、日本人は現金主義的なところがあるので、欧米で普及しているデビットカードも全然普及していませんしね…。けど、日本人が現金を出してレジとかで時間をかけている間に、中国ではカードで簡単に決済しているという・・。時間的なパフォーマンスを考えると、そういう場合においてはカードのほうが、まさに効率的な気もする。
私は現金主義的な感じなので、カードがイイとは言いませんが、中国に住むのならば中国ではカードを使おうと思います。
⑤人民元が3円も高くなっていた
10年前なら1元14円でした。で2017年現在香港ドルは1ドル14円です。なので、人民元も1元14円だろうと思っていたら、17円になっていました。香港から広州に行く電車よりも、広州から香港に戻る電車のほうが300円ほど高かったのです。これには衝撃を受けました。
もう中国は物価が安い国とは言えないかもしれない。
けど、元の価値が上がっただけで、中国にあるものの価格、つまり物価はそれほど上がったとは言えないかもしれない。(ものによる)
タクシーなどはやはり安かった。
広州だと、初乗り10元だったので、
初乗り170円ということだ。タクシー使いまくったけど、お金は減りませんでした( ´艸`)