以下、中国でで人気のある外国語
中国で人気のある外国語 TOP10。2017年と2023年で変化
日本語は何位?韓国で人気のある外国語 TOP10
多言語学習をしていると、色々なユーチューブ動画を多言語で見たりするためか、なぜかその中には韓国人が外国語で発信しているチャンネルなどがあったりする。
たとえば、コレ。
UN CORÉEN PARLE FRANÇAIS | KOREAN SPEAKS FRENCH
そのせいもあってか、私自身、韓国ではどの外国語が人気なのか?について前から調べたかったというのがある。
日本の場合、英語を特に勉強しなくても普通の暮らしができるが、韓国の場合は、英語ができたほうがかなり就職に役立つ。また、韓国は国が小さいので、外国語学習においては日本よりも熱が入っている。
現に韓国人の中には韓国を出てカナダで移住したい。オーストラリアに移住したい。と言い出す人も私は何人も見てきた。
で、私が韓国滞在中のときにも、ドイツ語、スペイン語、ロシア語などいろんな言語を学んでいる人を見てきた。
私は以前、日本人に人気な外国語を受験者数から推測してみたことがある。
「受験者数を比較。英語、フランス語、中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、アラビア語」
この数字によると、英語の次に人気な外国語はフランス語か中国語、そして次に韓国語という感じだった。
けれども、私は最近面白い本を読んだ。立ち読みだったのでタイトルこそ忘れてしまったものの、人は本音を隠す傾向にあり、たとえばアンケートをとったとしても、それが本当かどうかは、その時の気分によって決まる傾向があるということだ。
つまり何が言いたいかというと、これを韓国で考えれば、多くの韓国人が日本が大嫌いというアンケート調査が出ても、実際に多くの韓国人が日本語。というキーワ―ドで日本語の勉強をしようかどうか迷っていたりする。
そして、これが日本人にも当てはまり、日本語検索で英語の次にダントツに検索数が多いのが韓国語なのだ。
「なぜ日本人は中国語よりも韓国語のほうが好きなの?グーグルトレンドが示す数値が興味深すぎる件」
しかも、これは中国語よりもはるかに上回る数字と言うのが面白いところ。現在の日本人は、韓国に憑りつかれているかのように、韓国のことが気になってしかたないのだ。(フランス語やドイツ語よりもダントツで韓国語というキーワードが検索されている)
で、日本で一番人気がないのはやはりポルトガル語と、アラビア語だった。
つまり、検定試験の受験者数の場合は、学校などで団体で受ける人もいるし、就職のためにあまりやりたくないけれども語学を勉強する人は半分くらいはいると考えられるので、この数値が、好きな外国語に繋がるかは、一概には言えないと思うのである。
で、この記事では私がグーグルトレンドというツールを使って韓国における人気外国語の数値を調べてみた結果をランキングにして紹介したいと思う。
10位 イタリア語
09位 アラビア語
08位 タイ語
07位 ロシア語
06位 ベトナム語
05位 スペイン語
04位 フランス語
03位 ドイツ語
02位 中国語
おおむねこんな感じになる。
なぜ、このように若干段落を空けたのかと言うと、まず、日本語と中国には大きな差があったためである。
韓国でも日本と同様に、ビジネスのために中国語に手を付ける人はいるが、韓国でも中国人が嫌がられているように、韓国人は中国語にそれほど興味があるとは言えない。むしろビジネスやお金に繋がるツールとして中国語という言語を習得しようとしている傾向があると思う。
次に、ドイツ語、フランス語、スペイン語はだいたい同じくらいだったけれども、その中でも私的にはドイツ語がなぜ人気なのか?が気になった。
(こちらの動画は記事とは関係ありません。お暇つぶし程度に…。ドイツ人が人種問わず、KPOPに狂ってる動画ですw)
で、話は戻って、
日本の外国語受験者数をみても、私がグーグルトレンドでドイツ語とフランス語を比較してみても、日本では断トツでフランス語のほうが人気である。
これは以前も書いたことがある。
「「韓国語を学んでる日本人って頭おかしい人、多くね?」って韓国人に言われて思ったことと、日本人はフランス語が好きで、韓国人はドイツ語が好きな理由」
つまり、日本はフランスが大好きなのだと思う。実際に私の周りでフランス語を勉強している人たちは、ビジネスで使おうとか、そういう気持ちはなくほとんどが趣味で勉強している。
一方、韓国でフランス語よりドイツ語が人気なのは、韓国がドイツという国を色々な面で尊敬してる表れかもしれない。
日本人もドイツと日本は似ていると思ってるけれども、韓国も南北統一とドイツの東西統一を重ね合わせたり、またドイツのような経済を参考にしている点から考えても、韓国はドイツに憧れているのだと思う。またヨーロッパに進出するにはドイツであり、ドイツ語が必要と考える韓国人の学生も多いのかもしれない。
最後に私が気づいた点。
それは、韓国ではベトナム語がものすごく人気があるという点である。
韓国でベトナム語とロシア語の検索量は、ロシア語よりもベトナム語のほうが若干多いくらいだったけれども、ほぼ同等であった。一方、韓国ではタイ語はベトナム語ほど人気がない。
逆に日本では、ロシア語とタイ語が同じくらい検索されており、ベトナム語がもっと下位にきていた。
つまり、
日本人はタイに関心があり、韓国人はベトナムに関心があると言えるかもしれない。
今回の調査はかなり面白かった。今後も、調査をしていきたいと思う。
ベトナムにおける人気外国語TOP5。気になる日本語は何位?
近年、成長が著しいベトナム。そんなベトナムでは日本語が人気。という声も聞かれる。実際、去年あたりに、ベトナムでは一部、日本語が義務教育で教えられるといったニュースも目に入った。実際にフェイクニュースなのか?そうではないか?ということを検証するために、私自身も調べてみた本当だった。
さて、そんなベトナムでは植民地時代にフランス語が教えられていて、今でもベトナム人の高齢者の中にはフランス語を楽しそうに話す人までいる。しかも植民地から解放された今でさえ、ベトナムはフランコフォニー国際機関に加盟している。またベトナムの北部に位置する経済大国、中国の言語は需要もかなり高いように思える。
vietnamnews.vn/society/294577/vietnamese-student-numbers-second-highest-in-south-korea.html
そんな中で、ベトナムでは韓国人からの投資がずっとナンバーワンであったことはあまり知られていない。
そんなベトナムでは英語以外に何語が人気なのか?現地のベトナム人の声をもとに作成してみました。
7位 フランス語
フランス語がこれほど低いということ。は意外でした…。
やはり植民地時代にフランス語が入ってきて、現在のベトナム語の中にもたくさんのフランス語の借用語が入ってますが、経済優先で考えると、フランス語の学習はそれほどされていないようですね。
6位 ドイツ語
ドイツ語は日本でも中国でも人気言語でありますし、ヨーロッパの経済大国なので、この順位は頷けますね
5位 ロシア語
ロシア語っていうのはかなり意外と思われているかもしれませんね。面白いことに、タイヤベトナムってロシア人観光客が多いのだそうです。タイのパタヤにもロシア語の看板が目立つ。これはかなり驚きですよね。
日本をすっ飛ばしてロシア人はタイやベトナムに行ってしまうという…。(笑)
4位 韓国語
地理的な近さ、経済的な緊密性から言えば、妥当の順位ですね。
3位 中国語
実際には中国語のほうがもっと学ばれているのでは?とも思ったりするのですが、やはり日本のほうがベトナムの工場でベトナム人の従業員に払える賃金も高いので、一般のベトナム人は日系企業に就職したいがために日本語を優先させるのかも?と思ったり。
2位 日本語
日本人としてはうれしいですね。ベトナムと言えば、経済成長が著しく、しかも同じ東アジアの国でもある。(ベトナムは地理的には東南アジアだけれども、文化圏的に言えば東アジアと言われている)
日本語が話せるベトナム人が増えてくれれば、日本人がこれから観光に行く先としてベトナムがもっと今まで以上に人気になるかもしれませんね。
台湾じゃ物足りないっていう人はベトナムに行く・・。みたいな。っていっても、タイに行く日本人もかなり多いので
タイVSベトナム。。。みたいになったりして…。
1位 英語
英語は言うまでもないので割愛!
Reference Site
https://www.quora.com/Is-the-French-language-still-spoken-in-Vietnam
なぜか、韓国でロシア語学習者が急増中。その理由とは?
韓国に住んでいた時に知ったことなのですが、地政学的にみて韓国という場所が日本と全然違うことが分かりました。たとえば、北には兄弟国家の北朝鮮がいますし、また左には世界の大国である中国。また右にはこれまた世界的な大国の日本で、しかも彼らからすると、以前統治されていた国。
兄弟国家の背後にはロシアという経済大国ではないものの、核爆弾の数が多く、資源が豊富でいつも西側諸国に対抗している、つまり何をしでかすかわからない大国もある。
韓国では日本依存を減らそうとか、中国依存を減らそうとかいう論調が目立ったりもする。そして現実的ではないものの多くの国民が望んでいるのは、北朝鮮を韓国に併合して、7000万人の大国を作ること。
けれども、現在の韓国では北朝鮮との統合を望んでいる人はそれほど多くはない。というのも、現実的ではないからだ。
韓国では同じ朝鮮民族である中国北部に住んでいる朝鮮族を差別したりもしている。同じ民族なのにですよ?
でも、これって考えてみれば日本人がブラジルからきた日系人を同じ民族と思わないのと同じ。文化も違うし、人は誰でも上、下を決めたがる傾向があるかもしれない。
韓国ではとにかくこういった周りにある国々から逃げたいという心理が働き、自分たちはヨーロッパに近い民族だ。などと言ったりする人もいる。
たとえば教会が多いから、日本よりもヨーロッパの国に似ている。とか、アジア人の中で一番肌が白いから、白人国家のようなものだ。と大げさに言う人までいたりする。これを真剣な顔で話す人もいるから驚くほどです。
①ロシアと組もうと考える人が増えている
アメリカ、中国、日本に振り回されてきた韓国は、とりあえず違う国をみつけたい。私の大学友達で、マルチリンガルの韓国女子がいます。日本語も話せるので日本語や中国語でコミュニケーション取っていましたが、しばらく会わない間にロシア語を勉強していると言ってきました。
その当時の私にとってロシア語というのは、まだ重要な言語と言う風には認識していなかったので、はぁ、そうなんだ?くらいにしか思っていませんでした。
彼女いわく、これからはロシアの時代らしい。特に韓国にとっては外交の多極化を進めないと国がやっていけない。とのこと。
韓国とロシアの極東は近い。また、韓国企業は中国東北部では結構ネットワークを持っているのでシベリアの開発に韓国系企業が強いというメリットもある。
特に、中国東北部には朝鮮語が公用語の地区があり、そこに韓国系の企業が集まっているので、シベリアの開発には日本企業だけが有利だという見方が多いのですが、必ず韓国系の企業が絡んでくるはず。
②中央アジアには、数十万人の高麗人がいる。彼らはロシア語しか話せない
写真は、中央アジアの近代都市であるカザフスタンのアスタナ。
このエリアは日本人が設計したことでとても有名な場所。
日本では知られていませんが、中央アジアには第一次世界大戦あたりくらいから朝鮮半島から移住させられた高麗人と言う人たちがいます。よくウズベキスタンとかの映像をみていると、あれ?これって韓国人じゃないの?という人たちを見かけますが、あれはまさに朝鮮半島から連れてこられた人たちです。
彼らは韓国語は話せない人が多く、ロシア語を流ちょうに話します。そのため、韓国に留学に行ったりして、韓国人にロシア語を教えたりもする。
③モンゴルにも韓国人は進出している
韓国はとにかく同族の人たちが住んでいるところに行く傾向がある。たとえばモンゴル人なんかもDNA的に韓国人にそっくりなのは平均的な顔を見ても分かると思うのですが、とにかくモンゴル好きの韓国人は多い。
普段から日本や中国に締め付けられているストレスからか、韓国人は東南アジアに行って遊びまくる他に、同族が暮らすモンゴルや中国の東北部にある朝鮮族が集まるエリアで、自分たちのほうが偉いんだぞ?的な気分を味わっている感もある。
なぜここでモンゴルを出したかと言うと、モンゴル語を表記する文字がキリル文字だからだ。ロシア語で書かれているアルファベットはキリル文字で書かれているので、この点でも、ロシア語を学んでいて損はないという韓国人の心理が働く。
最後に
なんとなくでしか言えませんが、もしかしたらロシア人女子と韓国人男子のカップルも結構多いのでは?と思ったりもする。国際結婚が韓国でも増えてきているというのがその背景にあるかもしれない。
やはり、一番のポイントは韓国の経済がある程度発展してきたので、国民の感情としては日本や中国に依存せずにもうちょっと多角化したいなという心理からではないか?またエネルギー分野や、地政学的にみても韓国がロシアと手を組むことで、うまくいく!と思っている人たちがいるのかもしれない。
そんなロシアは北朝鮮ともうまくやりとりしているので、一筋縄ではいかないかもしれませんね・・。